こんにちは。2019年6月5日発売の週刊少年マガジンより、ダイヤのAactⅡ【第169話】を読みましたのでご紹介します。
第168話をまだご覧になっていない方はこちらからお願いします→ダイヤのA【168話】へ
前話では、西東京大会4回戦、青道高校VS八弥王子。青道は八弥打線をキャプテン川端が放った1安打のみに抑えました。
投げては降谷の好投が光り、打っては前園のHRが飛び出すなど終わってみれば7回コールドで青道の快勝となり、見事5回戦進出を決定づけました。
目次
ダイヤのAactⅡ【169話】最新話ネタバレあらすじ
試合後、次の対戦相手となるチームの視察も兼ねて観戦希望者のみが残りあとは帰ることになりました。
もちろん降谷はしっかり体を休めることになります。
帰り際、降谷は沢村に一言伝えていきました。
「繋いだから・・・・・。」それを沢村は二つ返事で返しました。
「ああ」今回の降谷のピッチングを目の当たりにした沢村に少しばかり気持ちの変化が現れ始めました。
―――俺がエースナンバーもらったからって降谷に勝ったわけでもあいつの分まで俺が投げれるわけでもない。
ノリ先輩だって、金田だっていつでも準備をしてくれているんだ・・・
てめぇ一人思い上がってんじゃねぇよ!!!!!沢村は自分のふがいなさに気付きました。
それと同時に平常心を取り戻したのです。
球場では、次の対戦相手となる法兼学園VS市大学院の試合が行われていました。市大学院の投手は低めを丁寧につく投球をしていますが、それを法兼の打者はみなアッパースイングで捉えてきます。
この打ち方は近年のメジャーリーグを席巻している打撃理論。低め中心の配球に対し、打球に角度をつけて打ち上げるというこの打ち方。
これはパワーに自信のある選手のみが有効とされています。しかし、法兼のバッターはみなこの打ち方を遂行していました。
これを見た小湊は、この打ち方のウィークポイントとなる高めの球の対応をよく見ておくことを沢村に告げます。
御幸はこのチームの打撃力を分析します。初球の難しい球にも手をだしたり粗さもかなり目立つから沢村のナンバーズは捉えられないだろうと。
そんなほめ言葉ともとれることを言われようとも、沢村の気持ちは冷静でした。
「でも、それは俺が俺の投球をできてこそ・・・。早くマウンドに立ってそれを証明したいです。」
その顔に一切のおごりと緊張はありませんでした。結局試合は法兼が11-3でコールド勝ち。次の対戦相手が決まりました。
次の試合まで丸2日空くことで、十分降谷も休むことが出来ます。状態によっては連投もあり得るかもしれません。
そんな監督たちの話を聞きながら、もう一つの注目試合に話が向きました。一日早く行われる薬師VS三高戦。
両チームともベストメンバーで挑むであろうこの試合で1年の情報収集を頼まれた渡辺。その試合を奥村も観戦したいと志願しました。
今の自分にできること、捕手として出来ることをしたい。そんな気持ちの表れでした。
沢村が自室に戻ると、携帯に着信がありました。
――――三高 天久さん・・・勝ったみてーだな
今日投げたか?
それは市大三高のエース天久からでした。
ダイヤのAactⅡ【169話】を読んだ感想
降谷の好投で見事勝利をおさめた青道高校、次の対戦相手を観戦していました。見る限り、八弥王子からまた1ランクも2ランクも下のチームのように見えます。
沢村が少し自分を取り戻してきたところなので、ちょうどいい相手ではないでしょうか。調整も兼ねて試合に臨めそうです。
青道の1年生もしっかり自覚を持って試合に挑んでいるので、こちらの成長も期待できそうです。もっと強い青道が今後見られそうで今からわくわくします。
ダイヤのAactⅡ【170話】を考察
次の試合間で2日空くので青道高校としてはいい休養になりそうです。また、試合前日に行われる薬師VS三高の試合が今後もっとも楽しみな試合の一つになりそうで期待がもてます。
最後に、沢村へ送られてきた天久からのメッセージが今後の沢村の投球にどのように影響するのかも注目しなければいけません。
三高が負けて、天久の気持ちを背負って投げていくのか、それともお互いの気持ちを知った上で投げ合うことになるのか。どっちにしろ楽しくなりそうです。