こんにちは。2019年11月21日発売の週刊ヤングジャンプより、銀河英雄伝説【160話】「要塞対要塞ⅩⅠ」を読みましたのでご紹介します。
159話では、ケンプが立案した時間差による各個撃破作戦はユリアンにより看破されました。
帝国軍の1/3以下の艦隊比をヤンは狭い回廊を駆使した戦略でこれを圧倒すると、メルカッツとの駐留艦隊との挟撃作戦で敵の壊滅に成功しました。
目次
銀河英雄伝説【160話】最新話ネタバレあらすじ
イゼルローン司令官ヤンの帰還と圧倒的な艦隊戦の勝利。
旗艦ヒューベリオンとの通信でメルカッツに礼を述べるヤンでしたが、本作戦の最大功労者ユリアンを逆に紹介され、やれやれと頭をかきます
そこに急報が入ります。
敵ガイエスブルク要塞が突進をしてきたのです。
追い詰められたケンプの窮余の一策ですが、要はイゼルローンが消滅すれば良いわけです。
何故気がつかなかったのだと、これでラインハルトに報告できると高揚した気分です。
あまりの攻撃に慌てる同盟軍ですがヤンは冷静でした。
むしろ気付くのが遅すぎたと、その対応も想定済みの様子です。
特攻してくるガイエスブルク要塞に開いた口がふさがらないキャゼルヌ司令官代理に主砲のトゥールハンマーの攻撃準備のお願いをするヤン。
一方、要塞を要塞にぶつけるという前代未聞の作戦に帝国軍も対応に追われています。
艦隊に残るミュラーはガイエスブルクに残る5万の兵士達の収容任務につきます。
副官は呆れますが、敵要塞を潰すという面では実に効率的な作戦だとミュラーの見立ては違いますした。
これを思いつく人物は、子どもか、はたまた天才なのか?
迫り来るガイエスブルグ要塞に対するヤンの作戦は、装備された推進器のうち一つを攻撃するものでした。
撃て!撃て!撃て!
集中砲火を浴びて破壊される推進器。
するとガイエスブルク要塞はバランスを失いコマのように回転します。
これを好機とみたヤンはトゥールハンマーの発射命令を出します!
敵主砲の直撃を受けるガイエスブルク要塞。司令官のケンプも爆破に巻き込まれてしまいます。
銀河英雄伝説【160話】の感想
いよいよクライマックスの要塞対決です。挟撃作戦成功の功労者がユリアンと知り、本来ならば戦闘に参加して欲しくない保護者の一面も見せたヤン。
ケンプがたどり着いた作戦は、やはりラインハルトとヤンが考えたものと同じ結論になりました。
恐らく要塞に要塞を衝突させるという発想がない相手であれば、この起死回生の作戦は成功したでしょう。
ケンプにとって不幸だったのは同じ発想とそれの対策を持つヤンが帰還していたことです。
銀河英雄伝説【161話】の考察予想
イゼルローン要塞からの主砲で負傷したケンプはこの戦いで命を落とします。
ラインハルト麾下の大将では初の戦死者となりますが、ここでミュラーの進言を聞いて帰還するヤンは少数艦隊だったので待ち伏せしていれば、捕獲も可能なはずでした。
ヤンが居ないと主張したミュラーが生き残り、逆に要塞に必ず居ると信じていたケンプが戦死とは、何となく皮肉のようなものを感じます。
そんな二人はわだかまりを残したまま、この戦いは終結してしまうのでしょうか?
まとめ
銀河英雄伝説【160話】「要塞対要塞ⅩⅠ」のネタバレと感想&161話の考察予想についてまとめました。