こんにちは。2019年5月22日発売の週刊少年マガジンより、「ダイヤのA」第167話を読みましたのでご紹介します。
第166話をご覧になっていない方はこちらからお願いします↓
前話では、西東京都大会4回戦、青道VS八弥王子。青道は5回裏に小湊のタイムリーや前園の3ランHRで一挙5点を奪い、点差を6点に広げました。投げては、降谷がここまでノーヒットと完璧な投球を見せています。このまま青道が押し切るのか!?
目次
ダイヤのAactⅡ【167話】最新話ネタバレあらすじ
あ、夏大会真っ最中!
プチ増ページです(寺) pic.twitter.com/TS2FPf20Po— ダイヤのA (@diaace_official) May 22, 2019
青道6点リードで迎えた6回裏、ここまで八弥王子のピッチャー夏目に合っていなかった結城に代わり、同じく1年の由井が打席に入りました。
由井は積極的に初球から打ちに行き、見事レフト線の長打コースに運び二塁打としました。世界大会でもキャプテンを務めただけあって知名度も抜群。
それだけではなく、きちんと自分の役割を理解でき思い切りの良さもある。貴重な左打者として機能していました。
負けてはいられない、続く金丸にもタイムリーが飛び出し1点追加。
小湊の内野安打の間にもう1点追加し、点差が8に広がりました。
そして、八弥王子が2点返さないとコールドが決まる7回表、ここまで四球が2つに三振11個の降谷に対して迎えるはキャプテン川端。
「このまま終わらせてたまるかよ!さぁこい!!」
一層気合を入れた川端は、降谷の剛速球に食らいつきます。
「まだ全部出せてねぇ。まだだ・・・」
川端には心に期すものがありました。
高校入学してすぐに父親が死んだ―――――――。
小さいころからの練習相手で中学時代はバッティングセンターに連れて行ってくれた父親だった・・・。
現実を受け入れることができず、じっとしていると心が壊れそうだった・・・。
マメが裂け血が流れても構わずバットを振り続けた。
―――――痛みが悲しみを薄めてくれた
―――――ヘトヘトになるまで練習をした。
―――――寂しさから離れられた
―――――川端は野球に逃げ・・・
父親と始めた野球に守られていた―――――。
「あの日の俺が今の俺を作った。・・・俺はまだ全部出せていない!!」
川端の気持ちは白球にのって飛んで行きました。
見事なセンター前ヒット!!
これがこの日、八弥王子の初ヒットとなりました。
一本出たことで俄然盛り上がりをみせる八弥王子ベンチ。続く4番黒瀬も気合が入ります。
最後の夏にかけた3年生の想いを充分知っている御幸は、たった一つのプレーをきっかけに勢いづくことも知っています。
ここまできても御幸に油断はありませんでした。
――――勇気も希望も根こそぎ奪い取る
――――御幸は全身全霊かけて終わらせようとしていました。
ダイヤのAactⅡ【167話】を読んだ感想
今田美桜さん表紙の週マガ25号、本日発売です! 『ダイヤのA actⅡ』八弥王子戦もいよいよ佳境、お見逃しなく!
そしてコミックス17巻は6月17日に発売決定です!(担当P) #ダイヤのA #週刊少年マガジン pic.twitter.com/DNvKDUKYB8— ダイヤのA (@diaace_official) May 22, 2019
川端の生い立ちを知って、少し納得したところがありました。今となっては代表にも選ばれるほどの実力の持ち主です。
しかし、進学したのは八弥王子でした。こんな名選手ならもっと強豪校からの誘いがあったはずだと思ったら、伸びたのは高校に入ってからなのだとわかりました。
父親が死んだ悲しみを打ち消すために、野球にがむしゃらになった結果、人一倍の努力でここまでの選手になったのかと思うとどこか切ない気がしますが、今の姿を父親が見たらきっと喜んでいるのではないでしょうか。なんとか一矢報いてほしい気持ちが芽生えました。
ダイヤのAactⅡ【168話】を考察
来週はあのシーンか……2人にふさわしい出会いをと思い、何週も前から準備してる時、俺はなんの漫画を描いてるんだと思ってたなー笑あの時の浅田の行動で浅田も好きになった。
来週お楽しみに(寺)