七つ屋志のぶの宝石匣66話ネタバレ!緋村の抱える苦悩とは? | 放課後マンガ

2022年3月25日発売の月刊Kiss5月号掲載の【七つ屋志のぶの宝石匣】についてネタバレまとめました。

【前回のあらすじ】

園山刑事を怪しく思い、調べを進める顕定。

そんな中で将一が園山と会っているのを目撃し、疑いの目を向ける顕定と志のぶでしたが、将一も園山のことを調べていたのでした。

七つ屋志のぶの宝石匣65話ネタバレはこちら

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目次

七つ屋志のぶの宝石匣66話ネタバレ

志のぶは鷹臣に園山刑事のことを報告しました。

顕定は組織の人間は巻き込まない方がいいので、将一には調査を頼まないと言っているらしく、鷹臣は自分も調べると話しました。

志のぶが姿の見当たらない虎徹のことを尋ねると、鷹臣はまた乃和のところに行っているのだと答えます。

最近2人でよく一緒に食事をしているらしく、今日は顕定も一緒だと言っていたのだとか。

それを聞いた志のぶは、驚きました。

その頃、顕定、乃和、虎徹、緋村の4人はジンギスカン屋でジンギスカンを食べていました。

緋村は行きつけの店で、乃和と顕定を会わせる会を開こうとしたのですが、乃和がまた虎徹を連れてきたようです。

そこで緋村は虎徹にトイレでこっそり、乃和が顕定を好きなことを伝えました。

虎徹は全く気付いていなかったようで驚いています。

緋村は少しさり気なくアシストをしてほしいと頼みますが、虎徹は顕定には婚約者の志のぶがいるのだと打ち明けました。

それを聞いた緋村は衝撃を受けます。

さらに乃和もそのことを知っていると聞いた緋村は、彼女が顕定にアプローチしていなかった理由を察しました。

そのため、自分にもチャンスはあるのではないかと感じる緋村。

そして緋村は虎徹に、自分の気のせいだったかもしれないので、アシストしてほしいと言ったことは忘れて良いと告げました。

次の日、デュガリーに緋村と乃和がやってきました。

最近63年ぶりに誕生石の種類が増えたらしく、デュガリーでも誕生石フェアをやることになったため、2人にそれぞれの誕生石を身につけて、SNSなどで紹介してもらうようです。

顕定は新しく加わった石も含めた誕生石表を彼らに見せます。

乃和の誕生石は7月のルビーですが、新しくスフェーンが加わり、緋村は12月でターコイズ、ラピスラズリに加えて、ジルコンとタンザナイトが加わったようです。

ということで、緋村はタンザナイトのイヤーカフを装着しました。

タンザナイトは1967年にタンザニアの鉱山で発見されたゾイサイトの一種です。

アメリカの宝石商ティファニーが、この美しい宝石を産出した国にちなんで「タンザナイト」と名付けて、キャンペーンを行い、一夜にしてタンザナイトは一流の宝石として人気を得ました。

すると緋村のマネージャーである亀田が、一夜で有名になるなんてまるで緋村のようだと言い出します。

芸能界入りたてのポッと出だったのに、大ヒットドラマに出てから、あっという間に売れっ子俳優になったという亀田。

すると店長は今や緋村を見ないクールはなく、若手No.1女優などと共演して話題独占ですごいと褒めます。

次は大ヒットマンガ「花巻いずるの晩ごはん」が映画化されるため、そのヒーロー役で緋村が抜擢されたとのこと。

霊感のある少年の食と恋の物語だと亀田が説明すると、思わず乃和と顕定が吹き出してしまいました。

緋村は一夜にして有名になったポッと出の俳優と言われ、まだまだ乃和に告白できるような男じゃなかったとショックを受けていました。

しかしそれよりもまず問題なのが、26歳の緋村が17歳の学生役をやることでした。

緋村は乃和も出演する尊敬する志村監督の新作の話を断って、この映画を引き受けた亀田に、かなり不満を持っていました。

亀田は志村監督の映画はすごい役者ばかりで、緋村が脇の5番手になるので、主役のこちらを引き受けたと主張しますが、緋村は話題ならどんなに自分に合ってない役でもやらされることに嫌気がさしていました。

飽きられて消費されて使い捨てられる「旬の俳優」という呼ばれ方も、とても嫌でした。

そんな中、緋村は虎徹、顕定、乃和と焼き鳥屋で飲むことに。

すると虎徹はスフェーンの指輪をつけている乃和に「誕生石ならルビーじゃないの?本名だし」と尋ねました。

それを聞いた緋村は、本名とは何なのかと乃和に問いかけます。

しかし乃和は「秘密」だと言って、教えてくれませんでした。

緋村は乃和が芸名以外何も公表していないことを思い出しますが、虎徹や顕定は乃和のプライベートを知っているにもかかわらず、自分には何も教えてくれないことに落ち込んでしまいました。

そして緋村は志村監督と仕事をしている乃和が羨ましいと思わず愚痴をこぼしました。

次の日も緋村はスタジオで映画の撮影を行いました。

もっと自分に合った仕事をするため、今の事務所はやめるんだと考えながら、全力を出し切ってアクションシーンに挑む緋村。

緋村の熱演にスタッフから歓声が上がりました。

そんな中、緋村はスタジオに乃和と志村監督がいることに気づき驚きます。

彼らも隣のスタジオで撮影していたらしく、乃和が緋村のために志村監督を連れてきたようです。

志村監督は先ほどの緋村のアクションシーンを見ていたらしく、とてもカッコよかったと絶賛します。

実は志村監督は以前緋村の作品を見て演技が上手いと思って目をつけていたようで、彼が緋村にオファーしたようです。

しかし霊感少年も笑いを振り切ってていい、この役は君しかいないと絶賛する志村監督に対し、亀田がお目が高いと横から割り込んできました。

次は断らないでという志村監督に、亀田はじゃあもっといい役くださいと要求するのでした。

その後、緋村は乃和と2人でスタジオのバーで飲みました。

次は志村監督とも仕事できそうでよかったという乃和。

緋村は夢のようだと涙を流します。

すると乃和は、すごい努力家だから自分でチャンスをつかんでいる、スタッフたちもいつも絶賛しているのだと彼を褒めます。

そんな彼女の言葉にほめ過ぎだと照れる緋村。

さらに乃和は、タンザナイトは知識や意識を高めるとか、複雑な問題を解決するという意味があるらしいと教えて、彼を励ましました。

そして乃和の提案で2人でデュガリーのジュエリーをつけて写真を撮影し、SNSに投稿しました。

乃和は「北上くん喜ぶね」と嬉しそうにつぶやきますが、緋村は彼女が誰を好きでも何者でもいい、もっと頑張って本当に「知識や意識を高める」ことができたら、きっと思いは届くと考えるのでした。

七つ屋志のぶの宝石匣66話感想

かなり奇抜な作品で不満を抱えながらも、必死に頑張る緋村が健気でした。

仕事も恋愛も彼の努力が報われてほしいですね。

次回の七つ屋志のぶの宝石匣67話が掲載されるKiss6月号は4月25日に発売されます。

七つ屋志のぶの宝石匣67話ネタバレはこちら

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