こんにちは。ひらりです。
2021年6月17日発売のモーニングより、アンメット-ある脳外科医の日記-【22話】「転移性脳腫瘍②」を読みました。
21話では、
肺癌が脳にも転移している患者の家族が手術を望んだため、三瓶は緊急性の高い脳の手術を優先して行いました。
意識がクリアになれば呼吸苦に悩まされる、三瓶は肺癌の根治を目指すと先崎に約束させた上で手術しましたが、患者は手術をしたことに不満を感じていました。
それでは、この記事では、アンメット-ある脳外科医の日記-【22話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
アンメット-ある脳外科医の日記-22話最新話ネタバレあらすじ
救急受け入れに関する意見交換会が始まりました。
脳外科の緊急手術に迷惑を受けていると言う先崎に三瓶は、緊急手術は脳外科の常で仕方がない、後回しは出来ないから先崎が合わせてくれと答えます。
返事の内容は勿論のこと、三瓶の言い方に先崎は声を荒げます。
三瓶はここで脳卒中や頭部外傷は国内の死因上位を占めることを挙げ、人口が多いこの地域に立つ丘陵セントラル病院に脳外科は必須なのだと言いました。
先崎は脳外科の必要性ではなく計画性を求めているのだと言うと、いずれスタッフの不満が爆発すると警告しました。
結局この日も病院長は皆の声を踏まえて検討する、と言っただけで何も決まりませんでした。
医師が順に退室していく中、麻酔科の成増は先崎に噛みつく三瓶が嫌いではないと言ってから退室していきます。
緊急性の高い患者を優先することは議論の必要もないことだと言いながら三瓶が退室しようとした時、MSWの西原から脳腫瘍を摘出した池野が肺癌の免疫治療を拒否したとの報告が入りました。
意識がクリアになった池野本人が考えた結果です。
ベッドで眠る池野の頭には、経営する和菓子屋を息子の拓真が継ぐと言ってくれた時の記憶が蘇りました。会社で確実にキャリアを積んできた拓真が潰れかけの店を継ごうとすることに池野は反対しましたが、拓真は店を潰してはいけないと言いました。
その時涙を流していた池野は、今も呼吸を辛そうにしながら涙を流しています。
三瓶は先崎に、呼吸苦を取り除くと約束したはずだと言います。先崎は患者が望むのだから治療は出来ない、と言いますが池野が拒否しているのは高額の免疫治療のみ。三瓶は腫瘍切除の話をしています。
しかし先崎は切除しても免疫治療がなければ再発する、と手術を認めません。
三瓶は再発する先の話ではなく、今呼吸苦を取り除くことを優先して欲しいと言います。
先崎は脳外科の手術を先にしたから苦しむことになったと三瓶を責め始めました。そこには何でも緊急扱いする三瓶の非があるのだと言います。
苦しむためにしたわけではないと三瓶は反論しますが、病院長は先崎のせいではなく患者が決めたことだと三瓶の言葉を遮りました。
アンメット-ある脳外科医の日記-22話感想
三瓶の言い方も悪いですが、それにしても先崎はむかつきます。
他の手術にも予定はあり緊急手術が入ることで支障が出ることは確かです。
一概に先崎が悪いとは言えませんが、それでも三瓶に対する私怨が入っていることは間違いありません。
池野が治療を拒んだ背景には、お金を貯めて店を再興しようとしていた拓真の気持ちが関係しています。
自分がお金を使ってしまえば、店はさらに続けられなくなる、拓真の気持ちを無駄にしてしまうと考えているのでしょう。お互いの大切なものを想うがあまり、かみ合わなくなっています。
アンメット-ある脳外科医の日記-22話考察予想
三瓶がどれだけ言ったところで、患者が承諾しなければ治療は出来ません。
しかも担当医は先崎であるため、三瓶が勝手なことをするわけにもいかないのです。
麻酔科の成増がこれから三瓶に関わって来るのだと思いますが、今の状況で麻酔科に出来ることはありません。
池野を眠らせることも可哀想であるため、やはり患者を説得するしか・・・。
三瓶、星前、川内が3人でこっそり動き、池野を説得しようとするも、誰かにばれて怒られてしまうオチが待っていそうなので、ここはMSWの西原が動いてくれることを祈ります。
まとめ
この記事では、アンメット-ある脳外科医の日記-【22話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
ここまでご覧くださりありがとうございます。ぜひ漫画をチェックしてみてくださいね。