こんにちは。2020年3月10日発売のビックコミックより、空母いぶき GREAT GAME『第6ソーティ:一隻の船』のネタバレと感想、次話考察予想についてまとめました。
5話では、「ディオサ号」からのスカイプで「しらぬい」はロシアのソナーを見て騒然としながらも、攻撃された理由も理解しました。
蕪木は「しらぬい」で航行不能な「ディオサ号」を見捨てることは出来ないと曳航を提案するのでした。
空母いぶき GREAT GAME【6話】最新話ネタバレあらすじ
曳航準備に入る2隻の船。
蕪木は進言を受け入れたことについて、総理官邸が早期解決を望んでいることを理解します。
しかし「ディオサ号」の舵は30パーセントも動かないため、まるで鉄塊を引っ張るようなものです。
一方、ブリッジでは映像からロシアソナーの解析が進んでいます。
大容量のメモリーを内蔵し、各国の潜水艦の音紋データも記憶するだけではなく、ディープラーニング機能付きのようです。
おそらくはロシア潜水艦の移動記録まで残っている可能性もあり、核弾頭を搭載したロシア原潜の位置まで把握できるかもしれないのです。
ロシアの立場ならば「ディオサ号」を北極海から絶対に出すことはしないでしょう。
曳航は一心同体のチームワーク作業だと蕪木は、直接「ディオサ号」に乗り込むつもりです。
そのころ、日本では柳澤総理の緊急会見が行われました。
総理は「しらぬい」が「ディオサ号」を曳航すること、魚雷を発射したことを公表します
…が、当然ながら記者からは魚雷の発射理由を追求されますが、目の前で溺れている人を助けるのに理由がいるかと、質問を退けます。
ソナーの件を触れずに会見をする総理を強いと感じる秋津。
現場では蕪木とアニタが面会を果たします。
補給艦で燃料を受けてボーフォート海に向かうと後悔予定を説明して、連絡を密にと要請する蕪木。
北極海の現状を見て覇権争いをしている世界を嘆きながら、北極海と世界を守りたいとするアニタ。
仲間を守るためには日本を守るしかないと入隊希望を語る蕪木。
2人は万が一の場合、ロシアソナーの公表をする考えは一致していました。
そして始まる危険な曳航。蕪木はロシアからの再攻撃に備えます。
空母いぶき GREAT GAME【6話】感想
直接アニタに面会した蕪木は意思疎通もさることながら、秋津の言うように人工衛星等でスカイプをはじめ、あらゆる手段で会話が傍受されるのを恐れたからです。
もっとも、2人もそれは承知の上でいざとなれば例のソナーを全世界に公表するつもりなのでしょうが。
とはいえ、ソナーが白日の下に晒されると、上手いこと記者会見を乗り切った総理がまた質問を浴びそうで可哀想な気もします。
日本としては喉から手が出るほど欲しい情報が隠されているソナーなだけに、穏便に済ませたいことでしょう。
空母いぶき GREAT GAME【7話】考察予想
「守る」という概念にこれほど違いが出た二隻の責任者。アニタは地球とか悠久の平和を守るため。蕪木は身近な人を守るため。
ゴリゴリのミリタリー漫画家である、かわぐちかいじが環境問題に舵を切ったとは思えませんが、とにかく今は目の前に迫った危機から守るため、蕪木のやり方が正しいと思います。
アニタの守るはまず生き延びてから考えるべきだと。
総理官邸からは攻撃中止を厳命され、しかも動けない「ディオサ号」を背負ったまま、いかにロシアから守るのか、蕪木の手腕に注目です。
まとめ
2020年3月10日発売のビックコミックより、空母いぶき GREAT GAME『第6ソーティ:一隻の船』のネタバレと感想、次話考察予想についてまとめました。