逃げ上手の若君【15話】最新話ネタバレ確定&感想|足利尊氏の強さと玄蕃の危険な行動! | 放課後マンガ

こんにちは。ひらりです。

2021年5月10日発売の週刊少年ジャンプより、逃げ上手の若君【15話】「尊氏1333」を読みました。

14話では、化かし合いでなら絶対に負けないと自信を持つ風間のおかげで、無事に綸旨を奪い小笠原館を後にすることが出来ました。

諏訪の領地は奪われず、同時に臨時の内容も撤回。

一安心した時行たちは、風間の力があれば足利尊氏を討つことも可能ではないかと考えましたが、頼重は絶対に無理だと断言します。

それでは、この記事では、逃げ上手の若君【15話】の展開予想とネタバレ確定&感想についてまとめました。

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逃げ上手の若君【15話】最新話ネタバレ考察「足利尊氏という男の肖像を知るべき」

これを気に足利尊氏という男の肖像を知るべきだと頼重に言われた時行。果たして足利尊氏とはどのような男なのでしょうか。

この作品上で言えば、謙虚で淡々と任務をこなし、功績を残すまさしく「出来た男」です。

しかし、その裏では実権を握ることを密かに狙い、帝たちを見下しているような人物です。

下についているのが貞宗のようなゲスい人物であり、その人物を扱うと言うだけで尊氏もかなりのゲスさを持っていると思われます。

それでいて狡猾。侮れない人物です。

逃げ上手の若君【15話】最新話ネタバレ考察「足利尊氏のイメージ」

頼重でさえ計り知れない尊氏の肖像を知るにはどのような方法を取ればいいのでしょうか。

かつて北条家に仕えていた者であれば何かを知っているかもしれません。

しかし出てくる内容は、謙虚で実力があったといったような美談ばかりでしょう。

それでも尊氏は謀反を起こしたのです。誰にも悟られぬようにことを進めているのは、完全に北条家を消し去るためだのでしょう。

諏訪に残っている者でも、尊氏の本性を知る者はいないと思われます。

逃げ上手の若君【15話】最新話ネタバレ考察「それでも仇だから」

風間の力をもってしても絶対に暗殺は出来ない尊氏。その点においては貞宗や市河に追いつめられた時点で分かっていました。

小笠原館であれだけ苦戦した今の時行では尊氏を討つなど夢のまた夢です。それでも時行は仇である尊氏を討つことは絶対にあきらめません。

14話にしてようやく1人仲間が増えたので、これからもゆっくりと信頼できる仲間を増やしていきます。

そうして時間をかけて戦いの準備をするのです。歴史上の尊氏は1358年に没しています。

死因は襲撃ではなく病ですが、あくまでも漫画であるため少し内容を変えて時行が仇を討つ展開になるのかもしれません。

逃げ上手の若君【15話】最新話ネタバレ確定「尊氏1333」

頼重から時行に現在の京の状況が語られます。

京では武士代表足利尊氏と征夷大将軍護良親王の間で権力争いが行われています。

政権奪取の大功労者として征夷大将軍になった護良親王が、尊氏が必ず帝に背く時が来ると確信しており、あらかじめ尊氏を殺しておこうと考えていたのです。

護良親王は家臣と共に尊氏の仲間を斬っていきます。

尊氏の側近たちは、下人では相手にならないと刀を手に取りますが、尊氏は1対1で話をすると言って自らが前に出ます。

護良親王の家臣は1人で前に出て来た尊氏に飛びかかります。

しかし尊氏は穏やかな表情のまま、自分に向かって来た全ての者の首をはねました。

後に、護良親王の暗殺は隙の無い尊氏に通じずことごとく失敗したと言われています。

尊氏の強さを目の当たりにした護良親王は、やはり尊氏を生かしておいてはまずいと、家臣を斬る尊氏に後ろから斬りかかります。

しかし尊氏は、護良親王の方を見るまでもなく、素手で全ての太刀をかわしました。

そして刀を小指で止めると、自分の忠義を信じて欲しいと頭を下げました。

1人では敵わないと悟った護良親王は、再び仲間を集めて挑むことを決めます。

その時、丁度仲間が走ってきました。

加勢を命じる護良親王でしたが、走って来た者共は護良親王にぶつかったことも気に留めず、尊氏の身を案じました。

人を以上に引き付けるカリスマ性もまた、尊氏の兵器です。後に護良親王はこの争いが理由で征夷大将軍を解任されます。

自らを慕う者たちに向ける優しい笑顔とは違い、護良親王の方を振り向いた尊氏が見せた笑顔は、自身に満ち溢れた勝ち誇った笑みです。

尊氏の後ろに人間ではない得体のしれない恐怖を感じた護良親王は、尊氏を中には入れてならないと心で叫ぶも、尊氏は帝の元に向かってしまいました。

時行はこの話を聞き驚いています。

頼重は、時行の知らない尊氏であることを伝えた上で改めて、挑む覚悟があるかと聞きます。

その時、亜也子が部屋に飛び込んできました。酒に酔った風間玄場蕃が悪乗りして酒席が危険だと助けを求めて来たのです。

すぐに玄蕃を止めるために向かう時行は部屋を出る前に頼重に言います。

これまで頼重には仲間や戦い方、自信と言う自慢の宝をくれた、だからこそ自分は諦めない、と。

逃げ上手の若君【15話】感想

次回から新展開突入ということもあり、今回の話が第一章の終わりと言えます。

尊氏の強さを知ることになった今回の話も、玄蕃のおかげでしっかりとオチがついています。

自主規制がかかってしまうほどの玄蕃の危険な行動はぜひともイラスト付きで見て欲しい部分です。

尊氏を慕う者たちに伸びた尊氏の触手。

このシーンもまた、何かの名画をモチーフにしているような気がしました。

何かまでは分かりませんでしたが、一目見ただけで一生記憶に刻まれるようなイラストです。

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まとめ

この記事では、逃げ上手の若君【15話】の展開予想とネタバレ確定&感想についてまとめました。

ここまでご覧くださりありがとうございます。ぜひ漫画をチェックしてみてくださいね。

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