こんにちは。2019年8月19日発売の週刊少年ジャンプをいち早く入手しました。ハイキュー!!【第361話】「”頂の景色”・2」を読みましたのでご紹介します。
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360話では、烏野は鴎台との点差をいまだ縮めることが出来ずにいました。
日向と影山は普通では考えられない動きをしてくるとしっかりと理解している鴎台は、落ち着いて確実に烏野を止めに来ますが、烏野も諦めることなく次へとボールを繋ぎます。
目次
ハイキュー!!【361話】最新話ネタバレあらすじ
何とかボールを繋ぐ烏野ですが、相手コートに返すのがやっとです。チャンスボールを逃すはずもなく叩いてくる鴎台。
ここでようやく攻撃につなげることが出来るレシーブを揚げられました。
日向は紛れることを意識しつつも、ライト側を自由に使えることを利用し助走に入ります。
鴎台ブロックは視線の端の方で動く日向に動揺します。
情報が増えたことで処理しきれなくなったか、ブロックは日向の攻撃に間に合いませんでした。
これで星海のサーブを1本で切ることができた烏野。星海は日向のプレーを持て感じたことを話し始めます。
「俺でさえ “高さ”にはある程度の諦めを感じているのに・・・!」
と言う星海に、ジャンプ力は同じくらいではないかと感じる白馬。星海の言う高さとは、何m飛んだかではなくブロックより何㎝高いかと言うことです。
星海は悔しいような、うらやましいようなといった目で日向を見つめます。それは白鳥沢の監督鷲匠も同じです。
小さいからと高さで戦えなかった鷲匠は、日向も同じだと感じていました。しかし日向は小さくても高さで勝とうとしているのです。
影山がいないとだめだということを日向はしっかりと理解しています。
ただその上で高さで勝負しているのです。
鷲匠はずっと大きい体に憧れ、自分が戦えなかった小さな体の40年で日向を否定したいと思っていました。
しかし、日向のプレーはそんな鷲匠にさえも、バレーに輝いていた10年の青春時代を想い起させるのです。
高いところから全てを見渡すいちばん格好いいバレー。小さな日向にもそのプレーが出来るのです。
日向と自分を重ね合わせ期待に目を輝かせる鷲匠。日向のマイナス・テンポ+ドン・ジャンプの速攻が白馬と昼神のブロックの上を越えてボールをコートに叩きつけます。
満面の笑みの日向に、歯がゆい表情の星海。
鷲匠は無意識に手を握りしめ小さくガッツポーズをします。
ハイキュー!!【361話】の感想
今回は試合はほとんど進まず、小さな体でも戦うことが出来るということについて深く言及する回となりました。
ここで小さい選手代表として出てくるのが、日向、星海、鷲匠です。
40年のキャリアがあるからこそ、小さいことは高さで戦えないことだと思い込んでいた鷲匠が日向を見て戦えることに驚くだけでなく、自分と重ね合わせて日向に期待し、日向を応援してしまっている姿がとてもグッときました。
鷲匠も日向の様に諦めなければ、もっと戦うことが出来たのでしょうか。
ハイキュー!!【362話】を考察
日向の攻撃を見るたびに、日向をうらやましいと感じている星海。次回は自分も高さでえ勝負してやろうと、目いっぱいをするのではないでしょうか。
確実を狙う鴎台的には勝手な行動はご法度ですが、ミスしても死なないという考えを星海から教えてもらった昼神は怒ることはしないでしょう。
ついに、小さな巨人決定戦となって来るのではないでしょうか。日向も星海も相手におびえることはないので、ただ前を上を見て戦いさらに高く飛ぶと思います。