こんにちは。ひらりです。
2021年10月28日発売のモーニングより、アンメット-ある脳外科医の日記-【38話】「スイスチーズモデル③」を読みました。
37話では、
医療ミスが起きれば医者は犯罪者扱いを受ける、医療事故調査制度が出来る前の医学界でそのことを強く思い知らわれてきた津端は、当時のミスを思い出し今でもオペ看をすることが出来ません。
当時の事故への対処法が見つけられていないのです。
それでは、この記事では、アンメット-ある脳外科医の日記-【38話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
アンメット-ある脳外科医の日記-38話ネタバレ最新あらすじ
朝5時25分。
誰よりも早く出勤した津端は、昨日飲み過ぎていた同僚を心配しながら必要な器具などのチェックをしていました。
そこに電話がかかってきます。外科病棟からの焦った電話では離床センサーが切れたままだったことに気がつかず患者がベッドから落ちていたと伝えられます。三瓶を求めているようで、津端は三瓶に連絡をするからすぐに当直医に連絡をするように伝え電話を切ります。
先崎の指示で応急処置がされていると三瓶が駆け付けました。すぐに患者の状態を確認する三瓶は、脳ヘルニアのサインが出ているため急性硬膜下血腫が疑われるとCTのオーダーを出しました。
CTが終わり次第緊急手術を行うため手術部に連絡が入れられます。
患者の名前と脳ヘルニアのため緊急手術だと伝えられた手術部は、超緊急と言われたのを「今日」緊急と聞き間違えました。この患者は元々右鼠径ヘルニアで手術の予定が入っています。
CTの結果急性硬膜下血腫であることが確認し、患者は急いで手術室に運ばれますが、手術室の鍵が開いていません。
連絡が入っているはずだと津端がもう1度確認をしようとするも手術部のスタッフは音楽を聴いており電話に出ません。
そうしている間にも患者は危険な状態になっていきます。
守衛も見つからないため、三瓶は力ずくで手術室に入るためのドアを開けようと体当たりを始めます。他に方法はないため、先崎、星前、川内、津端も加わり全員で体当たりを繰り返します。
ようやくドアが壊れ、すぐに手術を開始しますが急遽オペ看をすることになった津端の手は震えています。
アンメット-ある脳外科医の日記-38話感想
二重チェックをしないことが災いして事件が起きてしまいましたが、事件が起きてからも更に事件が重なっていきます。
そう考えると、誰よりも早く出勤し改めて器具のチェックなどをしている津端は素晴らしいですね。
15年前、自分が医療事故の渦中にいたことがトラウマになっている津端は、周りのせいで出来なくなっていたオペ看をすることになり不安でいっぱいであるはずです。
実際に手も震えていますが、これを乗り越えれば絶対に前に進めるはずなので頑張って欲しいです。
アンメット-ある脳外科医の日記-39話考察予想
まずは手術が上手くいくかどうかですが、発見までにどれくらい時間がかかっていたのかと、手術室の鍵が開いていなかったことで発症からかなりの時間が経過しました。
瞳孔にも変化が起き始めたためこのまま脳ヘルニアが完成してしまえば患者は障害が強く残るか死亡してしまいます。
かなりの高齢でもあるため、体力も持つか分かりません。
この丘陵セントラル病院で医療事故が起きてしまった場合、今回は医療過誤があることは間違いありません。
防ぐことが出来たはずの事故に、関わったスタッフたちは何を思うのでしょう。
まとめ
この記事では、アンメット-ある脳外科医の日記-【38話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
ここまでご覧くださりありがとうございます。ぜひ漫画をチェックしてみてくださいね。