こんにちは。ひらりです。
2021年8月25日発売のアフタヌーンより、フラジャイル【87話】「僕(私)の仕事」を読みました。
86話では、
移植手術後の天羽の調子があまり良くありませんでした。
伴に連絡がつかないどころか、心肺蘇生を行わないというDNARの同意を取るように言われている朝加は1人で悩み全てを抱えていましたが、稲垣の助けもあり岸を含めた他の医師たちの協力を得ることが出来るようになりました。
それでは、この記事では、フラジャイル【87話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
目次
フラジャイル【87話】最新話ネタバレあらすじ
各科の医師に集まってもらい、天羽の症状に関する更なる評価が行われます。岸は勉強会の時に知り合った他県の医師にも連絡を取り、協力してもらっています。
昨日は連絡がつかなかった伴をようやく見つけた稲垣は伴にこのことを伝えようとするも、伴は朝加が稲垣に迷惑をかけたと無表情で謝るだけで天羽のことを全く話しません。
稲垣は伴を外に連れ出すと、重症の患者を専攻医に任せてサポートをしない伴におかしいと伝えました。無表情のままの伴の頭の中に“おかしい”という言葉だけがぐるぐる回ります。
ここでその場に岸がいたことが分かります。岸はイライラした様子でタバコを吸いながら、朝加には迷惑をかけられていると伝えると伴が朝加を気にかけていないことを責め始めました。
今現在、患者と共に朝加も壊れてしまいそうなことには指導医が大きく影響しているのです。
しかし伴はここで無菌病棟を立ち上げてから自分が1人で向き合うことになったものの多さを話し始めました。1人で向き合い続ける毎日の辛さが伴から感情を奪ったのです。それでもまだ無菌病棟を守り続けようとする伴に、岸は他にも無菌病棟を支える医者はいるからしばらく休めと伝えます。
その言葉に泣いていたのは稲垣です。
朝加は若い時の自分の様だと感じている伴は、今でも自分が作った無菌病棟に執着していると話しました。しかし患者に対しては何も感じない。そんな自分はもう駄目なのかもしれないと言いますが、稲垣は自分を心配してくれた伴はまだ大丈夫だと伝えます。
天羽の症状の診断がつき治療が始まりますが、今の天羽は日を追うごとに抵抗力が弱くなっている状態です。あと10日ほどでピークを迎えると言われて泣き出す天羽ですが、それでも天羽の体はまだ頑張っていると朝加は励まします。
朝加はこの時点で、もし天羽が治らなくても大切な時間を生きるための手助けをしたいと強く感じていました。
1か月後、天羽は1人で廊下を歩いていました。移植の結果血液型が変わりましたが、天羽はそれ以外にも自分自身の色々な物がこの無菌病棟で変わったと感じています。
朝加は変わったことを喜んでいる天羽に、自分も天羽の退院後緩和ケアの勉強をすることに決めたとつたえました。
フラジャイル【87話】感想
天羽は治った、とはっきり言っていませんがそれでもかなりいい方に進んだことだけは分かりました。元気そうです。
あのまま退院も出来ずずっと病院のベッドにいるか、ベッドの上でなくなってしまうかというくらい未来を考えてしまっていたので、また元気に笑えた天羽を見られたのはすごく嬉しかったです。
冷たいだけに見えた伴も、朝加のように無理をして壊れていった人の1人。他の医師が気づかない中で、岸だけはそのことをしっかりと見抜いたのはすごかったです。
フラジャイル【88話】考察予想
これで今のシリーズは終わりでしょう。天羽のことはあえて最後まで描かない、それが一番現実的でよかったのかも知れません。
緩和ケアの勉強を始める朝加はしばらく出てきませんが、いずれ稲垣の横にひょっこり出てくることになります。
岸にとっては嫌なタイプがペアとなったので、最悪の心境だとお思います。
これからは病院の様子と共に、岸の研究について更に深掘りされて行きます。そして岸が慶楼のことをどう思っているのかも明かされるかもしれません。
まとめ
この記事では、フラジャイル【87話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
ここまでご覧くださりありがとうございます。ぜひ漫画をチェックしてみてくださいね。