2022年3月9日発売の週刊少年マガジン15号掲載の「女神のカフェテラス」のネタバレについてまとめました。
【前回のあらすじ】
不破が嫌がらせで、ファミリアの近所にカフェレストラン・ファミリーなるライバル店をオープンさせました。
店名だけでなく、店員の雰囲気までファミリアに酷似したその店に一同は怒りと危機感を覚えるのでした。
目次
女神のカフェテラス50話ネタバレ
少女たちの祖母が以前ファミリアで働いていたことを知った桜花は、偶然とは限らないという隼に、偶然であることを証明するため、彼女たちがなぜファミリアに来たのか質問しました。
まず白菊は、父の師匠がいる店でどうしても働きたくて来たと答えます。
紅葉はフラッと海を見に来たら、たまたまアルバイトの募集をしていたからで、流星はどこでもいいから自分のことを誰も知らない街で働きたかったらしく、自分の祖母には何年も会っていないとのこと。
そして秋水も大体そんな感じのようです。
それを聞いた桜花は、やっぱりみんな自分の意思だったのだと得意げに言います。
隼は以前桜花に、偶然に意味があるならそのうち分かると言っていましたが、桜花はその意味はファミリアをピンチから救うため、頼りない跡取りを助けるために自分たちはここにいるのだと断言しました。
その後、一同がライバル店について文句を言っていると、白菊が料理はどんなのを出しているのか少し気になるとつぶやきます。
すると隼は行ってみようと提案しました。
ということで、一同は軽く変装してカフェレストラン「ファミリー」に向かいます。
オープン当日だけあって、店内はお客さんで賑わっていました。
店は2階もあり、メニューも豊富のようです。
すると雰囲気が桜花に似ている店員が、隼たちにご注文はお決まりですか?と声をかけてきました。
桜花は(出たわね偽物)とムッとしながら、彼女を見つめます。
隼はもう少し待ってほしいと要求しますが、その店員は忙しいんだからさっさと決めなさい、このブタ!と突然怒鳴りました。
そんな彼女の言葉に驚く隼たち。
しかし彼女はすぐに謝り、ニコッと笑いながら、ゆっくり決めてくださいと告げて去っていきました。
桜花は、自分はお客さんにあんなキレ方しないと嘆きます。
その時、変な眼鏡をかけた秋水にそっくりの店員が、秋水に話しかけ、面白い話をすると言い出します。
そしてその店員は勝手に話を始め、オチが終わると陽気に踊り出しました。
そんな彼女の姿をドン引きしながら見つめる秋水。
その店員は何事もなかったかのように去っていきますが、秋水は無言で立ち上がり、拳を握ります。
紅葉が秋水に座ってなよと声をかけていると、今度は紅葉にそっくりの店員が姿を現しました。
その店員は黒髪ショートで胸元を露出しており、片言の日本語を喋っています。
どうやら彼女はブラジル人らしく、他の客の注目を集めていました。
サンバのリズムで本場のコーヒーを淹れるというその店員に、紅葉は「なめんな」とイラ立ちます。
そんな中、白菊は自分に似ている店員に声をかけ、ここの料理は誰が作っているのかと尋ねます。
しかしその店員は体を揺らしながら、私バカなんで~わかんないです~と答えました。
そんな彼女を見て、ドン引きする白菊。
流星は、白菊はこんなアホの子じゃないから大丈夫だと励まします。
すると流星に似た店員が現れ、簡単なものは自分たちで作るものの、基本的にはオーナーの知り合いの業者から冷凍で仕入れていると白菊の質問に答えました。
しかも彼女はスーパー天才子役であった流星のことを知っていました。
その後、一同は店を出ます。
流星に似た店員は、最近ちらほらテレビに出ているアイドルらしく、SNSではもうバズりまくっているようです。
流星は、どうせ「喫茶店始めました」みたいな動画をシリーズでやるつもりだろうと推測し、絶対ウケると確信します。
桜花は店員の衣装が自分が作ったのと違ってすごくいい生地を使っていて、羨ましいと落ち込みます。
コーヒーも相当良い豆だったようで、ファミリアでは高すぎで出せないものだという紅葉。
秋水はただの嘘の話でお客さんの笑いをとっていた店員に対し、お笑いをバカにしていると腹を立てています。
料理も美味しくて、大人から子供まで幅広く対応したメニューだったようで、白菊は自分一人ではあれだけの品数はこなせないと言います。
すっかり落ち込んでやる気がなくなってしまった彼女たちの様子を見て、隼は偵察に行ったのは逆効果だったと感じます。
しかしそれは隼も同じでした。
隼はファミリーの店員たちは、そのうちおかしなキャラをやめて普通のウェイトレスになるだろうと推測します。
店の規模はファミリアの3倍近い上に、駐車場まで完備しているので地元以外の客が見込めます。
料理は不破のコネで業者から安く仕入れられるので、価格競争にでもなれば、ファミリアに勝ち目はありません。
隼はもしかしたら祖母は不破にたてついたら、こうなることが分かっていたので、店と隼を守るためにこびへつらうしかなかったのではないかと感じました。
それなら自分も強い者には逆らわない方が良かったのではないかと考える隼。
しかし桜花は、もっとかわいい衣装をデザインしてやると意気込み、秋水ももっとお客さんを楽しませてみせると張り切ります。
紅葉はバリスタの技術がアレでは豆が泣いているとつぶやき、白菊は料理の品数で勝てないなら質をあげると決意。
そして流星も、自分はたくさんの修羅場をくぐってきたので、先輩の実力を見せてやると宣言しました。
そんな彼女たちの言葉に驚く隼。
さらに隼は桜花が、ファミリアをピンチから救うため、頼りない跡取りを助けるために自分たちは今ここにいるのだと話していたことを思い出し、微笑みます。
そして隼は心の中で祖母に謝りながら、自分は自分のやり方でこの店を守ると決意するのでした。
女神のカフェテラス50話感想
ライバル店は店員の風貌だけでなく、キャラも少し寄せていて面白かったです。
かなり手強いライバルになりそうですが、隼たちは戦うことを決意したようですね。
これからどんな展開になるのか楽しみです!
次回の女神のカフェテラス51話が掲載される週刊少年マガジン16号は3月16日に発売されます。