こんにちは。2019年6月26日発売の週刊少年マガジンより、ダイヤのA【第172話】「 バット猿とジーニアスボーイ」を読みましたのでご紹介します。
171話では、5回戦目にして薬師対市大三高という決勝戦でもあるかのような好カードが実現しました。沢村とのLINEのやりとりで、新球を覚えたとほのめかした天久。
その新球で薬師を抑えるのか、はたまた薬師の轟がバットで市大三高を打ち砕くのか。もうすぐ試合開始!
目次
ダイヤのAactⅡ【172話】最新話ネタバレあらすじ
薬師対市大三高先攻は薬師、その打線オーダーに青道高校も驚きました。何と2番に轟を置いてきたのです。
3番には勝負強い真田を、4番にはしぶとい打撃が出来る三島を置き、5番には1年生の友部を配置。
天久からは大量得点をとるのは難しいとふんだ薬師は、一つでも多くの山場を作るためクリーンナップを上にあげてきたのです。
そしてもうひとつ、薬師の先発は真田ではなく友部が投げるのでした。
前陣速効型のオーダーを組んだ薬師に対し、天久も戦闘態勢に入ります「プレイボール!!!」とうとう世紀の一戦が幕を開けました。
先頭バッターの秋葉を塁に出すと、2番の轟が待っているので注意深く球をコントロールして立ち上がりを慎重に入る天久。
際どいところつきながらの投球ですが、1番秋葉はその球をことごとく見切ります。あっという間にカウントノースリー。
さすがにいきなり歩かせるのはまずいとカウントを取りに来た4球目を秋葉は狙い打ち、センター前に運びました。
やはり2番の轟が気になってうまく配球出来なかった天久。
ここまで薬師の作戦通り。
そして、続く打者が打席に入ると球場のボルテージが一気に上がりました。
2番轟――――うぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!雷一!!!!いったれぇ――――!!!
球場に割れんばかりの歓声が響き渡る中、このときを待っていたと言わんばかりに笑いが止まらない轟。早く勝負しろというようにバットを構えました。
秋大の時三振を奪った膝元のスライダー。天久はその時と同じ球で轟に挑みます。
どこまで成長しているのか、はたまたまだ進化途中なのか確認するためでした。剛腕がうなりを上げて振り下ろされる中、轟はイメージを作り上げていました。
頭の中で何回も対戦した天久。打ち取られた膝元のスライダー。
今ではそれにも対抗できる。その練習を積み重ねてきたのです。
――ガキーーーーーーン!!!
バットとボールがぶつかる音がした刹那、打球はライトフェンスまで飛んでいました。
「カハハハハハハ!!!イメージ通り!!!」
第1戦は轟に軍配が上がりました。薬師先制のチャンス!!!
ダイヤのAactⅡ【172話】を読んだ感想
とうとうプレイボールがかかりました。個人的には天久に分があると踏んでいましたが、薬師の作戦が功を奏しました。
上位打線にいつものクリーンナップを置いてくるとはさすが攻撃のチームだなと感心しました。轟を2番に置くと、1番への集中力が散漫になるのでこの打順は脅威です。
天久はここまで薬師の打線につかまっていますが、ここからが天久の真骨頂だと思います。燃えてくる天久がどこまで薬師を抑えるのか今後が楽しみです。
ダイヤのAactⅡ【173話】を考察
1回の表、薬師の攻撃がドンピシャではまりました。1塁のランナーは轟の打球が早かったせいでそのままホームまで帰ってくるのは無理そうです。
まだ先制点というわけにはいかなそうです。そして、薬師レベルアップしていることを確認した天久はここから自分もギアを上げるのではないでしょうか。
1回からピンチを背負った天久は早速新球をここで使い、もしかしたら0点で乗り切るかも知れません。そうしたら、この試合は市大三高に傾くと思います。