こんにちは。ひらりです。
2021年2月10日配信のマガポケより、なれの果ての僕ら【53話】『充たされざる者』を読みました。
52話では、ばらばらに起きていた3つの事件が収束し、クラスメイトはネズによって一か所に集められました。
みきおが死んだ以上、早めの脱出を望む早乙女でしたが、ネズは自分で未来を殺した犯人に手を下すために、1人としてこの校舎から逃がそうとはしないのでした。
それでは、この記事では、なれの果ての僕ら【53話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
目次
なれの果ての僕ら【53話】最新話ネタバレあらすじ
ネズからの圧を感じながらも、溝口は亜夜子のことを皆に話しました。
逃げようとすれば全ての出来事が白日の下にさらされることを知り、及川は絶望しています。先生も気まずそうな顔で下を向いています。
ネズは、人に見られて困るような行動をしたものは自業自得だと言い、逆に何もしていない犬飼や早乙女にとっては迷惑な話だと言います。
名前を出された2人は何と言っていいのか分かりません。
亜夜子のことがなくても犯人を見つけるまで皆を逃がすつもりのないネズは、翌朝8時から犯人捜しをするからと皆に休むように言って、パソコンを受け取り教室を出て行きました。
ネズがいなくなり、皆の不満が溢れ出します。
みきおが死亡し、本来ならば終わるはずだったこの事件がネズの手によって続行され、さらなる死者を出そうとしているのです。
動揺している様子の皆に水野が声をかけようとすると、橘が水野を制して口を開きました。
そして死んだ人のことを1度忘れ、自分たちが生き抜くことを考えろと言います。感情的に反論してくるものもいますが、橘は終始冷静な口調です。
そしてネズを攻撃対象として蜜のだと言いました。早乙女は自分がネズを説得して見せると言いますが、出来る保証があるのかと橘に聞かれると答えることが出来ませんでした。
早乙女は舌打ちをして教室の端に座ります。
食事や休憩を指示する橘は、やらないことは自由だが後に戦えず命を落とすことになっても知らないと冷たく突き放します。
従う女子たちはシャワーを浴びに行きました。治氏が教室を出ると、水野は橘に感謝しました。
橘が言ったことは全て水野が言おうとしていたことなのです。
橘は、水野はリーダーシップが取れるため嫌われない方が良いと自ら嫌われ者を買って出たのでした。木を切り替え、男子は食料を探しに行きます。
シャワーを浴びてスッキリした女子たちは、橘の言葉を受け入れられるようになっていました。
そしてネズと戦う覚悟を決めます。
その頃ネズは図書室で1人亜夜子と話していました。
亜夜子はネズがみきおの実験を引きつぐのだと喜んでいますが、ネズの目的は未来を殺した犯人を見つけて殺すことだけです。
邪魔をするなと亜夜子に釘を刺し通信を切ろうとするネズに、亜夜子は力を貸すと言いました。
全ては自分がこの復讐劇を間近で見るため。ネズは復讐が出来るのであればそれでいいと亜夜子と取引をします。
なれの果ての僕ら【53話】感想
見られては駄目な行動をした者は自業自得だと言うことば、教訓になります。
しかし死ぬか生きるかの状況で、悪いことを何もせずに生きることは普通の人であれば絶対に無理なことです。
悪いことをせずとも、良いこともせずただ傍観者を決め込むこともまた、映像が流出してしまった場合にバッシングの対象となるのです。
この実験に巻き込まれた時点で、もう全員の将来は詰んでいたのです。それが分かってもなお事件が終わらないことがとても辛く感じます。
なれの果ての僕ら【54話】考察予想
ネズとの戦いを決めていくクラスメイト達。
その中で1人ネズを助けようとしている早乙女。ネズの心はもう完全に犯人を殺すことでいっぱいになっているため、どれだけ頑張っても早乙女の言葉が届くことはないでしょう。
気になるのは前回かすかな笑みを浮かべていた山口。
人を殺しているのに平静を保っている山口は、もう誰を殺したところで感情に変化はなさそうです。
山口が未来を殺したのではないか、と予想しています。
相手が女子であれば、早乙女が守ろうとするのは当然なので、庇った早乙女が殺されてしまう気がします。
まとめ
この記事では、なれの果ての僕ら【53話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
ここまでご覧くださりありがとうございます。ぜひ漫画をチェックしてみてくださいね。