中東サウジアラビアで日本の人気アニメが一同に介するイベントが開かれ、大勢のアニメファンが集まりました。
サウジアラビアの首都リヤドでは「サウジアニメエキスポ2022」が27日から始まりました。
これは石油依存型の経済から脱却を目指すサウジアラビア政府が主導して開かれているもので、3年ぶり2回目の開催となります。
日本のアニメ好きといわれるムハンマド皇太子の肝煎り(きもいり)ということもあり、今回は会場を1.5倍に拡大、初日には約1万1000人のファンが駆け付けました。
会場には日本を代表するアニメ作品のブースが出展されたほか、来場者がキャラクターに扮する「コスプレゾーン」も設けられました。
宗教上の理由で服装に制限があるサウジアラビアの女性たちも、ここでは思い思いに好きなキャラクターになり切って楽しんでいる姿が見られました。
サウジアラビアでは近年、アニメ文化に対する理解が進み、作品上での肌の露出などに対しても許容度が上がっているということです。
サウジアラビア政府は今後、国を挙げての投資を行い、エンタメ産業の育成を計りたい考えです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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