2022年3月9日発売の週刊少年サンデー15号掲載の「舞妓さんちのまかないさん」についてネタバレをまとめました。
【前回のあらすじ】
健太が働く洋食屋に修学旅行生が訪れました。
彼らを見た健太は学生時代を思い出し、学生の頃にできなかったことが、今少しずつできるようになっていることを実感するのでした。
目次
舞妓さんちのまかないさん231話ネタバレ
駒えみとして奮闘中の理子は、お客さんの前に出るようになりました。
お茶屋のお母さんが、お客さんに理子が「市」から来たと紹介すると、お客さんは同じ屋形の百はなが良いと話し始めます。
上品な姿に舞妓らしい真っすぐで素直な瞳で、何より芸に真剣であるのがとてもいい、さすがあの花街一の芸妓、百子の妹だと百はなを絶賛するお客さん。
そしてお客さんは百はなに追いつけるように頑張れと理子を激励し、理子も「へぇ!」と力強く答えました。
理子はお客さんに絶賛された百はなのことを、屋形の誇りだと感じました。
するとそのお客さんは、市にはあの面白い子もいるじゃないかと言います。
その面白い子とは、つる駒のことでした。
彼女は昔そのお客さんのお座敷で大失敗したことがあるらしく、あの時は笑ってしまったと笑いながら話します。
するとお茶屋のおかあさんも思い出し笑いを始め、理子は同じ屋形で恥ずかしいと感じ、顔を真っ赤にして俯きました。
その後、理子はもう一人の舞妓が来たため、舞の支度をするよう指示されます。
そして理子が準備のために部屋を出ると、噂のつる駒がやってきました。
理子は驚いて思わず、めがねさん姉さん!といつも屋形で呼んでいる呼び方で呼んでしまいます。
一緒に踊るもう一人の舞妓さんがつる駒だと知った理子は、あからさまに不満顔をしました。
そんな理子の態度につる駒は、少し怪訝な表情を浮かべますが、彼女の髪が乱れていることに気づき、直し始めます。
一年目のぶらがついたかんざしは引っかかりやすいらしく、髪やお化粧が乱れやすいので気をつけた方がいいとアドバイスするつる駒。
昔姉さんがこれで失敗したことがあるらしく、つる駒は一年目の頃によく直してもらったおかげで同じ失敗をせずに済んだのだとか。
しかし理子はつる駒を睨みながら、以前彼女がお座敷で失敗して笑われたことを指摘します。
そのため、今日のお座敷は気を付けてほしいと怖い顔で要求する理子。
つる駒は「へいへーい。気をつけますー」と返しました。
そしてつる駒と理子がお座敷に入り、舞を踊り始めました。
理子はつる駒の涼しい顔を見つめながら、困った姉を持つ妹の身にもなってほしいと考えます。
しかしその時、理子は着物の裾を踏んで、こけそうになってしまいました。
その瞬間、つる駒は理子の腕をつかみ、彼女を助けました。
その夜、屋形に戻った理子は舞妓さんたちから、昔同じところでつる駒が転んだことを聞きました。
その時は、つる駒一人のお座敷だったらしく、つんのめって見事に顔から倒れてしまい、お客さんに笑われたのだとか。
それを聞いた理子は、お客さんが話していたつる駒の失敗は、そのことだったのだと気づきます。
その舞妓さんたちも、つる駒のおかげで失敗を免れたことがあるらしく、つる駒はやらかし経験が豊富なので、やらかしポイントが分かると言っていたのだとか。
しかもあのお客さんは、つる駒がやらかしたことをきっかけに、とても彼女のことを気に入り、毎回指名してくれているようです。
次の日の朝、キヨはおかあさんがお客さんから貰ってきたちょっといい食パンを軽くトーストしました。
そこへつる駒がやってきて、焼き立てのトーストを一口食べます。
するとつる駒は、むせてしまいました。
そこへやってきた理子に、つる駒はむせながら、水分を取る前の起き抜けにパンは危険なので、先に牛乳を飲んだ方がいいと注意します。
そんな彼女に、失敗ばかりする姉を持つ身にもなってほしいという理子ですが、カッコよすぎて追いつけないと内心感じていました。
つる駒は妹のくせに生意気だと怒りながら、むせるのでした。
舞妓さんちのまかないさん231話感想
おっちょこちょいなつる駒ですが、それゆえに他の舞妓さんも助けているというのはカッコいいですね。
次はどんな展開になるのでしょうか?
次回の舞妓さんちのまかないさん232話が掲載される週刊少年サンデー16号は3月16日の発売です。
舞妓さんちのまかないさん232話ネタバレはこちら