声なきものの唄67話ネタバレ!チヌへの想いを燻らせる男が、もう一人…。 | 放課後マンガ

2021年10月29日発売のまんがグリム童話2021年12月号掲載「声なきものの唄」67話についてネタバレです。

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【前回のあらすじ】

婚約者がいるにも関わらず、久米への想いが消えない巴太夫。

そのころ栄太は、番頭におイトと夫婦にならないかと打診され…?!

「声なきものの唄」66話のネタバレはこちら

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目次

声なきものの唄67話 ネタバレ

おイトと所帯を持つ気はないかと聞かれ、戸惑う栄太。

お前がチヌを好きなのはわかっているが、それは叶わない願い…。

元々真面目なお前なら、おイトと所帯を持ってここで長く勤める事も可能だろうと話す番頭。

よく考えてみてくれと、栄太の肩を叩いて番頭は去って行きました。

ここにいる限り、俺がチヌと結ばれることは決してないのか…。

そう考えた栄太は、ショックを隠し切れずに立ち尽くすのでした。

木枯らしが吹く中、キョロキョロと辺りを見回しながら街を歩く後藤田。

すると、前から公三郎がやってきました。

もしかして…チヌのお見舞いに来たのですか?と聞かれ、後藤田は言葉に詰まります。

公三郎がチヌの看病のために家を借りたと聞き、驚いてしまい…。

仕事が手に着かないでいると、様子を見に行けと秘書の伊藤に追い出されたなんて言えないわ…と肩を落とします。

お見舞いに行く前に、私の借家で一服しませんか?と誘う公三郎。

後藤田は内心喜びつつ、招待されてもいいかな…と照れ臭そうに返事をするのでした。

公三郎に案内され、借家に着く二人。

若水家の当主なのに、普通の家やな…と後藤田は呟きました。

僕一人で住んでいるし、これで十分ですと答える公三郎。

お茶でも淹れましょうか?と聞かれ、お前が淹れるんか?!と後藤田は驚きを隠せません。

古い家に高貴な男が茶コーヒーを淹れる姿に、違和感を感じるのでした。

今もチヌの看病をしているのかと聞くと、急に公三郎の元気がなくなります。

チヌが心配で、毎日のように洗濯物や賄い場に顔を出していた公三郎。

さすがに恥ずかしがったチヌが、おクマに代わってくれと頼み込んだのです。

色男なのが仇になったな!と、後藤田は大笑いしました。

公三郎が淹れたコーヒーを楽しみながら、本題に入る後藤田。

チヌの事は本当好きなのか?と質問したのです。

公三郎はしばらく黙り、答えたくありませんと視線を伏せました。

セツと別れたばかりの僕が言っても信用できないと思うので、時間をかけます…と答えます。

その答えを聞いた後藤田は、チヌの事が本気ってことじゃろう?!とヤキモキしました。

ふと、これなら儂が入る隙があるんちゃうか?と頭に浮かんでしまい…。

儂の方がこそ本気でチヌを好きなのか?!と、自分の気持ちに戸惑うのでした。

公三郎の借家から、チヌの病院へ向かう二人。

院内に入ると、以前チヌに牛乳を突き返した男の子・京相がいました。

自分に近づいてくる公三郎に、警戒する京相。

公三郎は自己紹介をした後、あまりチヌに無礼を働くと…僕が黙っていないからね!と脅したのです。

泣きながら逃げていく京相を見送り、ふと窓の外を見る後藤田。

門の近くに、岸に似ている人影を見つけるのでした…。

病室で眠るチヌは、姉と島を出た時の夢を見ていました。

二人で戻ってこようなと誓ったあの日から、客を取らされて絶望した日…。

東陽楼で働き、公三郎をはじめいろいろな人に出会った事。

辛いことも多かったけど、いつも誰かに助けてもらっているな…とチヌは感じていました。

目を覚ますと、百面相してたぞ?と笑う後藤田の顔がありました。

チヌは嬉しそうに、病室で皆と話が出来て…「なにもしない日々」が送れて幸せだとうれし涙を零したのです。

その笑顔に、こんなに可愛かったっけか…と心を奪われる後藤田。

公三郎にチヌを渡すのが、惜しいとさえ感じるのでした。

しばらくすると病室に先生がやってきて、抜糸の予定を伝えました。

刃の前に立ちふさがった意気はどこへやら、チヌは恐怖に怯えていたのです。

その姿を笑う後藤田ですが、公三郎はチヌの傷に責任を感じている表情を浮かべるのでした。

門の外にいた人物が気になり、他にお見舞い客はきたかと質問する後藤田。

しかし…二人の他にはいないと言われ、不審に思うのでした。

東陽楼では、新年に向けての準備で慌ただしい日々が続いていました。

巴太夫は、贔屓の客に文を書くものの…なかなか筆が進みません。

彼女の頭の中は、久米に言われた言葉でいっぱいだったのです。

あなたの事を、軽くは想うとらん…。

その言葉は、たくさんの甘言を聞いてきた巴太夫の心を小娘に戻してしまうほどでした。

突然外から美緒の泣き声がし、外に出ると…。

猫のおヒィが障子を破り、美緒を困らせていたのです。

おヒィの首を掴みあげ、今度悪さしたら三味線にしてやる!とドスを効かせる巴太夫。

慌てて逃げ出す猫を見て、動物は躾けられても己の心は難しいな…と考えるのでした。

チヌのお見舞いが終わり、借家に帰る公三郎。

家の前に着くと、大多和が立っていたのです。

その後ろに佇む女性に気づき、この方は?と聞くと…。

大多和は、あなたの奥様候補・乾たまき嬢ですと彼女を紹介するのでした。

声なきものの唄67話 感想

公三郎とチヌの間に、後藤田も参戦する雰囲気になりましたね!

ラストには、公三郎の奥様候補というたまきまで登場しました。

チヌを巡る恋愛関係が、今後複雑になりそうで…気になります!

次回の「声なきものの唄」68話が掲載されるまんがグリム童話2022年1月号は11月29日発売です。

声なきものの唄68話ネタバレはこちら

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