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フラジャイル【73話】最新話ネタバレあらすじ感想|ことの始まり

こんにちは。2020年5月25日発売のアフタヌーンより、フラジャイル【73話】「ことの始まり 」を読みました。

72話では、今回は本当に不味い状況になってしまった岸を心配して、数少ない味方である細木と森井が一肌脱ぐことにしました。

細木の個人弁護士も務めている千石吾郎が岸の前に現れ、岸は勝ち負けではなく遺族を納得させるという共通の目的の元、千石と弁護士契約を結びました。

それでは、この記事では、フラジャイル【73話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。

フラジャイル【73話】最新話ネタバレあらすじ

午後8時過ぎ、今日はいつもよりも早めに仕事を終えた宮崎は久々に洗濯が出来ると嬉しそうに帰宅準備をします。

へとへとの森井ももう変えることができるようですが、だらけた状態で椅子に座っている岸はまだ帰ることが出来ないようです。

岸より早く帰ることが出来ることは成長したということかな?と有頂天の宮崎と森井は病理部を出ました。

すると丁度廊下に細木が出てきました。

細木の後ろにはサングラスをかけた千石吾郎がいます。

細木と千石

聞こえるはずがないのに宮崎と森井にはデデンデンデデンとターミ◯ーターのあの音が聞こえてきます。

ピースサインをしながら笑顔で歩く細木の後ろにいる千石はヤクザにしか見えません。

恐怖を感じる宮崎と森井を嫌な予感が襲いました。その予感は的中し、細木と千石は病理部へと入っていきました。

宮崎と森井はまたトラブルが起きてしまうのかと頭を抱えました。

今日千石が来たのは今回岸が訴訟を起こされることになった患者についての話を聞きに来たからです。

細木がいるのは誤魔化しと隠し事をされるのを防止するためです。面倒くさそうにする岸でしたが、説明を始めました。

3年前

3年前、まだ岸が壮望会に来てまだ間もない頃の話です。

患者は菊池真之助62歳、長年の皮膚症状の悪化に加えてふらつき、労作時呼吸困難が出現し外来受診。

そして外来通院2ヶ月ほどで岸に皮膚生検の依頼が入りました。

これは病理部が新設され、岸が常勤として入った当時の皮膚科にいた米嶋が個人的に依頼してきた内緒の生検でした。

岸は自分が診ることはいいが勝手な行動で米嶋が上司から怒られてしまうのではないかと気にしました。

その可能性はありますが、米嶋はそれよりも自分が正しい治療をできなかったせいで患者が死んでしまったら自分を許せなくなってしまうと答えました。

治療

「乾癬」歴がある菊池は今回も乾癬の再燃が疑われました。

しかし2ヶ月間乾癬の治療をしても治るどころか肝機能障害、労作時呼吸困難、腹痛、嚥下時痛の出現と全身状態は悪化していき、米嶋は乾癬以外の病気を疑いました。

しかし上司は菊池が乾癬であるというストーリーにこだわっていました。

岸も即座に乾癬にしてはおかしいと思う菊池は、「皮膚T細胞リンパ腫」ではないかと米嶋は考えます。もしそうであれば早急に治療を始めなければいけません。

その上で岸の診断を求めました。岸は「皮膚筋炎」の診断を下します。予想もしていない岸の答えに驚く米嶋。

皮膚筋炎

もちろん筋生検をしなければ確定診断とまではいきませんが、筋疾患となる証拠は溢れています。

岸はもし皮膚筋炎であれば悪性腫瘍や間質性肺炎が隠れている可能性があり、米嶋に菊池の全身検査を急がせました。

米嶋が出ていった後、岸と米嶋のやり取りを聞いていた技師たちは岸に文句を言いに来ました。

個人的な病理への依頼でも標本を作るのは技師であり、もちろん問題となれば技師も責任を問われることになりかねないのです。

技師4人がぞろぞろと岸に文句を言いに言っている間も、森井は1人黙々と作業をしていました。

皮膚科のカンファレンスにて菊池の皮膚筋炎のことを上司に伝える米嶋でしたが、上司たちはどれだけ説明をしても乾癬であるという評価を覆しません。

さらには皮膚科だけで答えを出すことは出来ないのではないかと内科へのコンサルまで提案してしました。

米嶋は結果を岸に報告に来ました。

結果

内科の見解は乾癬の治療薬が原因で「肝炎」を起こし、全身状態が悪化したというものでした。

これからは肝炎の治療を行いますが上司からはあくまでも基礎疾患は乾癬だと言われて筋生検は出来ないと告げる米嶋の顔からは汗が止まりません。

筋生検が出来ないと言われた米嶋に岸は皮膚筋炎で自信があると言いました。米嶋の精神は岸を信じたい気持ちと、岸を信じることで上司や内科から非難されてしまう想像に板挟みになってしまいました。

