こんにちは。ひらりです。
2021年10月18日発売のヤングマガジンより、マイホームヒーロー【150話】「家族であること」を読みました。
149話では、
死んでいなかった窪は哲雄に向かって刀を投げた後で逃亡してしまいました。
救急車で搬送される哲雄は、自分が何もしなくても全ては上手く行ったのかも知れないと感じながら、家族に愛してると伝えて意識を失ってしまいます。
それでは、この記事では、マイホームヒーロー【150話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
目次
マイホームヒーロー150話ネタバレ最新あらすじ
村での事件は「カルト村殺人事件」という名で連日報道されました。
容疑者である窪こと佐武辰巳は、3週間たった今でも行方が分かっていません。
哲雄は歌仙が全て半グレに責任を擦り付ける証言をしたことで英雄として扱われていました。
唯一生き残った村人、胡蝶の夫与丞も歌仙に乗っかり同様の証言をし、郷一郎の体内から哲雄の指紋付きパチンコ玉も見つからなかったため、哲雄を犯人と示す証拠は何も残っていません。
ずっと目を覚まさなかった哲雄は、3週間が経ちようやく目を覚まします。歌仙にもすぐ連絡が入りました。
目覚めると警察が聴取に来ますが、今の哲雄はまだ記憶が曖昧だとして応じません。
そんな哲雄の元に最初にやって来たのは、大学時代のサークルの後輩田端です。
親族と嘘を吐いて入って来た田端は、哲雄が英雄と言われていることを伝え哲雄を驚かせました。
田端は今回の事件が必ず映画化されると言うと、俳優として自分を推します。しかし哲雄は自分が英雄視されることも、自分が生きている理由も分かりませんでした。
田端は不思議そうに、家族がいるから生きているのだと言いますが哲雄には罪の重さがのしかかります。
田端と入れ替わりで歌仙が病室にやって来ました。
目覚めないと思っていた哲雄が目覚めたことに、歌仙は涙を浮かべます。
歌仙は生き延びてしまったと言う哲雄に、自首するのかと聞きました。哲雄ならばそうしたいのだろうと思ったのです。
歌仙は哲雄が目覚めない間、家族が無くなってしまうことがずっと怖かったと言います。
そしてもしも哲雄が自首したいと願うのであれば止めはしないが、1人で罪を背負わせることだけはしない、自分も共犯だと伝えます。
その言葉に感謝を言う哲雄は、それで歌仙が幸せなのかと聞きます。
すると歌仙は家族が一緒にいられるのであれば幸せかどうかはどうでもいいのだと答えました。
これまでの家族の思い出が溢れ出して来た哲雄は、泣きじゃくりながらいつか罪がバレて捕まるその時まで一緒に暮らしていきたいと伝えました。それほどに歌仙の言葉は力強く優しいものだったのです。
この事件をきっかけにそれぞれの意識が変わり、零花は警察官を目指すと決意しました。
応援する哲雄の頭には、「またな」と言い残した窪の姿が色濃く残っています。
マイホームヒーロー150話感想
第2部完結となりました。ざっくりいうとこの第2部は歌仙の過去の呪縛を解き放った話です。
半グレだけでなく、村からも狙われていた鳥栖家は許されない罪を背負うことになりましたが、それでも自分たちが幸せに生きていくために戦い抜きました。
改めて見ると、歌仙はとても強い女性であると思いました。
こんな村で生まれ育ったことが大きく影響していますが、哲雄が延人を殺した時からずっと哲雄を支え、一緒に罪を背負おうとしてきました。
歌仙にとって哲雄はヒーローですが、哲雄にとっても歌仙はヒーローなのです。
マイホームヒーロー151話考察予想
次回から遂に最終章が始まります。
組織は消滅したと週刊誌に載っており、村もなくなってしまったためもう零花が狙われる理由はありません。
そのため、物語冒頭から付きまとっていた危険はもうないのです。
となれば最終章で描かれるのは窪と哲雄の決戦です。
窪は自分が負けたということが嫌いであるため、哲雄ともう1度勝負しに来るでしょう。
また窪を殺したいと思っていた小沢もまた関わってくると思われます。窪が暗殺ではなく哲雄との勝負を望んでいるという部分が見どころになります。
まとめ
この記事では、マイホームヒーロー【150話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
ここまでご覧くださりありがとうございます。ぜひ漫画をチェックしてみてくださいね。