こんにちは。2019年8月22日発売の週刊ヤングジャンプより、BUNGO【198話】「イニシアチブ」を読みましたのでご紹介します。
197話では、静央シニアVS富士ケ丘シニアは5回裏。 ランナー1塁においてバッターは河村。 しかし今までとは違う構えでボックスに立つます。
明らかなジャイロスライダー狙い。 ボールから先行した投球は3球目をファール。 瑛太に追い詰められながらも、河村は自分が成長する可能性を感じたかワクワクしています。
BUNGO【198話イニシアチブ】最新話ネタバレあらすじ
瑛太は「敵が狙っている球を投げるなど愚の骨頂」と河村に対してジャイロスライダーを投げるつもりはありません。
そして、河村に主導権は握らせないため、さらにもう一段投球レベルを上げるつもりです。
カーブにシュート。
そして落ちるフォークと河村を揺さぶります。
そしてフォーシーム!
初めて投げた球種、初めて外角高目に投げましたが、河村は辛うじてバットに当てバックネットにファール。
これで12球目とお互いの意地の張り合いです。
さすがに今のフォーシームは少し危なかったと河村は感じましたが、インプットしたからと問題無い次はなさそうです。
袴田がタイムを取ると、河村はこれで一番早いストレートを意識したと瑛太に語ります。
ジャイスラの特徴は「ストレートに偽装すること」で、ストレート狙いでバットスイングを開始した辺りで、程良くボールが変化。
空振りかゴロになる確率が高まりまるのです。
ストレートを意識させることが、ジャイスラの底力を最大化させるのです。
今まさに全ての準備が整い、次の1球で河村を打ち取ると決める静央バッテリー。
瑛太は河村を打ち取ったら、文吾と同じに認めてくれるかと袴田に質問します。
しかし袴田はとう認めていると答え、自分だけではなく皆も同じだと、瑛太に声をかけるナインたちの姿を見ます。
文吾とは確かにライバルですが、今は瑛太がチームのエースだと認めています。
そして胸にコブシを当て「頑張れ」と瑛太にエールを送ります。
瑛太は文吾の「頑張れ」ほど強く背中を押すものは無いと、勝負のジャイスラを東京します。
BUNGO【198話イニシアチブ】の感想
背番号1を貰いながらも、前回の試合でナイスピッチングをした文吾に引け目を感じたか、やや自信が無さげな瑛太です。
しかし袴田を始め、バックで懸命に声援を送る仲間はとうに瑛太の実力を認めていると泣かせるシーンです。
ジャイスラの効果を最大限に生かすための伏線を張り巡らせる瑛太と袴田は、プロ野球顔負けの雰囲気です。
とても中学生には思えない袴田の冷静な分析とその要求に見事なコントロールで投げ分けが出来る瑛太を見れば、誰でも認めることでしょう。
BUNGO【199話】を考察
あれだけ袴田の絶妙なリードに揺さぶられながらも12球まで粘る河村は10割打者だけあり、やはり強打者です。
それでもマンガ的には仲間からの力を貰った瑛太が河村をアウトに打ち取るー。というのが王道でしょうが、やはり河村に打たれてしまうイメージしか湧かないのは何故だろう。
これで文吾が河村を打ち取る場面が後々に出てきら、瑛太は単なるかませ犬となり、背番号1も形無しです。
そうなった場合の瑛太のメンタルが非常に心配されます。