鬼滅の刃【煉獄零巻】劇場特典特別読切2020煉獄の過去!鬼殺隊初任務! | 放課後マンガ

こんにちは。2020年10月5日発売の週刊少年ジャンプより、鬼滅の刃【映画劇場特別読切】のネタバレと感想についてまとめました。

ジャンプにも掲載されましたが、10月16日公開の劇場版、無限列車編の特別読み切り特典でもらえる「煉獄零巻」でもあります。これを読めば煉獄さんの過去を知ることができます。どうぞ楽しんでくださいね!

目次

鬼滅の刃【煉獄零巻】劇場特典特別読切2020ネタバレあらすじ

父である煉獄槇寿郎が杏寿郎や千寿郎に言っていた「柱になれない」という言葉は、

どれだけ努力をしても才能があるものにしか夢を見ることは許されないのかという疑問を杏寿郎に強く感じさせるものでした。

既に鬼殺隊に入隊していた杏寿郎は認めてくれない父とは違い、一生懸命稽古に励む弟千寿郎に励ましの言葉をかけ初の任務に向かいます。

出発する杏寿郎の背中に向かって、杏寿郎のようになりたいと叫ぶ千寿郎の言葉は杏寿郎に、最終選別の際に一緒に生き残った少年の姿を思い出させました。

まだ柱でもない杏寿郎に向かって少年は杏寿郎のように強くなりたいと言ってきましたが、

何故か少年が死んでしまうと感じた杏寿郎は、いつものようにすぐに「頑張ろう」が言えなかったのです。

その時、杏寿郎は父が自分たちを死なせたくないと考えて冷たくなったのではないかと感じましたが、本当のことは父にしか分かりません。

杏寿郎の初任務は増援でした。

たくさんの仲間の死骸と、4人の子供の死骸。

1人の子供だけは死んでしまった隊員に庇うように抱きしめられ震えながら生きています。

仲間が死ぬことや鬼の腹立たしい言動についてはあらかじめ聞かされていた杏寿郎は、怒りを感じながら炎の刃を振るいます。

鬼が笛を使い戦うことに気付いた杏寿郎は咄嗟に両耳を塞ぎました。

杏寿郎は鬼の笛の音を聞くことによって神経がおかしくなることに気付いていたのです。

耳を塞いでいるため刀も持てない剣士たちが、鬼のだした犬に喰われてしまう。

鬼は鬼殺隊のむなしい末路を笑いながら笛の音を鳴らします。

2匹の犬が向ってくる中、杏寿郎は人生の選択について考えていました。限られた時間と限られた選択肢。

誰かを守るために命を懸けた選択は、他人の目を気にしてのものではなく、

自分の魂がそうしろと叫んだものなのだろうと死んだ仲間に問いかける杏寿郎は、犬の首をはねていました。

鬼が状況を理解する間を与えず、そのまま鬼の首もはねた杏寿郎は、わずかに動かせる体で仲間が教えてくれた情報を頼りに、

耳を塞ぐときに鼓膜を破ってしまっていたため笛の音を聞かずに刀を持つことが出来たのです。

杏寿郎を助けてくれた隊員は、最終選別で共に残った仲間。

生き延びた子供を抱きかかえながら、杏寿郎は助けてくれた立派な仲間に深く感謝していました。

鬼滅の刃【煉獄零巻】劇場特典特別読切2020感想

初任務であり杏寿郎が炎柱になるかなり前の話です。

杏寿郎が鬼殺隊に入ってしまったことをきっかけに冷たくなった父の気持ちに杏寿郎は薄々気づいていましたが、結局最後まで確認することはできませんでした。

とても心残りなことでありますが、夢を見ることさえも許されないのだろうかと感じていた杏寿郎が、折れることなく鬼殺隊として成り上がっていったのはとても素晴らしい努力の賜物です。

誰よりも周りに感謝する優しい人物であることがよくわかり、未来のことを考えると胸が苦しくなります。

まとめ

この記事では、鬼滅の刃【煉獄零巻】劇場特典特別読切2020のネタバレと感想をまとめました。

煉獄さんの過去を知ることができ劇場版がより深く楽しめました!もしよければオススメ記事も合わせてチェックしてみてくださいね!

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