こんにちは。2019年8月29日発売の週刊ヤングジャンプより、銀河英雄伝説【150話】「査問会Ⅳ」を読みましたのでご紹介します。
149話では、ハイネセン遥か彼方の最前線の回廊付近。 ケンプの戦線布告で幕を開けた、ガイエスブルク要塞対イゼルローン要塞。
初手は苛烈な要塞同士の主砲の応酬で双方甚大な被害を出します。 イゼルローン要塞はヤン不在の中、司令官代理のキャゼルヌは後手を踏まざるを得ません。
目次
銀河英雄伝説【150話】最新話ネタバレあらすじ
宇宙艦隊指令のビュコックを訪れるフレデリカ。やはりビュコックでも今回の査問会を知りませんでした。
現在はマシュンゴが開催場所の建物を監視中。
そこでビュコックは知り合いの政治家、レベロとルイに連絡を取り、マシュンゴを含む5人はヤンを査問会から解放するための仲間となります。
そのころヤンはいよいよ辞表を出す決意を固めており、その2日後に査問会は開催されました。
オリビエラはヤンに若いと言いながら戦争の本質が分かっていないと、人類の進化のためには戦争は必要だと自説を述べる無双ぶり。
長い演説にルイも退屈してしまいます。
これでは閉会に誘導できそうもありません。
この演説に拍手で応えるヤン。
いかにも戦争で身内を亡くしたことの無い意見だと一刀両断。
戦争をしたければ他人に強いる前に自分がイゼルローンに引っ越して、真っ先に敵に突撃してはどうかと返します。
戦争で最も忌み嫌うべきは、安全な場所にいて戦争を賛美している寄生虫たち。
自分たちが寄生虫呼ばわりされネグロポンティは「いわれなき侮辱」と激怒。
会の延期をすると言い出しました。
異議申し立てをするヤンは「今だ」と辞表を提出しようとしますが、そこにエスブルク要塞来襲の一報が入ります。
そのため査問会は急遽終了。
ルイからその様子を聞いたフレデリカは、イゼルローンに帰還するまでの4週間ならば戦線は耐えられると信じていますが、ヤンを少しでも解放すべくトリューニヒトとの面会を希望するのでした。
銀河英雄伝説【150話】の感想
ヤン救出仲間としてレベロが登場しました。彼に注目が浴びるのはアニメならば第3部以降になりますので、未知の方は名前だけでも知っておいても良いかもしれません。
お互いが罵詈雑言の応酬となった査問会のグダグダさ。
しかし、会議の中断がルイの誘導ではなく敵襲の連絡とは因果なものです。
ヤンの辞表は本作ではルンバよろしくお掃除マシーンが片付けてしまいましたが、当然ながら原作発表時にはそんなもの世の中にはありませんのであしからず・・・。
銀河英雄伝説【151話】を考察
イゼルローン要塞では4週間を我慢するという方針でしょう。専守に徹した代理司令のキャゼルヌが頑張っているようです。
フレデリカはトリューニヒトへの直談判を希望していますが、以前のエピソードで自分は査問会を知らないし、関与もしていないと明言していました。
というわけで、仮に面会できても知らぬ存ぜぬとなりますが、誰かが責任の所在を負うことにはなります。
原作を知っている人には野暮な話ですが、次回はあの人の土下座ショーが披露されることでしょう。