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BEGIN【最終話】ネタバレあらすじ感想!戦後70年過ぎても日本は…?!

こんにちは。2020年1月10日発売のスペリオールより、BEGIN【最終話】「勝者」を読みましたのでご紹介します。

前話では、沖縄から中国軍が撤退して一安心の日本。 しかしその直後、首都直下型の地震が発生します。 崩壊する国会議事堂。 神津総理代行は自衛隊を災害救助法に基づき出動を命令します。

このタイミングでアメリカは、東京の地震は日本が秘匿していた核兵器によるもので放射能漏れが起きていると、わざとミスリードの発表をするのでした。

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BEGIN【最終話】ネタバレあらすじ

アメリカのやり方に反発する神津は、影の実力者である大元帥マッケンジー二世の顔面にパンチを浴びせました。

属国からの思わぬ一撃に、二世は日本にもう一度爆弾を落とすと怒ります。

北海道根室港にロシアの軍艦が。

沖縄宮古島には中国軍のパラシュート部隊。

長崎対馬には韓国軍兵士が上陸。

自衛隊は首都圏の災害救助に投入されており、3方面からの侵攻に対応できません。

放射線の誤報といいアメリカの意図するところを考える東条は「日本の分断」にあると結論づけます。

日本のアメリカ、ロシア、中国による3国支配は以前から二世の構想にありました。

新しい世界の構築。

中国のマンパワー。

ロシアの資源。アメリカの資本力。これでイスラム圏も含めた世界を支配出来ると自信満々です。

しかしながら、占領後70年間“愛想笑い”と“金”でしか共存出来なかった日本が、明確な“意思”を持つ“人間”がいることも実感します。

地震の災害救助を手伝う新海たちの姿を見ながら、神津もある決断をします。国連総会で演説する彼は、米ソ中の思惑に振り回される国連からの脱退を表明。

新たに“新国連”の創設を提唱します。

これで第二次世界大戦が終局を迎え、日本以外の国も含めて未来に進むことが出来ると、「BEGIN」という言葉を使い各国に訴えると、ドイツをはじめ賛同する国々が拍手で讃えます。

そして日本に各国からの支援の輪が広がります。

これではロシアや中国は撤退せざるを得ません。

世界が新しい一歩を踏み出した時、神津と新海は今まで背負ってきた罪を清算するため警視庁に向かっていきます。

そして20××年。

今度は“北”から核搭載型のミサイルが発射されるのでした。

BEGIN完ー。

BEGIN【最終話】感想

マッケンジー二世、というかアメリカに対して日本は、戦後70年過ぎても格下、属国扱いという認識が明らかになった最終回。

しかし多様性の時代なのか、大国の思惑に反して神津の提案した“新国連”構想に多くの同意が得られるという意外な結果になりました。

これで物語上では日本の孤立はなくなり、他の国々と一緒に未来へと歩む結論となりました。

最後のページで核ミサイルを発射した“北”とは一体?ロシア?中国?朝鮮?その解釈は読者に委ねられたようです。

まとめ

島村翔・池上遼一の両ベテランによる日本の在り方を問う作品が終了しました。基本的なコンセプトは、表の政治と裏の極道から世の中を変えていくという、前作「サンクチュアリ」と同じでしたが、前作は日本を、今回は世界、と目指す頂が違いました。

在日米軍基地、台頭する中国、これに沖縄初の総理大臣を目指す物語として、チャイナマフィアやカジノ利権などが絡み多岐に渡るテーマに取り組む姿勢は、さすがベテランという感じでした。

中国軍が沖縄から撤退して、さあこれからという所で、広げた慌てて風呂敷を畳んだ最終回の印象は拭えません。もう少し腰を据えて読んで見たい作品だけに、最後は打ち切りなのか残念でした。

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