こんにちは。ひらりです。
2021年8月30日発売のヤングマガジンより、彼岸島48日後・・・【295話】「英雄之墓」を読みました。
294話では、
吸血鬼の子供“ゆう太”に保護され、吸血鬼であっても人間だった頃の生活に憧れていることを知った勝次は、少しだけ吸血鬼に寄り添いそうになりましたが、その後衝撃的な場面を目にしたことで、吸血鬼は悪だと再確認したのでした。
それでは、この記事では、彼岸島48日後・・・【295話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
彼岸島48日後【295話】最新話ネタバレあらすじ
リーダーに連れてこられた“英雄之墓”を見て、希は発狂しその場に膝をつきました。
信じることが出来ない様子で土饅頭を掘る希を、聡は掴みかかって止めようとします。それでも兄の死を信じられない希は掘り続けます。
そして・・・、墓の中から人間の骨が出てきました。
本当に出て来た骨を見てしまったことで現実を突きつけられた希は、嘘だと繰り返しながらもその頭蓋骨を抱きしめて泣き叫びます。
ぽろぽろと涙をこぼす聡は自分も辛い気持ちを必死で抑えながら希を抱きしめ、今はまだバレてはいけないと必死に希をなだめます。
希はまだ泣いていますが、叫び声だけは何とか堪えてくれました。
先ほどまでいたテントに戻ると、聡は泣いている希を抱きしめながらリーダーに何があったのか聞きます。
なぜ英雄と呼ばれたのか、どうしてここに墓があるのか。リーダーは話し始めました。
2人の兄、徹は労働者としてこの楽園に連れてこられると、劣悪な環境で働かされていることに愕然としました。
服は勿論なく、死体も放置。加えてトイレもないため病気が蔓延し更なる死者が出る状況でした。
徹は労働者が減ることは吸血鬼も望んでいないと考え、直談判に行きます。
この頃は吸血鬼も労働地区の悪臭などに困っていたようで、徹の申し出は聞き入れられました。こうして人間たちは服と墓を手に入れます。
行動を起こした徹はこの労働地区で英雄と呼ばれリーダーになりました。
本人は英雄と呼ばれることを望んではいませんでしたが、絶望している人間にとってはその存在が希望となり、救いとなっていました。
それからも交渉を続けた徹は次第に吸血鬼に目を付けられ始め、露骨な嫌がらせをされるようになります。
それでも弱音を吐くことなく働き続けた徹は、ある日豹丸に呼び出されます。
これまで人間に興味を持ったことはなかった豹丸が初めて人間を呼び出したということは、自分は殺されるのだろうと徹は分かっていました。
その上で皆の生きる気力を失わないためにも自分は正々堂々死んでくる、と豹丸の元に行きました。
震えながらも豹丸の元に行った徹は、祈ってくれる人間たちの前で一歩も引くことなく最後まで英雄として死んでいったのです。
兄の最後を聞いた聡が静かに泣いていると、希は豹丸への殺意を口に出し始めていました。
彼岸島48日後【295話】感想
英雄之墓登場からまだ少し残っていた徹生存の可能性が完全に潰えてしまいました。
リーダーが話をしている時、もしも豹丸と徹が2人で会っていれば死は偽装であり生きているという期待も持てたのですが、リーダーたちの目の前で死んだようなのでこの死は確実です。
豹丸に会って助け出すどころか、会う前に絶望することになってしまいとても辛かったです。
それでも復讐に燃えた希が、この場で死んでしまうような結果にならず良かったです。
彼岸島48日後【296話】考察予想
早く明たちと合流して豹丸を倒す、と目的が変わりました。
元々希と聡の目的は豹丸を倒すことではなく徹を助け出すことでしたが、徹がいなくなった今同じ目的に向かって戦うことになったのです。
明たちはそろそろ楽園の中に入ってきてくれているはずです。
しかし、労働地区付近に来るかは分からないためやはり自由の女神に向かわなくてはなりません。
勝次も再び自由の女神に向かっているはずなので、希たちか明たち、どちらかが先に勝次と合流することが出来るでしょう。
まとめ
この記事では、彼岸島48日後・・・【295話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
ここまでご覧くださりありがとうございます。ぜひ漫画をチェックしてみてくださいね。