こんにちは。2020年5月11日発売の週刊少年ジャンプより、鬼滅の刃【204話】「鬼のいない世界」を読みました。
203話では、精神、肉体共に無惨の力に押さえつけられ鬼となっていた炭治郎でしたが、殺された家族、死んでいった仲間たちが人間としての炭治郎を上へと押し上げ、さらに現実からも炭治郎の無事を願う仲間たちの手が炭治郎を引き上げ、炭治郎は人間に戻ることが出来ました。
この記事では、鬼滅の刃【204話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
鬼滅の刃【204話】ネタバレあらすじ
3か月後、蝶屋敷のベッドの上に炭治郎はいました。窓の外には満開の桜。
桜を眺める炭治郎の上には伊之助が眠り、ベッド両サイドには眠る善逸と桜が綺麗だと言う禰豆子がいました。
一度千切れた炭治郎の左腕は生えてはいるもののおじいちゃんの様にしわしわになり、上げ下げは出来るものの感覚は無く、物をつかむことは出来ません。
左目も同じように物を見ることは出来なくなっていました。
禰豆子はもう元気そのものですが、炭治郎は自分が禰豆子やみんなを傷つけてしまったことに大きな責任を感じています。
禰豆子は誰も気にしていないからもう謝るなと炭治郎に言いました。
炭治郎が人間に戻れて本当に良かったという禰豆子。
義勇も禰豆子も炭治郎が禰豆子を噛んだ時にもう駄目だと絶望したと言います。
炭治郎が鬼から人間に戻れた理由
愈史郎曰く、炭治郎が人間に戻れたのは人間に戻る薬と最初に噛んだのが禰豆子であったからだと考えられるようです。
禰豆子は人間に戻った唯一の鬼だったので、抗体を持っているのです。
どちらかが欠けてれば人間に戻ることが出来なかった炭治郎は、元々鬼の素質があったのだと愈史郎は考えます。
一瞬で太陽を克服できたのも、自我が消えなかったのもそのためです。
愈史郎は戦いが終わり、炭治郎が無事だった理由について話すと茶々丸を連れて去って行きました。
炭治郎は去り行く愈史郎に死なないでくれと一言伝えました。
珠世のことをずっと覚えていられるのは愈史郎ただ1人なのです。
愈史郎はそこで去って行ったっきりいなくなったままのため、炭治郎が愈史郎を心配していました。
生き残った柱、義勇と実弥は産屋敷邸に来ていました。
最後の柱合会議
最後の柱合会議です。
輝利哉は2人に鬼殺隊の解散を宣言します。
輝利哉、かなた、くいなは鬼殺隊へこれまでの礼を言い頭を下げます。義勇と実弥は急いで3人を止めました。
全ては産屋敷家の尽力があったからこそ出来たことなのです。
輝利哉が務めを果たしたことは先祖たちも誇りに思っていると言う義勇の言葉を聞き、輝利哉は泣き始めました。
かなたとくいなもつられます。
炭治郎のお見舞い
静養中の炭治郎の元に、天元、まきを、須磨、雛鶴がお見舞いに来てくれました。その後、千寿郎と千寿楼に引かれて槇寿郎が来てくれました。
槇寿郎は炭治郎が杏寿郎の鍔をつけて戦ってくれたことに感謝を伝えます。炭治郎は自分の方が助けられたのだと逆に感謝しました。
この他、炭治郎のお見舞いには毎日同じ時間に刀鍛冶の里のひょっとこ集団と隠が来ていました。
この集団が来るたびに善逸は怒ります。
目を覚ました伊之助は集団の足元を抜けて腹が減ったと部屋を出ていきました。
アオイと伊之助
台所に向かうと、料理中のアオイに気付かれないように盗み食いをします。
しかしすぐにばれてしまいました。
必ず気付かれてしまうので伊之助はアオイが強いのではないかと感じます。
アオイは盗み食いをする伊之助に、ちゃんと伊之助様に用意してある分の食事を渡しまた調理に戻りました。
伊之助は嬉しそうな表情をしておにぎりを食べます。
炭治郎とカナヲ
炭治郎が屋敷の外に出るとカナヲが桜の木の傍にいました。
近くで見るとすごさが際立つ桜の木は初代の花の呼吸の剣士が“必勝”と名付けて植えた木であるとカナヲは話します。
その願いが叶ったことを教えてあげたいと桜の木を見上げて言うカナヲを見て炭治郎はカナヲは優しい子だと感じて頬を赤く染めます。
炭治郎はカナヲの目や傷を心配しますがカナヲの目は完全に失明したわけではなく、傷ももう大丈夫だと言います。
それでも炭治郎は責任を感じて下を向きます。
カナヲと実弥
カナヲは先ほど実弥が来たと炭治郎に伝えます。
実弥は小芭内が連れていた鏑丸をカナヲにくれました。まだ屋敷にいるというので炭治郎は挨拶をしに行きます。
その頃、廊下で実弥と禰豆子が遭遇していました。
実弥の謝罪
元気に挨拶する禰豆子は実弥の怪我を心配し、大丈夫だと分かると嬉しそうに笑います。
禰豆子とは対照的に静かに返事だけをする実弥は、禰豆子が鬼だった時にしたことと、無惨を倒した後に起きた事態に対応できなかったことを謝ります。
無惨を倒した後は気を失っていたことを言う実弥に、禰豆子は自分も2年ほど寝ていたし、炭治郎も戦いの後は1ヵ月ほど寝ていたと笑います。
その姿は玄弥と重なりました。実弥は微笑みながら禰豆子の頭をなでて去って行きます。影からその様子を見ていた善逸は怒り心頭。
義勇と鱗滝
その後、義勇と鱗滝が一緒にいるところに炭治郎と禰豆子が走っていきました。義勇の髪は短くなっており炭治郎がそこに触れます。
禰豆子は鱗滝に抱き着いていました。
その後、炭治郎、禰豆子、善逸、伊之助は墓参りに行き、隊士たちの全ての墓に花を供え、炭治郎の家に向かいました。
山の麓の三郎爺さんは炭治郎と禰豆子の無事に涙して2人を抱きしめます。何故か善逸も一緒に抱き着いており、伊之助は不思議そうにその様子を眺めます。
炭治郎の家では埋めてある家族の遺体に手を合わせると、掃除にお風呂、ご飯と楽しく過ごしました。
そして時は流れて舞台は現代に移ります。
鬼滅の刃【204話】感想
今回は生きているほぼすべてのキャラが集合しました。ひょっとこ軍団の登場が嬉しかったです。
鬼殺隊が解散されたのでこれで皆が集まるのは本当に終わりで時代まで変わってしまいました。それでも皆が楽しそうにしている今回の話はとても良い感じにまとまっていて読んでいて楽しかったです。
鱗滝と義勇は一緒に暮らすのでしょうか。また炭治郎、禰豆子と共に善逸と伊之助が一緒に暮らすのかどうかも気になります。想像が膨らむ回でした。
鬼滅の刃【205話】考察予想
今回は絶対最終回になると思っていたのですが舞台が代わりまだ続くようです。炭治郎たちの戦いの時間軸は大正。
一方で今回の話のラストで描かれた現代のイラストは高層ビルがたくさん並んでいたので平成になるのではないでしょうか。
これは鬼がいなくなった平和な世界で、鬼のことが語り継がれるという内容になるのか、それともまた新たな脅威が生まれたという事なのか気になります。脅威が現れるとなると主人公は炭治郎ではなくなると思うのでどうなるのでしょうか。
まとめ
2020年5月11日発売の週刊少年ジャンプより、鬼滅の刃【204話】「鬼のいない世界」のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。