こんにちは。2019年6月8日発売のビッグコミックより、ましろ日【第54話/それぞれの思い】を読みましたのでご紹介します。
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53話では、みんなで幸せにならなければならないと言う事を、ひかりはまさみ先生の教えから理解した。そして山崎のライバル上杉に一緒に走らないかと提案した。
この前のマラソンで山崎に敗北した上杉にはまだわだかまりが残っている。すぐに、素直に提案を受け入れるとは思えないが、ライバルを含めマラソンで走ると言う事は、皆で幸せになることであり、そうならなければいけないのだ。
目次
ましろ日【54話】最新話ネタバレあらすじ
上杉に一緒に走ることを提案したが、上杉は逆に山崎はどのように考えているのかと聞いてきた。
山崎は一度会って話をしたいと言っている。上杉は山崎と会って話をする事を了承した。
そして、それとは別にひかりに話があると言う。
その話とはひかりの名前をいじったことだ。原爆が落ちた広島に住む人間が、ひかりなどという名前を付けないだろうと言ったのだ。
そんなことを言ったことをずっと上杉は申し訳なく思っていたのだ。上杉はひかりに対し、ゴメンナサイと深々と頭を下げた。
山崎と上杉が合って話をする場所に、山崎はもう待っていた。上杉はサキと一緒に来た。サキに席を外してほしいとお願いし、山崎はいきなり切り出した。
それはひかりの名前の事で、上杉がこの前直接ひかりに謝ったことを告げると、納得した。そして二人は強い握手をした。
これで山崎と上杉は一緒に東京パラリンピックを目指して走ることになる。さて、防府マラソンに優勝した山崎には、テレビ局が取材に来ている。山崎は自分のことよりもまず正太郎の母親探しを紹介した。
チーム正太郎のゼッケンに、正太郎の似顔絵を入れそれをテレビに映してもらう。そして練習風景には中居も入れチームの全員で走っているところを映してもらう。
撮影が終わり山崎は順平に相談事があると部屋に入れた。
山崎は東京パラリンピックを目指すがその伴走を順平に頼みたいと打ち明ける。順平には受験もあり、自信もない。
散々順平は断るが、山崎はしつこく頼み込む。中居もいる。順平と走りたい。さてどうなるか？
ましろ日【54話】を読んだ感想
テレビ局はブラインドマラソンがそれほどポピュラーでないこともあり、防府マラソンで優勝した山崎の取材にやってきた。
目の見えない人がどの様に練習して、どの様に走るのか。伴走者との掛け合いはどうなのか、危険はないのか等を視聴者に伝えたいのだ。
しかし山崎はまず正太郎の母親探しを紹介してテレビで公開してもらう事を望んだ。そして、夜になって山崎のアパートに、正太郎が息せき切ってやってきた。「テレビってすごいです！」正太郎の第一声はそれだった。もしかして・・・。
ましろ日【55話】を考察
東京パラリンピックを目指すと言う山崎は伴走者として順平と正太郎を希望した。正太郎はアメリカで最新の理論を勉強してきただろうが、順平にはその知識も実力もない。
しかも順平には受験勉強もしなければならないと言う制約もある。また、中井という伴走のプロも居り、しかも中居は東京を捨てて広島にやってきたのだ。
それは山崎と走り、山崎を東京パラリンピックに出すために、そこまでしたのだ。山崎のこだわりはなぜなのだろう?防府マラソンで実力を見た中居が良いのではないのか?
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