月刊まんがグリム童話で連載中の人気漫画「声なきものの唄~瀬戸内の女郎小屋~」の1巻のネタバレです。
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声なきものの唄~瀬戸内の女郎小屋~1巻のネタバレ
第1話 女の競り市
明治後期、瀬戸内海の島で育った活発な少女チヌ。
母はすでに他界しており、幼い頃から父と美しい姉のサヨリと共に3人で暮らしていました。
しかし娘2人を男手一つで育ててくれた父も亡くなりました。
チヌは金を稼ぐため、サヨリと共に島を出ますが、そこで人買いの競りにかけられてしまいます。
そしてサヨリは瀬島という男に買われ、チヌは下働きの下女として須賀屋に引き取られて、姉妹は別れも言えぬまま離れ離れに。
それから1年間、須賀屋で下働きしながら、いつかサヨリと共に二人で島へ帰ることを夢に見ていたチヌ。
しかしそんなある日、チヌは突然初見世として売りに出され、無理やり男の相手をさせられることになりました。
それからずっと売りに出され、惨めな思いをしなければならないと知ったチヌは、島へ泳いで帰るため海へ飛び込みますが、途中で溺れてしまいます。
その時、船に乗った男に助け出されました。
第2話 女郎の母性
美しい顔立ちの彼はチヌを須賀屋に送り届けて立ち去っていきます。
その男の正体は若水家の当主・公三郎でした。
公三郎はこの周辺の遊郭の地主で、彼に逆らえる者はいないほどの偉い人だったのです。
本来逃亡はキツイお仕置きが待っていましたが、公三郎が絡んでいたことにより不問に。
そしてチヌは女中に戻されました。
しかし小梅という1人の女郎が病気になってしまったことをきっかけに、チヌは嫌々ながらも、これが今の仕事だと割り切って女郎になることを決意します。
そんな中、小梅の具合が良くならないことを心配したチヌは、精のつくものを食べさせたいと考え、海へと向かいました。
そこで釣りをしていた公三郎と再会します。
チヌは大漁の魚を分けてもらい、自分のさばいた魚を彼にも食べさせました。
それをきっかけに公三郎と距離を縮めたチヌでしたが、突然小梅が血を吐き死病だったことが判明。
主人たちは客が寄り付かなくなるため医者を呼ばず、借金を抱えたまま小梅を故郷へ返そうとします。
チヌは公三郎に助けを求めに向かいますが、その途中で警官に捕まり、須賀屋に連れ戻されました。
家に帰ると小梅は死んでおり、その噂は街中に知られて須賀屋は潰れてしまいました。
そうしてチヌが次に訪れたのは矢津遊郭一の大店「東陽楼」でした。
第3話 東陽楼の姐さん
東陽楼の楼主・藤富はチヌが公三郎と親しくしていたのを目撃し、公三郎を店に呼び込むために、いつの間にかチヌを買っていたようです。
公三郎はどれだけ廓中の女が体当たり戦術をかけてもなびかず、楼主たちは土地を取り上げられないよう取り込もうと必死になっていました。
それにもかかわらず公三郎がチヌには興味を示しているため、娼妓たちは嫉妬して嫌がらせをしました。
そんな中、性病に感染しているか検査する検梅日があり、チヌも含めて女郎たちは全員検査されることに。
そして検査も無事に終わったその帰り道、公三郎と遭遇します。
娼妓たちが公三郎に群がる中、彼はチヌに声をかけてきました。
嫉妬した娼妓たちは店に帰るなり、チヌの足にタバコを押し付けます。
それでもチヌは公三郎を思い出すと、辛くても楽になる気がしました。
そんな中、チヌの娼妓としてお披露目の日がやってきました。
しかしなぜか公三郎からもらった本がなくなっていることに気づくチヌ。
髪を結う髪結いも出払ってしまい、仕方なくチヌは髪を下ろしたまま公三郎の前に現れます。
そんなチヌの姿を見た公三郎は「人魚姫だね」と笑い、チヌも笑顔を取り戻しました。
しかしチヌは公三郎に本のことを尋ねられるも、涙を見せます。
すると公三郎はチヌの手を引き、部屋に連れて行きました。
そこで本を無くしたことを打ち明け謝るチヌに、公三郎も誰かが持って行ったんだろうと察し、考えなしに悪かったと謝ります。
そんな公三郎に命まで救ってもらって、自分にとっては神様のような人だというチヌ。
すると公三郎は自分が人殺しでも卑怯者でもそう言ってくれるかと問いかけました。
