逃げ上手の若君66話ネタバレ!頼重の実力が判明! | 放課後マンガ

2022年6月13日発売の週刊少年ジャンプ28号掲載の「逃げ上手の若君」のネタバレについてまとめました。

【前回のあらすじ】

時行は瘴奸に勝利したことで、鎌倉党の信頼を獲得。

市河軍を三大将が相手にする中、諏訪頼重率いる本軍は貞宗軍と国司軍と対峙するのでした。

逃げ上手の若君65話ネタバレはこちら

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目次

逃げ上手の若君66話ネタバレ

貞宗は頼重と一度戦ってみたいと考えていました。

二年前、頼重は鎌倉幕府中の信望を集め、貞宗は一介の御家人にすぎませんでした。

その頃、御射山祭という鎌倉時代のオリンピック的なものが行われていました。

年に一度鎌倉幕府の武士が諏訪に集い、狩りや武芸の腕を競って諏訪明神に奉納したようです。

これは諏訪明神を武士の守護神として盛り立てるイベントであり、この時ばかりは天下の北条もいち参加者に過ぎませんでした。

そしてその祭りで貞宗は、弓の腕前を披露し、頼重に褒められたことがありました。

その時はただ眩しく仰ぎ見るだけだった戦神と、雌雄を決せられる時代になり、貞宗は血をたぎらせているようです。

すると貞宗は小笠原軍副将の常興に、諏訪の防御をこじ開けろと命じました。

命じられた常興は郎党と共に縦に並んで頼重軍に突っ込んできました。

それを見た盛高は、錘行の陣だと気づき、我が陣を貫通し背後に回るつもりだと考えます。

しかし頼重は違うと否定し、前列盾を構えろと指示しました。

すると常興たちは直進とみせかけて、敵前で突然右折しました。

これは貞宗流騎射術「松本奔り」です。

これにより頼重軍の前衛が、常興たちの弓矢に打たれてしまいました。

頼重はさすが一糸乱れぬ統率射撃だと感心します。

その時、貞宗は頼重の前ががら空きになっていることに気づき、すかさず弓矢を放って攻撃を仕掛けました。

貞宗の目には頼重の眉間に弓矢が直撃したかに見えましたが、頼重は最小限の動きで弓を躱したようです。

すると頼重も弓矢を放ち、矢は貞宗の兜に直撃しました。

それを見た時行たちは驚きを隠せません。

頼重の弓は正確なだけでなく、貞宗の弓に勝るとも劣らない美しい型でした。

すると貞宗は今度は常興の弟である新三郎に命令し、間髪入れずに頼重に波状攻撃を仕掛けていきました。

しかし頼重は近接戦部隊の攻撃も全く寄せ付けません。

ぐにゃぐにゃと曲がった奇妙な太刀を軽々と操り、敵の攻撃などないかの如く捌いているのです。

その姿を見た時行は、強いというより神々しいと感じます。

静かな微笑みと最小限の動きで異形の武器を振るう頼重の姿は、どこか人間離れしており、見る者を畏敬させます。

諏訪明神は戦神。

戦の現人神が武芸で劣れば、この乱世では誰も信仰してくれません。

振興には説得力が必要であり、説得力を具現化させるのが頼重の武術。

つまり頼重の武術は強いための武術ではなく、現人神としての説得力を産み、信仰を集めるための武術なのです。

時行は神が味方であることに心強さが湧いてきました。

頼重は郎党たちに、自分が戦の大将を務めるのは貞宗を倒し、信濃に平和を取り戻すためなので、この一戦に死力を尽くし戦うべし、神の加護はここにありだと告げました。

その言葉で郎党たちは活気づきます。

そんな彼らの様子を崖の上から観察する天狗は、乱の標的は貞宗だと確信し、2名の部下に京へ報告しろと命令します。

その直後、頼重の息子である時継と玄蕃が天狗の元へやってきました。

時継は今去った二名は誤報を伝えにいった、お前の口を封じれば父の真の目的は、まだ京には伝わらないと言いながら、天狗に刀を構えるのでした。

逃げ上手の若君66話感想

今回戦う頼重を初めて見ましたが、とても強くて驚きました。

息子の時継も天狗と戦うようですね。

次の展開が楽しみです!

次回の逃げ上手の若君67話が掲載される週刊少年ジャンプ29号は6月20日に発売されます。

逃げ上手の若君67話ネタバレはこちら

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