そして米嶋は考える時間が欲しいと言って病理部を後にしました。不機嫌な岸に、森井が染色をチェックしてほしいと言ってきました。

岸はそれぞれの疾患に対しての染色の改善点を伝え、疾患ごとに染色濃度を変える必要がある理由を森井に質問します。

森井は「標的を定めるため」だと正しい回答をしました。森井は岸と話していることをメモし始めます。

岸と米嶋のやり取りを聞いていた森井は、皮膚科はどうして踏み込んだ検査をせずに2ヶ月間も誤診を続けているのかと岸に聞きました。

岸は森井が医大生であることを確認すると知識は正しく使い、半端な物言いはするものではないと言います。ゾッとする森井に、頭の使い方の話だと岸は言いました。

「後医は名医」という言葉があるように答えを知ったものは好き勝手なことがいえます。

後医は名医

どんな名医でも治療が効いて初めて正解を見つけることが出来、違っていたら何度も診断を見直しています。

それが臨床医の基本であり、過程も知らずに後から診たものに結果だけでミスだと言われたら現場は何も出来ないと岸は言います。

森井は自分の軽率な発言を謝りました。

別に怒っているわけではない岸は、大事なことは間違いを見直す勇気があるかないかだと森井に言いました。

それが米嶋にあるかはわかりません。

岸は米嶋に勇気がでないのはこの病院自体に問題があるからだと思っています。

下の者は上の者に逆らい、意見することが出来ないのです。

岸の発言をなんとなく理解できている森井は岸が技師に嫌われているのは、元々中央検査部の部長と対立していた技師たちが病理部の新設で異動になり、飛ばされてしまったと思った逆恨みから来ていると言いました。

岸は森井に今の仕事が面白いか聞きました。躊躇しながら面白いと答える森井の頭には医者になった自分の姿が浮かびます。

しかし森井は今の仕事を好きになりたいと答えました。森井の言葉を聞いて、岸は腕をあげれば面白くもなるし、面白ければ好きになると言いました。

岸からすれば、岸に文句を言いに来た4人は腕がないから仕事が嫌いなのです。仕事を残して定時に帰ってしまう上司たちへの不満を漏らす森井はここで岸との距離を縮めました。

そして、5人分の仕事をこなせるようになったら染色室を任せてほしいと岸に頼みます。森井は全ての負担が自分に来たとしても、半端な態度の人と仕事をすることのほうが嫌なのです。

森井はこの事でやる気を出しました。

菊池の肝炎治療のためステロイドが始まり2日。

ステロイド

ステロイドで筋炎の炎症も抑えられ菊池の全身状態に改善が見られました。これは根本治療ではありませんが、効果が見られた以上乾癬の診断は覆りません。

岸はこれを聞いて皮膚科のカンファレンスに飛び込んでいきます。

森井も知識と技術を増やし、実力行使で他の技師よりも上にいこうとしていました。

皮膚科のカンファレンスで岸は自身の診断を裏付ける証拠を突き付け、恥ずかしくないのなら反論してこいと言いました。

これが歴史に刻まれる岸初のカンファレンス荒らしです。

その後

その後、菊池は検査で胃の腺癌が見つかり皮膚筋炎の原因だと分かりました。発見が遅く、癌は転移したため菊池は緩和ケア科転科の2週間後に死亡しました。

1ヶ月診断が早くても結果は同じだっただろうと考える岸は、それでも早く診断を下して患者の自由な時間を増やすことができたはずだと言います。

やれることは全てやった岸の話を聞き、千石はどうして遺族の矛先が米嶋や皮膚科ではなく直接会うことのない病理医であるのかに疑問を抱きました。

岸は遺族に会えば分かるといいますが、病院長の許可がなくては会うことも出来ません。千石は主治医の米嶋の現状を確認しました。

米嶋はこの一件からしばらくして壮望会を辞め、今は田舎で開業医をしています。米嶋は組織での医療に向いていなかったのです。

そんな今の米嶋の元を千石は突然訪ねて行きました。

そして2カ月前に米嶋は弁護士から診療所の金回りについて色々聞かれていたという事実を突き止めます。

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フラジャイル【73話】感想

岸は昔髪が短くて森井は昔髪が長い。ちゃんと今現在との差をつけてくるところが好きです。

米嶋もたった3年前の出来事でしかも下っぱだったからまだ若いはずなのに開業したとたんおやっさん感がすごいです。

3年って短いようで長いのですね。今回の話での千石の登場シーンは頭のなかにしっかりと曲が流れました。

本当にアニメ化してほしい、特に今回の話をアニメ化してほしいです。岸は昔から変わらないのがいいところですが、初のカンファレンス荒らしからめちゃめちゃ怖かったのだなと分かりゾッとしました。

フラジャイル【74話】考察予想

米嶋のところに弁護士が来ていたことが判明。診療所の金回りを聞いてどうするつもりなのでしょうか。遺族の願いは金と岸の廃業。

どうして岸を狙うのか、どうして廃業まで追い込みたいのかには遺族とは別の誰かの力が働いている気がします。

そして当時のことを語るにははずせない男米嶋を金でつることで、岸の味方となる人間を潰そうとしたのではないでしょうか。

もともと正義感の強い米嶋は、今は上に縛られることもないので悪には屈しません。必ず岸たちの力となり、岸を守ってくれるでしょう。

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まとめ

2020年5月25日発売のアフタヌーンより、フラジャイル【73話】「ことの始まり 」のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。

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