めちゃコミックで配信中の「鋼の華」4話のネタバレです。
【前回のあらすじ】
酒の匂いをさせたまま、遅くに帰って来た田中。
結局憂と揉めてしまい、寮を出て行きます。
そんな時、憂にも実家に戻るよう連絡が入り…?
目次
鋼の華4話ネタバレ
動揺しながら実家に戻る憂を、侍女はすぐに父の元へ連れて行きます。
呼び戻された理由は、中津川家の資本の鉱山が数年で枯渇するため、
このままでは財閥が潰れると言う話でした。
幼なじみの侍女の琴音にも、
従業員全員にも暇を出さなければいけない、
と頭を抱える父。
憂は父上のせいではないと言うものの、
父は自分の見通しが甘かった、死んでも死にきれないと話します。
自分が何不自由なく学べているのも資金のおかげ、
その危機に際し何かしたい気持ちはありますが…。
弱った父を見たのは初めてでした。
父に苦労を掛けてばかりだった自分、兄さまならきっと父を支え、
家族に尽力するだろう。
そう思い、自分に何かできる事があれば何でも言ってくれと言い。
ここまで良く立派に育ってくれたと思っている、
そんなことは気にするな、と言われ。
父上、と抱きつく憂に随分と逞しい腕になって…。と父。
それでも父を想ってくれるのならそろそろ孫の顔でも見せてくれんか、と言います。
憂は涙を引っ込め、相手がおりませんと言うと。
それなら大丈夫だ心配するでないと答え…。
なんと憂にはきちんと男の縁談相手から写真が届いていました。
名家の三男で、この縁談がまとまれば中津川家も安泰、
憂も女としての幸せが手に入り一石二鳥と言う父。
突然機嫌が良い父の様子を不審に思う憂。
謀りましたね?と尋ねると、父はギクリとします。
次席になったと知り、焦って策を労したのか、と聞く憂に、危機は事実とちょっと焦る父。
しかし自分の父は有限と判っている資源を目前に
何も手を打たないほど愚かとは思えないと思う憂。
英語を習得していたとは、我が子ながら恐ろしい程優秀な娘に
その先見の明男であれば跡取りとして申し分ない。
そう言うと父は、女として生まれたからには
無謀な夢は捨てろと言います。
婿を取り、中津川の後継を産むのが務め、と話す父に拒否をする憂。
兄以外の男など虫も同然。
心配せずとも私が軍を退役後、
会社を継ぎ養子でも入れて跡継ぎにでも育てますよ。
そう話す憂に、あきれる父でしたが。
けれど憂も、男と結婚する未来なんて永劫に来ないと言い切り…。
寮に戻るから、こんな事でもう呼び戻さないように、と去ろうとする憂に。
話はまだ終わってない引き留める父。
ですが聞かず、約束通り主席を取ったら
挨拶に戻るからそれまでお元気で、
と言い残すと家を出てしまいました。
憂も父のいう事が真っ当だと解っているし、その気持ちだって理解しているのですが…。
この世に兄を越える男などいるわけがない。
自分で曲げるような事も絶対にない、と思う憂。
年々中身も見た目も兄に近づいているという自分の顔を窓越しに見つめ、
兄こそ最高の男だと憂は感じています。
お相手の写真位見てもよかったのでは、と言う侍女の琴音に、
憂は嫌だ、あの言い方だと家柄だけは良さそうだけど。
所詮は虫だから、と答えます。
自分には関係のない話、と無視することにしました。
その頃、鴻池家と田中家にも縁談の話が舞い込み…。
そこに届いた写真を見て田中はどういうことだ、と動揺するのでした。
「鋼の華」4話の感想です。
中津川家財政危機と思いきや、父もちゃっかり縁談を進めていたのでしたね。
憂に怒られても仕方がないと言うか…。
お見合い相手は一体誰だったのでしょうか?
恋に発展する事はないのでしょうか?気になりますね。