こんにちは。ひらりです。
2021年9月22日発売のモーニングより、アンメット-ある脳外科医の日記-【34話】「松果体腫瘍②」を読みました。
33話では、
大迫教授に会うために関東医大へ乗り込んだ三瓶ですが、大迫には会えず医局で待つこともだめだと言われてしまいました。
それならばと大迫が現在手術をしている手術室の前で待つことにしたところ、たまたまタクシーを相乗りした男性の息子が手術中ということで一緒に控室で待たせてもらえることに。三瓶はそこで患者の松果体腫瘍の話を聞きます。
それでは、この記事では、アンメット-ある脳外科医の日記-【34話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
アンメット-ある脳外科医の日記-【34話】最新話ネタバレあらすじ
子供の脳腫瘍の怖さを分かっていなかったと話す父親は、1度目の手術後子供に起きたことを辛そうに離し始めました。
考えれば当たり前のことですが、良性の腫瘍でも成長し脳を圧迫することもあります。加えて放射線治療を受けている息子には発達障害が出てきたのです。
その時手術中の大迫から家族に声がかかります。これから腫瘍の切除を開始するという報告でした。
前回以上に困難な手術、危険であれば前回同様取り切れずとも手術を止めるという大迫に両親は返事をします。三瓶は黙って見ています。
腫瘍の癒着はかなり酷く、モニター越しに見ている綾野は無理をしない方がいいと考えます。他の医師は勝負をかけて全摘出に出ると言いますが、大迫の理念は「責任ある良識的な治療を」であるため、危険を冒すようなことはしません。
自信と無謀は違うのです。
今回も全摘出は不可能、回を重ねて難しくなるのであれば1回目に全てを取っておけば良かったのかもしれないと後悔する家族に、三瓶は脳外科が優先すべきことの難しさを話します。
命を守るため、当時の家族の判断は間違っていなかったと思うという三瓶の言葉に、家族の心にゆとりが生まれます。
大迫の手術方針を三瓶に話す家族。それもごもっともだと言う三瓶ですが、現在手術を受けている翔太の将来を守るのであれば全摘出しかないと言いました。
ここでもう取れないとの連絡が入ります。返事をした家族ですが、三瓶はまだ取れる、全摘出を目指すべきだと言いました。
すぐに三瓶であると気がつく大迫は無謀だと言い、家族に三瓶の言う事を聞くなと伝えます。しかし妻は既に翔太の身に起きていることは後遺症と呼べるためもっと話を聞きたいと言いました。
三瓶はここで未熟な助手ではなく経験を踏んだ助手にするべきだと提案します。
一応三瓶の意見を聞き入れてくれた大迫ですが、三瓶はここで病院を追い出されてしまいます。
三瓶が帰りのタクシーに乗ろうとしている時、患者に出血が起き手術室が焦り始めます。
アンメット-ある脳外科医の日記-【34話】感想
三瓶が話していた医者になって20年という言葉の意味を考えた時、そろそろおごりが出てくるということを指しているのではないかと思いました。
20年の経験が向上心を失くさせ、保守的になってしまう、そうなれば本来救えるはずの患者の未来を奪うことになってしまうのです。
三瓶はこの作品が始まった時から患者の人生を何よりも大切にしている医者だと語られて来ました。三瓶は川内の人生を守ることが出来なかった大迫に大きな不信感を持っているのです。
アンメット-ある脳外科医の日記-【34話】考察予想
三瓶が病院を出た途端に患者から出血。最悪の事態と言われていて命に関わる状態です。もしこれで翔太の命が失われてしまえば大迫は三瓶に責任転嫁します。
家族がどのような行動をとるのかも気になります。翔太の人生を考えた時、妻は全摘出を望むような発言をしました。
そのため全ては自己責任、理解して手術の続行を希望したということになります。裁判に発展するのか、三瓶が危険な状態の翔太を救うことになるのか気になります。
まとめ
この記事では、アンメット-ある脳外科医の日記-【34話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
ここまでご覧くださりありがとうございます。ぜひ漫画をチェックしてみてくださいね。