鬼滅の刃【163話】最新話ネタバレあらすじ感想|164話を考察! | 放課後マンガ

こんにちは。2019年6月24日発売の週刊少年ジャンプより、鬼滅の刃【第163話】「心あふれる」を読みましたのでご紹介します。

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162話では、上弦の弐、童磨と戦うカナヲと伊之助ですが、童磨の強さに手も足も出ません。しかし、しのぶが体内に仕込んでいた毒により童磨の身体は骨から溶けていきます。しのぶの毒は普通の鬼の致死量の70倍もの毒でした。

それでも反撃をしてくる童磨に対し、カナヲは自分の視力を犠牲にし、童磨の首に刀が届きます。しかし、カナヲの力では首を切り落とせません。それを見た伊之助は二本の刀を投げ、投げた刀でカナヲの刀を押し込むことで首を切り落としました。

目次

鬼滅の刃【163話】最新話ネタバレあらすじ

「え、首斬られちゃった」童磨の体から首が落ちていきます。自分の足元にも及ばない雑魚に負けるなんて…。童磨は思っていました。

首を切り落とす力もない非力な女、剣術の基礎も出来ていない獣のような男に殺されるなど、自分が可哀想だと。

宗教開いをて人を救ってきた自分が可哀想だと。

しかし、諦めるなと自分に言い聞かせます。首を斬られても死なない無惨のような存在もいるのだと。思いも虚しく、童磨の体は崩れ落ちていきます。

「死ぬんだ…俺」童磨は感情がありませんでした。浮気をする父を母がめった刺しにして殺した時も、その母がその後服毒自殺をした時も、部屋が汚れて嫌だとか血が臭い程度にしか思わなかったのです。

20歳で鬼となり100年以上生きても、人間の感情は一つも分からなかったのです。自分の死でさえも童磨には他人事でした。

悲しくも悔しくもないのです。

「やっと死にました?」童磨の前にはしのぶの姿がありました。

「これで私も安心して成仏できまふ」姉の仇をうてたことで満足そうなしのぶ。そのしのぶと話しているうちに童磨に初めての感情が生まれます。

「これが恋というやつかなぁ。可愛いねしのぶちゃん」その言葉を聞いたしのぶは笑顔で返しました。

「とっととくたばれ糞野郎」

「口程にもねぇ野郎だぜ」童磨の氷を踏みつけながら叫ぶ伊之助。

伊之助は今まで自分には母親がいないと思ってきました。いたとしても自分は捨て子でいらない子だったのだと。

「伊之助のお母さんはきっと、伊之助のことが大好きだったと思うよ」

そう言った炭治郎の言葉が頭をよぎると、目から涙が溢れでてくるのです。優しく自分を抱く母の姿が思い浮かびました。

一方、カナヲはしのぶの髪飾りを探していました。視力を限界まで使った後遺症で、右目が殆ど見えていません。

カナヲは過去に虐待を受けていました。泣けばうるさいと殴られ、殺されるかもしれない。その思いからカナヲは涙を流すことができなくなってしまったのです。

カナヲは姉のカナエが死んだ時、涙を流すことが出来なかったことを悔いていました。「ごめんなさい姉さん」カナヲの手にはしのぶの髪飾りがありました。

水の中に落ちていた髪飾りを見つけたカナヲ。

「頑張ったね、カナヲ」死んだ2人の姉が、カナヲを褒めてくれたような、そんな幻覚をカナヲは見ています。

鬼滅の刃【163話】を読んだ感想

童磨をカナヲと伊之助、そして死んでしまったしのぶの力により倒しました。今回は童磨の過去に何があったのか、カナヲの生い立ちはどのようなものであったのかが明らかになりました。

童磨は感情が欠落している天才ということで、バトルロイヤルを思い出しました。カナヲは幼い頃虐待を受けており、泣くことが出来ないようです。

これは何かの伏線にしてほしかったです。今回は戦いはありませんでしたが、内容が濃い回だったと思います。

鬼滅の刃【164話】を考察

童磨がもう少し粘ると予想していましたが、呆気なく終わってしまいました。そのかわりに童磨の感情が欠落しといる過去が描かれていました。

上弦の鬼はキャラを立たせるために過去を描いていることが多くなっています。残されているのは上弦の壱と無惨となりました。

柱も多く残っていますが、この2人は別格に強いと予想するので、総力戦になると思います。戦いで疲弊する炭治郎、伊之助、善逸も戦いに加わってくるのではないでしょうか。

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