2022年3月22日発売のイブニング8号掲載の「金田一少年の事件簿30th」のネタバレについてまとめました。
【前回のあらすじ】
6年前の弁護士失踪事件の謎を解くため、もうすぐダムの底に沈む八咫烏村を訪れた金田一と七瀬と剣持。
しかし八咫烏神社の五重密室状態の社の奥で、村人の江鳩つむぎが生首となって現れました。
さらに金田一と七瀬が、ゴミの回収作業を手伝う最中、どこからか爆発音が響き渡りました。
目次
金田一少年の事件簿30th 6話ネタバレ
金田一たちがガラスごみを回収している最中に、爆発音が鳴り響きました。
すると八咫烏荘手伝いの花鳥が、八咫烏荘に戻ろうと提案します。
事件があった後なので、祖母のイネに何かあるのではないかと心配だという花鳥。
そこで一同は様子を見にいくため、一旦宿に戻ることにしました。
しかしワゴンに乗り込み車を走らせている最中、花鳥が火薬のような臭いがすると言い出します。
それを聞いた金田一はまさか銃か爆発物ではないかと胸騒ぎを覚えました。
その後、金田一たちが八咫烏荘に向かうと、出入り口に村人たちが爆発音を聞きつけて集まってきていました。
全員揃っているかと思いきや、巫女の鷺坂は鵜ノ木が見当たらないと言います。
それを聞いた元村会議員の黒羽は、江鳩が殺された後に今回は鵜ノ木が雲隠れとはどういうことだと意味深な言葉をつぶやきます。
鵜ノ木は宿に泊まっていたようですが、朝食も取りに来ていなかったらしく、今日は誰も姿を見ていないとのこと。
すると鷺坂が、鵜ノ木はもうこの世にいないのかもしれないと言い出し、一同はギョッとします。
鷺坂は鵜ノ木が江鳩を殺してしまったため、自殺したのではないかと推測します。
八咫烏荘仲居の早紀は、それは話が飛び過ぎではないかと言いますが、鷺坂はあの2人がいなくなって得する人はいるんじゃないかと話しました。
そんな彼女の言葉にギクッとする黒羽。
すると悠人は、あのおっさんは自殺するタマじゃない、その逆ならともかくと言いました。
その後、鳥守の提案で安全確認のためにこの辺りを調べることに。
金田一たちも10分くらい一緒に見回りした後、ガラスごみの始末に戻ることになりました。
しかし再び小屋に戻ると、たくさんあったガラスごみの袋がなぜかゴッソリと減っていました。
誰が何のためにゴミを持ち去ったのかと疑問を感じる金田一。
その時、七瀬は小屋の床に鉄の扉があることに気づきます。
それは地下倉庫らしく、今はほとんど使っていないようです。
しかし金田一はその扉の縁に、血が付いていることに気づきました。
一同は青ざめ、金田一はすぐに扉を開けます。
扉の下は地下への階段があり、血痕はその階段の下へ続いていました。
一同は金田一を先頭に、ランプの明かりを頼りにして真っ暗な地下に足を踏み入れます。
するとその地下倉庫に、右目を射抜かれて絶命した鵜ノ木の生首が、祭壇のように重ねられた古い木箱の上に捧げ物のように置かれていました。
それを見た一同は悲鳴を上げます。
そんな中、金田一は頭の中で状況を整理します。
彼らがこの小屋に来た時、山積みのガラス瓶があり、地下室の入り口をふさいでいたのを確認しています。
それから例の騒ぎで八咫烏荘に戻り、再びこの小屋に戻るまで、およそ空白の30分の間に犯人はあの重いガラス瓶の山を全てどけて地下室に首を置いていったことになります。
しかしその間にこの村にいた者は、みな八咫烏荘におり、それはそれぞれが確認しているのです。
つまり誰1人小屋に来て、首をしつらえることはできなかったはず。
そのため犯人は外部のイカれた殺人鬼なのか、それとも本当に伝説の八咫烏様が、鵜ノ木の体を喰いつくしたのかと金田一は考えるのでした。
金田一少年の事件簿30th 6話感想
ついに前々回殺された鵜ノ木の死体が発見されました。
しかし犯人はどうやって生首を地下室に置いたのでしょうか?
次の展開が気になります。
次回の金田一少年の事件簿30th 7話が掲載されるイブニング2022年8号は4月12日に発売されます。