声なきものの唄68話ネタバレ!客に抱かれ、巴の心に浮かぶのは…。 | 放課後マンガ

2021年11月29日発売のまんがグリム童話2022年1月号掲載「声なきものの唄」68話についてネタバレです。

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【前回のあらすじ】

巴太夫は未だ、久米への恋心を抱きながら日々を過ごしています。

公三郎と共にチヌの見舞いに行き、自分の想いに気づく後藤田。

家に帰った公三郎を待っていたのは、大多和と…?!

「声なきものの唄」67話のネタバレはこちら

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目次

声なきものの唄68話 ネタバレ

後ろに佇む女性・たまきの紹介をされ、ハッとした表情を浮かべる公三郎。

10年前にアメリカ留学した才女で、高木家の血を引くという申し分ない家柄です。

たまきは物怖じせず、公三郎に初めて会った時の思い出を語り始めました。

留学で不安な時、辛かったらいつでも帰ってきなさい…という言葉に救われたというたまき。

アナタはワタクシの救い主で、初恋の方です!とニッコリ笑い…。

貴方の嫁候補なら、喜んで…と言って席を立ちます。

それを見た公三郎は、彼女の度胸の良さに驚きを隠せないのでした。

その後…馬車に乗り込んだたまきは、大多和から聞いたチヌの話を思い出します。

売春婦なぞにたぶらかされている兄様を、ワタシがまっとうにしてあげなくては…!

たまきの顔は、決意に満ちているのでした。

その頃…チヌの病室には、巴太夫と美緒がお見舞いに来ていました。

久しぶりの再会に、涙を流して喜ぶチヌと美緒。

猫のおヒィの足型をおみやげにもらい、チヌは感激のあまり目を回すほどです。

巴太夫に手術はどうだったかと聞かれ、水が飲めなくて辛かった…とチヌは話しました。

賑やかそうな病室の外で、面白くなさそうな看護師たち。

女郎は検梅病院にでも入っていればいいのに…と陰口を叩いていると、巴が顔を出しました。

丁寧に頭を下げ、カタギの病院でお世話になり感謝していると言う巴。

高級な菓子を手土産に、看病という尊いお仕事は、さぞ骨折りでしょうね…と微笑みかけます。

その所作や声色は、看護師たちを黙らせるほどの気品に満ち溢れていたのです。

あれが一流の女かぁ…と囁く彼女たちを見て、姐さんの人たらしは勉強になります!と言う美緒なのでした。

病室に戻った巴は、チヌに傷を見せてくれないかと聞きました。

白い肌にくっきりと残る傷を見て、涙を浮かべる巴。

よう生きとってくれたな…と声をかけると、チヌの目にも涙が溢れます。

その後、栄太の事を報告する美緒。

雇い人の立場を守るようにと注意され、おイトと結婚するかもという話を聞き…。

栄太を傷付けてしまったと思ったチヌは、心を痛めます。

去り際、美緒は心配そうにしていますが…。

巴は、人を傷つけるという覚悟が出来るやろ…と呟くのでした。

別の病室では、チヌの施しを断った滋という少年がいました。

彼の元にいる祖父は、母親が作った靴下を手渡します。

おぬしは京相家の跡取りなのだから、心身共に健全であらねばな!と言う祖父。

滋は言葉を、黙って受け止めます。

帰り際、チヌの病室が騒がしい事に気づいた祖父。

滋に向かって、下賤な者に近づくなよ!と釘をさしていくのでした。

自室に帰った巴は、仕事着に着替えて客を迎えます。

贔屓の客・隅田と酒を交わしますが、彼は早く巴を抱きたい…と我慢できない様子。

ひと月ぶりに、たっぷり味あわせてもらおうか…と笑う隅田。

巴は隅田に体を弄られながら、心は己のものだ…!という姿勢を崩しません。

仕事を始めたばかりの頃は、好きな男に抱かれているつもりでやればいい…と言われていた巴。

その考えは客を見下げ…己の価値まで下げているような気がして、巴は納得できなかったのです。

しかし今になって、頭に浮かぶのは…想い人の姿。

こんなにも心に浮かんでしまうものとはな…と、体を捧げながら思うのでした。

客を見送るために、外に出る巴。

チヌに「傷つける覚悟」なんて言ったけれど、自分にはその覚悟があるのか…と不安に駆られていました。

空はだんだんと暗くなり、美しい星が輝いています。

近くにいた子供が、得意そうに話しているのを聞く巴。

あれは「天狼星」と呼ばれる星で、ギリシャ語では「焼き焦がすもの」という意味があるんや…!

それを聞いた巴は、食い入るようにその星を見つめるのでした。

病室で眠っていたチヌは、誰かに体を触られている気がして目を覚まします。

おクマさんかと思っていましたが、目の前にいたのは…岸です。

チヌの傷を撫で、可哀そうやなぁ…と繰り返しました。

はだけた衣服を急いで直し、おクマを探しますが…近くには誰もいません。

彼女にはお使いを頼んだと言い、立ち尽くす岸。

「旦那選び」は楽しかったのぅ…と不気味に言う彼を見て、チヌの心に恐怖が湧きあがるのでした。

声なきものの唄68話 感想

自分の心にくすぶり続けている、久米への想い…。

切ない心情が、とてもよく伝わってくるお話でした。

今度はチヌに、岸がやってきますが…。

大人しそうな彼がどう動くのか、気になります!

次回の「声なきものの唄」69話が掲載されるまんがグリム童話2022年2月号は12月29日発売です。

声なきものの唄69話ネタバレはこちら

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