火ノ丸相撲【243話】最新話ネタバレあらすじ感想|244話を考察! | 放課後マンガ

こんにちは。2019年6月3日発売の週刊少年ジャンプより、火ノ丸相撲【第243番】を読みましたのでご紹介します。

まだ242話をご覧になっていない方はこちらからお願いします→火ノ丸相撲【242話】へ

前話では、千秋楽で小関との闘いを制し、2敗を守りきった火ノ丸。優勝決定戦に望みを繋げます。現在単独トップの横綱刃皇は1敗をキープしていますが、千秋楽の相手は火ノ丸のライバルである草薙こと久世草介です。

横綱が勝てばそのまま優勝。久世が勝てば火ノ丸と横綱の優勝決定戦。横綱にとって負けられない大一番が始まります。

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目次

火ノ丸相撲【243話】最新話ネタバレあらすじ

40代立行司、木村庄之助は語り始めます。「立行司、庄之助の名は行司の最高位。本割では結びの一番のみを裁きます。」

彼は64歳で相撲の審判である行司の最高位についています。

「責任ある大役です。腰にさすこの短刀は、軍配を差し違えてしまった際に切腹するためのもの…立行司としての責任と重圧、あの日ほど身に染みたことはない…」

9月場所、千秋楽結び刃皇ー草薙。この大一番を裁いた立行司は続けます。

「異様な雰囲気でした。会場は草薙関への声援一色で…」

「9月場所も残すところ一番となりました。現在2敗の力士がなんと3人!」

アナウンサーが興奮気味に実況をしています。

「まずは、朝陽川部屋大包平。そして今場所横綱に土を付けた冴ノ山柴木山部屋。同じく柴木山部屋、連日の激闘で歓声を集めます鬼丸。ここで横綱が負けるようなことがあれば、4人による優勝決定戦となるのです!!」

さらに声を大きくする実況が会場に流れます。

「気分にムラがある横綱もこの時ばかりは…かつてない程集中していましたよ。観客の望む展開にはならないだろう…」

立行司は横綱を見てそう確信したのです。

「震えましたよ…」

しかし、草薙が土俵に足を踏み入れた瞬間、立行司は思いを改めました。

「人ならざる気配と言いましょうか…あの時土俵の上に人間は、私1人しかいませんでした…」

神がかる雰囲気の2人。特に草薙についてこう振り返ります。

「私も49年行事をやってますから、あれは気力、体力十分な頃の…全盛期の大和国ですよ…」

鬼丸に敗れたことで吹っ切れた草薙は、千秋楽にして最高の状態で出てきたのです。それは立行司に、最強の横綱と呼ばれる父そのものだ、と言わせるほどの状態でした。

「はっきよい!!」立行司の声とともにぶつかり合う2人。もし史上最強の横綱、大和国が万全の状態で現役横綱の刃皇と戦ったら…。

「勝てる!」草薙は刃皇の右上手を取り、優勢に勝負を進めます。しかし、流石は横綱。優勢に出た草薙を押し返しました。立行司はこう振り返ります。

「あの時あの瞬間…横綱刃皇は間違いなく全盛期の大和国より強かった…しかし面白いもので、必ずしも強い方が勝つとは限らないんですなぁ…」

火ノ丸相撲【243話】を読んだ感想

立行司という相撲の采配を取る最高位の人物紹介きら始まった今回の話ですが、相撲ファンには有り難いことなのではないでしょうか。

私は相撲をそこまで見ないので分かりませんが…。相撲ファンにとっては当たり前すぎるのでしょうか?とにかく、この立行司の話し方が上手くできており、今回の話をかなり盛り上げていることは確かです。

長年相撲の采配をしてきて、草薙の父である大横綱、大和国と草薙本人を比較することで、刃皇の強さを上手く表現しています。最近の火ノ丸相撲はかなり面白いですし、ここで多くの伏線を拾っているように思います。

高校時代を共に過ごした鬼丸と小関を戦わせたり、大和国の息子という設定の草薙を上手く使っています。4人を優勝決定戦に残すというのも面白いところで、ジャンプの中でも上位の面白さだと個人的には思います。

火ノ丸相撲【244話】を考察

立行司の口ぶりからも展開からも草薙が勝つことは間違いありません。そして4人の優勝決定戦では、どうなるのか正直見当がつきません。

調べてみると、複数での優勝決定戦はトーナメントになるようです。過去には実際に4人や5人でやったこともあるようです。さらに、木村庄之助は代々受け継がれる名称で、実際には37代が引退した後、現在まで次の後継者は出ていないようです。

優勝決定戦の対戦相手の予想ですが、鬼丸対冴ノ山、刃皇対大包平で間違いないと思います。そして、勝ち上がった鬼丸と刃皇で争い、鬼丸が勝った最終回。これでほぼ間違いないのではないでしょうか。

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