そして公三郎はチヌにキスをしますが、「君みたいな娘を抱けたら幸せだろう。だから抱かない」と言って、部屋を出て行ってしまいます。
それでも公三郎は旦那として世話をすると申し込み、その後もチヌを訪ねて酒を飲んだり本を読んだりしました。
そんなある日、チヌは禿の美緒に須賀屋に落とし物をしてしまったので取ってきてほしいと頼まれます。
そのため誰もいない須賀屋に入ったチヌですが、3人の男に捕らえられ襲われそうになります。
その時、下働きの栄太がやってきて、大声を出してチヌを助けてくれました。
しかし襲われた時に腕を折られたチヌは寝込むことになります。
さらにチヌを襲った男たちの中には松井組の下っ端がおり、その松井組の親分はお職の紅緒の客であることが判明。
美緒は紅緒に脅されて、チヌを須賀屋へ誘導したようです。
紅緒は公三郎のことを好きだったらしく、チヌが気に入られたことに嫉妬していました。
その後紅緒が東陽楼を出ていく日、チヌが眠りから覚めると枕元には失くした本が置かれていました。
第4話 弱き者たち
チヌが東陽楼で働き始めて半年たった頃、姉のサヨリと顔が似て美人なフミという女性を後見としてお世話をすることになります。
しかし彼女は子供のように自由で、接客中も居眠りをした上におねしょをしてしまう問題児でした。
そんなある日、いつものようにチヌが公三郎の接客をしていると、公三郎が部屋に古今集があることに気づきます。
その本を開いた瞬間、意味深な表情をして突然立ち上がり帰ろうとする公三郎。
しかしふすまを開くと、そこにフミが立っていました。
公三郎を見て「ええ男やね」と言って走り去っていくフミ。
公三郎は彼女を見て「綺麗な妓だね」と言い、チヌは嫉妬します。
先ほどの古今集を見たときの公三郎の反応もチヌは、彼が胸の中に思っている人がいるのだと思い込み、その人にやきもちを焼いていました。
そんな自分をチヌは身の程知らずだと感じました。
後日、再び公三郎が訪れたと聞いたチヌは、部屋へと向かいます。
しかしそこにはすでにフミが座っており、公三郎の前でキャッキャと楽しそうにしていました。
さらにフミはチヌが公三郎と床入り出来たら着てもらおうと、下手ながらもようやく縫い上げた浴衣を勝手に引っ張り出しており、公三郎にあげようと提案します。
チヌは怒ってフミをビンタし、浴衣を取り上げました。
フミは声を上げて泣き出し、チヌも部屋から飛び出して涙を流しました。
その後、フミは盗みを働いたことがバレて、遣り手のトシにお仕置きをされ、縛られて小屋に閉じ込められます。
チヌは栄太と共にこっそりフミに水と食事を持っていきましたが、フミは栄太に握り飯をくれるなら、股を貸すと言って自ら股を開きました。
小さい頃からそうして食べ物をもらってきたというフミに、チヌたちは言葉を失い、この世はむごいと感じました。
その後、フミは根性悪の娼妓への荒療治として乗せられるという「おちょろ舟」に乗ることに。
おちょろ舟は沖に留まっている船までいって船員たちに売り込むための舟で、船に乗ったら迎えが来る夜明けまで、どんなタチの悪い客からも逃げられないのです。
おちょろ舟にはフミを含めて3人の娼妓がいましたが、チヌもフミのことを心配して顔を隠して密かに舟に乗り込んでいました。
そしてすぐにチヌたちは船に乗る男たちに買い取られましたが、彼らは乱暴でした。
フミは船長の相手をさせられますが、小便をして怒らせてしまいます。
チヌは後見として不始末は自分が取ると、船長に土下座しました。
すると船長はチヌに男たちの前で素っ裸になれと要求。
それからチヌは何人もの男たちの相手をし、フミは涙を流しながらその様子を見ていました。
翌朝、ボロボロになりながらも何とか仕事を終えて東陽楼に戻ってきたチヌは、主人たちにこれからもフミをおちょろ舟に乗せるなら後見の自分も必ずついていくと告げます。
そしてこの後、フミのおねしょはピタリと止まったのでした。
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声なきものの唄~瀬戸内女郎小屋~1巻感想
今の時代からは想像もできませんが、こんな時代が実際にあったと思うとぞっとしますね。
この後、チヌはサヨリと再会できるのか、公三郎とどうなっていくのか気になりますね。