こんにちは。ひらりです。
2021年2月25日発売のモーニングより、アンメット-ある脳外科医の日記-【8話】『失語症④』を読みました。
7話では、脳内の血管吻合手術を経て、失語症の症状にも改善が見られた小笠ミホコですが、元通りとはいきませんでした。
江本の態度も気になる中、小笠は自分が江本の負担になると感じ、自ら江本を遠ざける行動をとってしまいました。
それでは、この記事では、アンメット-ある脳外科医の日記-【8話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
アンメット-ある脳外科医の日記-【8話】最新話ネタバレあらすじ
小笠の失語症は日常生活に支障がないほどに改善し、退院しました。
母親と共にヘアサロンで働いている小笠ですが、電話に出た際は中々返事もできないまま相手が一方的に話すため、途中で母親が電話を変わりました。
小笠は大きなショックを受けます。
三瓶は言語のみのコミュニケーションは難しいが、人間関係で必要なのはむしろ非言語のコミュニケーションだと言います。
表情や声の抑揚等の方が、気持ちを理解する役割を多く持っているのです。
三瓶は江本にも時間をかけた会話をお願いしたいですが、小笠はこの時既に江本と別れていました。
小笠は元々の職場である撮影現場に見学に来ました。
同行と言いつつ実は赤嶺レナを見たいだけの病院長、星前も一緒です。
星前たちがいることに赤嶺がドキドキしていると小笠が声をかけてきて、赤嶺は安心しました。
小笠が来たことに気づいたスタッフたちが近づいて来て、小笠の回りは一気に賑やかになります。
江本は少し離れたところからその様子を悲しそうに見ています。
撮影中、江本は小笠の体調が良さそうなことに安心した後、勇気を持ってある話をしようとしますが、
小笠は涙目になり、応援しているからと言って去っていきました。
江本は赤嶺に追わないのかと聞かれると、小笠に別れを告げられたときにほっとしてしまったと打ち明けます。
江本は確実に小笠のことを重荷に感じたのです。
しかし、結婚しようと思った理由を考えた時、思い浮かんだのは楽しい日々の記憶です。
そして江本は小笠の家、美容室に行き小笠に指輪を差し出しました。2人は強く抱き合います。
障害を負ってしまった者にとって、身近な人の手助けは必要不可欠。
遅かれ早かれ負担を強いる。それでも一緒にいたいと思えるのであれば応援したいと三瓶は言います。
ここで、川内はどうして血管吻合が出来ると思ったのかと三瓶に聞きますが、三瓶は何となく答えました。
しかし同時刻、偶然三瓶の荷物の中から若き日の三瓶の写真を見つけてしまった星前は、隣に川内が写っていることを知り…。
アンメット-ある脳外科医の日記-【8話】感想
職場を見に来て皆に囲まれる小笠を見ている江本の表情から、とても悩んでいる様子が伝わってきました。
あの笑顔が好きなのだと改めて分かった瞬間です。
三瓶の口から言語のみのコミュニケーションよりも非言語のコミュニケーションが占める割合が多いと話された後に、江本が小笠の元を訪れて指輪を渡すシーンがありました。
そのシーンがあえてセリフなしで描かれたことに、大きな意味があると感じます。
人生における言葉の役割を考えるきっかけになったシリーズでした。
アンメット-ある脳外科医の日記-【9話】考察予想
シリーズ「失語症」が完結し、次回からは新シリーズが始まることになります。
ここで、三瓶と川内には過去つながりがあったことが分かりました。
川内は記憶障害になる前に勤めていた場所であれば院内のことが分かるという理由で丘陵セントラル病院に勤めています。
つまり記憶障害になる前のことであれば覚えているのです。
三瓶のことは覚えていなかったので、2人が出会ったの記憶障害になった後である可能性が高いですが、
そうであればどうして三瓶が川内の手術の技術を知っているのかが不明です。
まとめ
この記事では、アンメット-ある脳外科医の日記-【8話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
ここまでご覧くださりありがとうございます。ぜひ漫画をチェックしてみてくださいね。