こんにちは。2019年11月28日発売のモーニングより、コウノドリ【第310話】「NICUの未来」を読みましたのでご紹介します。
前話をご覧になっていない方やもういちど振り返りたい方はこちら
309話では、メイちゃんに気管切開の処置が施され、本田家全員がカニューレ交換の練習を行いました。
練習すること1ヶ月、遂に退院の日がやって来て本田家の人々はNICUを意識して頑張ろうとしますが、新井は家庭をNICUにしようとしてはいけない、とはっきりと言うのでした。
目次
コウノドリ【310話】最新話ネタバレあらすじ
家庭をNICUにしようとしないで欲しいという新井の発言の裏には、家族がNICUのスタッフの様になってしまったらメイちゃんの”家族”がいなくなってしまい、メイちゃんは独りぼっちになってしまうという、経験を踏まえた新井の考えがありました。
家族にはそれぞれの生活がある、加えてメイちゃんに関してもNICUの様に決められた時に決められたことをするきっちりとした管理でなくても大丈夫だと新井は言います。
カニューレが外れてしまった時に家族皆が対応できれば、メイちゃんは普通の赤ちゃんと同じなのです。
家族のペースでいい、新井の言葉を聞いて本田家の皆は返事をしますがまだ少し不安そうです。
ソーシャルワーカーの向井が本田の家に行って、メイちゃんを受け入れられる環境を確認して来たようです。
粗々のことは大丈夫のようですが、向井が気になったのは息子のマー君がスイミングを辞めることになってしまうだろうということです。
メイちゃん退院の日。
工藤は父親であるあつしにマー君にスイミングを続けさせてあげられないかと言います。
自分も同じ男として、負担の多い母親の意志に委ねてしまうことはよく理解できる工藤ですが、男が出来ることをすることで奥さんや家族を支えることが出来る、可能な限り家族に我慢する生活を送ってほしくないと工藤は言います。
これは新生児科医ではなく、NICUを卒業したこの父親としてのお願いでした。
メイちゃん家族の幸せを願い、送り出したところで白川が登場。
新井がペルソナに戻ったことを聞きつけた白川は自分もNICUに戻る、とここで決意します。
新井が来てからNICUが変わったという下屋に、新井はまだまだ変えなくてはいけないことがあると話します。
その話を聞き、下屋もそろそろ産科に戻ることを考え始めました。
コウノドリ【310話】の感想
新しいNICU編が完結しました。まだまだ改革は始まったばかりですが、ひとまずメイちゃんは家族の認識もしっかりとした状態で送り出すことが出来ました。これからどんなことが待っているかは分からない、折れてしまうかもしれません。
それでも、初めから何も分からない人達を送り出したわけではないので、きっと本田家の人々は頑張ってくれるでしょう。
NICU改革へのスタートが無事にきられました。ラストでペルソナに新しい風が吹き始めることが予想される終わり方だったのがとても嬉しかったです。
コウノドリ【311話】考察予想
白川がペルソナに戻ってくると決断したもののすぐに戻ってくるわけではないと思うので、次回から始まる新シリーズは下屋が産科に戻ってくる様子が描かれるシリーズになるのではないかと予想します。
よし、戻ろう!とすんなり戻るのではなく、救命で何を学び、自分の意識がどう変わったのか、他人から見たら自分はどう見えるのか、今自分が産科に戻り何が出来るのか、をしっかり考えるシリーズになるでしょう。
そしてこのシリーズは短めに終わって下屋は産科に戻ってくるでしょう。
まとめ
コウノドリ【第310話】「NICUの未来」のネタバレと感想&311話の考察予想についてまとめました。