こんにちは。「コウノドリ」第30巻の発売日は、2020年3月23日の月曜日となります。この記事では、「コウノドリ」第30巻の内容と無料で読む方法をまとめました。
コウノドリ【30巻】最新刊ネタバレ!前巻をおさらい
29巻では、シリーズ“新しいNICU編”が始まりました。ペルソナから逃げ出し別の病院で働いていた新井ですが、緊急出産で生まれたものの泣かない赤ちゃんを助けるためにドクターカーでペルソナへ向かいました。
さらにその後も腸重責の子供を助けるためにとペルソナへ行くことが続きました。久々に会った下屋は、外の世界を見てきた新井は新しい新生児科医になれると思うのでしたが、新井はペルソナには戻りませんでした。
コウノドリ【30巻299話】私の責任
障害児を抱えた森元ヤヨイは自らの手で娘のコノハの命を奪ってしまいました。これには出産に携わった産科、新生児科も心を痛めつつ責任を感じていました。
障害児の介護の負担は普通の人には大変という言葉では言い表せないものです。しかもその負担を全て1人で背負っていたヤヨイは、責任の重みに耐えきれずに呼吸器を外してしまったのです。
こうなってしまったのも障害児を生んだ自分の責任だと言いながら警察署に来たヤヨイ。しかし新井は子供の障害はヤヨイのせいではないと伝えます。
コウノドリ【30巻300話】ある決心
障害が残るとしても子供の命を救うことが本当に正しいことなのか分からなくなってしまった新井。そんな新井を、白川は障害児用のデイサービスに連れて行きました。
介護から少し離れることで親は自分の好きなことができ、心に余裕ができると白川は言います。
命を救うことは誰かを不幸にするためではない、という白川の意見を聞き、新井はNICUへの復帰を決意します。
コウノドリ【30巻301話】帰還
新井はすぐにNICUに戻ってきました。それを喜ぶ人もいれば、気に入らない人もいます。新井はかつての新井と違い助産師にも優しく接することが出来るようになっていました。
さらに赤ちゃんの家族のことも考えて行動する新井。しかしこれは赤ちゃん第一で新井とは方針が異なる工藤との衝突に繋がってしまうのでした。
コウノドリ【30巻302話】ある症例
ペルソナに重傷の先天性横隔膜ヘルニアの胎児を抱える妊婦が転院してきました。例え出産がうまくいっても生死や障害の有無の保証はできません。
肺の成長を見守りながら迎えた37週目。しかし肺は成長していませんでした。蘇生が出来るか、挿管が出来るか、全ては未知数のまま帝王切開が始まります。
コウノドリ【30巻303話】新しいNICU
遂に始まった帝王切開術。赤ちゃんはすぐに取り出されるもそのまま隣のオペ室へ運ばれ処置が行われました。
手術が終わっても危険な状態に変わりがない赤ちゃんですが、赤ちゃんに会いたいと言う母親と合わせてあげたい新井の気持ちが重なり、母親は赤ちゃんを見ることが出来ました。
新井の判断を責める工藤ですが、もし会えずに死んでしまった場合は工藤の責任になると新井は言い返します。
コウノドリ【30巻304話】院内対立
まだまだ危険な状態の本田ベビー。それでも家族のために祖父母や兄妹も赤ちゃんに会えるようにしたいと新井は言います。
感染の危険もある中で、両親以外の面会は基本的に禁止です。それでも新井は家族と面会することが赤ちゃんにもいい影響を与えると信じていました。
しかし反対する工藤と新井は真っ向から対立。家で妻にこのことを話す工藤は、同じ様に子供がNICUに入っていた親としては家族が支えてくれることは心強いことだと言われ、何かに気づきました。
コウノドリ【30巻305話】交渉術
妻の言葉で少しだけ考えが変わった工藤。それでもただ家族の面会をさせたいと言う新井には反対します。感染などの対策に対するきちんとした基準を立てなければいけないと工藤は提案したのです。
この2人とは別に医院長はまだ家族面会の意見に反対していました。しかしサクラから家族面会によって病院のイメージが挙がり、患者数アップにつながるかもしれないと言われると、コロッと意見を変えて家族面会に大賛成します。
コウノドリ【30巻306話】家族とベビー
本田ベビーがの肺も徐々に成長し抜管が近づきます。たった1人で病院に通い不安そうにしていたアヤカもおむつ替えをさせてもらうことが出来て笑顔を取り戻しました。
そして遂に家族が赤ちゃんに会える日がやって来ます。感動する家族で赤ちゃんをお風呂に入れてあげたりと全てが順調に進み遂に抜管することが出来ました。
赤ちゃんは初めての産声を聞かせてくれます。しかし安心したのもつかの間、すぐに赤ちゃんは再挿管することになってしまいました。
コウノドリ【30巻307話】赤ちゃんの喉
良くなって抜管、悪くなり挿管と繰り返していた本田家の赤ちゃんメイは管が入りにくくなってきていました。アヤカがメイにつきっきりなことで息子のマー君が赤ちゃん返りしてしまった矢先、メイの気管切開が進められます。
気管切開でメイは楽になるものの家族の負担が増えてしまうことは確実です。しかし話すことが出来なくなる可能性も出てくるのです。退院できることがいいことではない、その日から本田夫妻は面会に来なくなってしまいました。
コウノドリ【30巻308話】家族
母乳を持ってくる以外ほとんどメイを見なくなった本田夫妻。そろそろ気管切開についての決断をしなければいけないことは分かっていますが、それでも想像もつかないメイとの生活がその決断を鈍らせていました。
アヤカの負担が増えてしまうことは確実で安易に答えを出せない旦那のアツシは決断をアヤカに委ねようとします。しかしそれでアヤカの心は壊れかけてしまいました。メイの障害は自分のせいだから自分がすべての面倒を見ると言うアヤカ。
しかし新井はそれならば手術はしないと言います。家族みんなでやらなければいけない、そのサポートをさせてもらうと言う新井の言葉を聞き、本田家はメイを連れて帰ることを決意します。
コウノドリ【30巻】感想
新しいNICU編は長編です。この後ももう少し続くのですがかなり話は盛り上がってきました。森元の失敗を経てペルソナに戻って来た新井が工藤と対立しても二度と同じ悲劇を繰り返さないために自分の意思を貫き通すところがとてもよかったです。
赤ちゃんを救えずに逃げてしまったかつての新井とは違います。こうやって過去を乗り越え、良いほうに話が進んでいくのは見ていて爽快です。今は本田家を相手にしていますが、対立していた工藤と共に本田家を良い方向に導いてくれて本当に良かったです。
もし新井がいなければ、アヤカの心は壊れてしまい森元と同じ道をたどっていたかもしれません。
コウノドリ【30巻】お得に読む方法はコレ
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コウノドリ【31巻】考察予想
メイの気管挿管をして家に連れて帰ることを決断した本田家。まだNICUにいますがそれでもメイに触れられることで笑顔になった家族のこれからが描かれます。
NICUでは本田家が不安にならないように退院後のための練習を続けます。もちろん不安はつきものですが、それでも新井はしっかりと家族を支えてくれるでしょう。
退院させたらそれでお終い、というこれまでのNICUから一新され、障害児をもつ家族に寄り添えるNICUを作り出すための第1歩を踏み出すことはできたのでしょうか?
まとめ
この記事では2020年3月23日月曜日発売の「コウノドリ」第30巻の内容と無料で読む方法についてまとめました。お役に立てると嬉しいです。