2022年5月19日更新のマガジンポケット掲載の「十字架のろくにん」についてネタバレをまとめました。
【前回のあらすじ】
安堂はチェンソーで祖父と対決を始めました。
3年前、安堂は人を殺すことに自分を満たす刺激があるかもしれないと考え、戦場で戦っていましたが、彼は満たすものはそこにはありませんでした。
しかしその後、至極と出会い、研究者となった安堂は対等な殺し合いではなく、弱い者を痛めつけたかっただけだと気づいたのです。
そのため祖父の強さを実感した安堂は、彼との対決を放棄して翔の元へと向かい、翔にチェンソーを振り上げるのでした。
十字架のろくにん83話ネタバレ
安堂は突然翔を殺そうとチェンソーを振り上げました。
俊は慌てて翔を助けようと駆け出しますが、とても間に合いそうな距離ではありません。
翔は安堂のことをただボーっと見つめています。
そして次の瞬間、大量の血が飛び散りました。
俊は目の前の光景に足を止め、青ざめて呆然とします。
安堂の振り上げたチェンソーは、祖父の右肩に直撃していました。
祖父は翔を守ろうと両手を広げて安堂の前に立ちはだかり、攻撃を受けてしまったのです。
安堂はそのまま祖父の体を胸元までチェンソーで切り裂き、祖父はうめき声を上げます。
祖父の返り血を浴びながら、守るものがあるやつは弱い、弱い奴は大好きだと笑みを浮かべる安堂。
そして祖父はその場に倒れ込みました。
俊は祖父に駆け寄って泣き叫びます。
すると祖父は片手で俊を抱きしめ、お前といて初めて人とのつながりを感じられた、ありがとうと感謝しました。
「翔のために死ねて・・・本望や・・・」
そんな言葉を残して祖父は力尽きました。
俊は号泣し、絶望の表情を浮かべます。
翔は「お兄ちゃん」とつぶやき、俊のことを不思議そうに見つめていました。
ところが次の瞬間、突然至極が翔の背後に現れ、彼の体を切りつけました。
漆間は突然の出来事に言葉を失いました。
十字架のろくにん83話感想
今回急展開になりましたね。
祖父が翔を庇って死んでしまっただけでなく、翔も至極に刺されてしまいました。
翔はこのまま死んでしまうのでしょうか?
俊にとっては何の救いもなく辛過ぎる展開ですね。
これからどうなるのか、気になります。
次回の「十字架のろくにん」84話が掲載されるマガジンポケット更新日は2022年5月26日頃となります。