令和4年3月1日発売のBELOVE4月号掲載の「おちたらおわり」についてネタバレをまとめました。
【前回のあらすじ】
孔美子はドンペリを飲み干して紗都を助けに来たと微笑みます。
紗都の前にドンドン札束を出していき、自分のお店で働かないか持ち掛けます。
杏とお風呂に入っているときに明日海は陽美妃ちゃんが孔美子の本当の子供じゃないことを知ります。
紗都の力を借りて孔美子は明日海たちの行動パターンを探り、食事の日程を決めます。
明日海は何か忘れていることがあるんじゃないかと考えながら、航平と二人で食事会へ臨むのでした…
目次
心菜とスズカは二人で食事をしながら、お互いに敵じゃなくて良かったと安堵します。
明日海たちがそこに現れて、真宮孔美子も雅純もただならぬ雰囲気だとスズカが驚きます。
今回はクミちゃんの弱点を見つけ出すことだからアスミンには頑張ってもらわないとと心菜は携帯を素早く操作します。
あんたちの小さいテーブルがあると陽美妃ちゃんとはしゃぎます。
その隙に明日海は携帯を通話中にしてこっちで録音しておくから大丈夫だと二人がメッセージで援護射撃します。
そしてテーブルにつき、明日海ちゃんと航平さんとゆっくりお食事なんてはじめてで嬉しいと孔美子が切り出します。
こちらこそ…と航平が挨拶すると硬くないですかと雅純が言い、乾杯しましょうと提案します。
中国には長年貯蔵された酒は味が濃くて長年の旧交は情が深いと言う意味の言葉があるとお酒を注ぎながら語ります。
妻と明日海さんは古くからの付き合いだということでこのお酒と同じで十分深いんでしょうと言って、乾杯とグラスを掲げます。
杏たちもかんぱーい、と無邪気にグラスを掲げ、雅純が航平にお恥ずかしい所をお見せしてと言いだします。
言われた航平が思わずむせて、雅純が不思議そうな明日海を見てにっと微笑みます。
いまは単身で地方にいると聞いていた雅純が、航平に自分の顧問弁護先の人材派遣会社が人を探していると持ち掛けます。
本当ですか?と目を輝かせる航平の手を明日海がそっと握って、警戒してと念じますが航平もわかっていると応じます。
個人情報流出をやらかして、調査したら外部からの社用PCに侵入されたみたいと雅純に答えます。
原因がわかるまでは動けなくて、案外近くの人から恨みを買っていたりしてと孔美子に視線を投げかけます。
孔美子が雅純を窘めて、ゆっくり考えてもらって大丈夫だと言う言葉を明日海が結構ですとバッサリと斬り落とします。
その時にノアの話をふってみたらと心菜からメッセージが入ります。
ノアの写真を見ながらスズカはただのハウスキーパーじゃないよねと怪しがります。
調べたら源太郎パパの事務所にも一時バイトとしてもぐりこんでいたから驚いたと心菜が言いました。
すると運ばれてきた料理を見て、のあちゃんが好きって言っていた食べ物かと陽美妃ちゃんが尋ねます。
のあちゃんはどんな人かと明日海が尋ねると、おてつだいさんですと陽美妃ちゃんが答えます。
もしかしてパソコンも得意?と尋ねる明日海の言葉に孔美子の表情が変わります。
聞いていた心菜がド直球だと驚き、スズカもきりこんだねと冷静に見守ります。
孔美子は陽美妃の口元を拭きながら、ぐっと力を込めてみつめます。
すると雅純が我が家の有能なお手伝いさんにハッキングの疑いをかけるのなら全力で弁護しなければと笑いました。
月島さんとは争いたくないとさらにお酒を注ぎます。
心菜が余裕でかわしたと舌打ちすると、スズカも証拠を残していないだろうからなと考えます。
航平が気を悪くしたならすいません、せっかくだから孔美子さんと雅純さんのことをもっと知りたいと思ってとフォローしました。
お二人の出会いはと尋ねる明日海に、私がCAをやっていたときだと孔美子は伝えます。
雅純がロス行きの便にのったら美人画いたので猛アタックしたと振り返ります。
濃・蜜・秘、どのエピソードから聞きたいですかと雅純は目を輝かせて明日海に尋ねます。
聞いていた心菜とスズカも、子供もいるのにすごい話をしだしそうだとスズカも突っ込みます。
選ぶとしたら”秘”ですね、孔美子さんには秘密がいっぱいありそうだからと言いました。
真っ直ぐ孔美子の眼を見つめ、CA時代に雅純さんにも言えないような秘密があったりしてと言いました。
お手洗いに言ってくる、とため息をついた孔美子を明日海が追いかけるように私もと後を追います。
心配そうに見つめる杏に大丈夫だと航平が頭を撫でました。
なにをコソコソ探っているの、心菜さんとの友情ごっこが楽しいようだけどと明日海に伝えます。
わたしは真実を知りたいだけだと冷静に伝えます。
杏に児童虐待の疑いがあると通報したのはあなたじゃないのかと尋ね、違うならちゃんと否定してと言いました。
なんのことかしらとはぐらかし、ママ友誓約書で誓ったとおりにこれからも仲良くしましょうと肩をポンと叩きます。
杏ちゃんにまた悪いことが起きてほしくなかったらねと微笑む孔美子の肩を掴もうとしたら、杏がそこに立っていました。
驚く二人にままをいじめないでと杏は孔美子にハッキリと言いました。
お話していただけと言う孔美子に、おばちゃんはたまにいじわるなこというもんと言い返します。
ままはあんがまもると言って、杏は走って行きました。
後を追ってきた航平が孔美子に謝ります。
それを見た明日海はふっと笑い声を漏らします。
うちの家庭を壊したかったみたいだけど、おかげで絆が深まったみたいと伝えます。
誤算だったわねと満面の笑みで伝え、去っていく明日海の後姿を孔美子はずっと見つめていました。
絆…?と言って鼻先で笑って、叩かれたところを手ではたいて笑わせてくれるわと呟きました。
心菜がナイスファイト、スズリンが感動して泣いているとメッセージを送ります。
自分の存在もバレて手持ちの駒はなくなったから、悔しいけど今日は撤退して態勢を整えるしか…と考えている後ろで、スズカは泣いていました。
豆乳でつくった杏仁豆腐だと、二人の前にねことうさぎの形の品が持ってこられました。
かわいいと二人ではしゃぎながら、雅純が仲睦まじいなぁと微笑みます。
杏がひびたん、今度遊びに来てねと杏が言うとやくそくですと陽美妃ちゃんも笑いました。
そんな二人を見てなんの迷いもなく、孔美子と約束をしてしまったのだろうかと振り返ります。
孔美子の事は許せないし、関わりたくないけど、私との関係にきっかけがあるのなら紐解いていかなきゃ平行線のままだと考えます。
ごめんなさい、と急に謝る明日海に孔美子は戸惑います。
子供の口約束だと言ったけど、忘れて破ってしまったことについては私が悪いと打ち明けます。
あなたの事を理解したくて自分なりにいろいろと考えていたと伝えます。
どんな約束を交わしたのかとかどうしてそんなに約束を破られることに怯えているんだろうかと語り掛けます。
何のこと?と言う孔美子にだれかに大事な約束を破られたことがあるの?と明日海は尋ねました。
表情が変わった孔美子に、お爺さん?お父さん?それとも…お母さん?と畳みかけます。
するとぴしっと音がして、孔美子の心の中に明日海が入っていきます。
伊東聖、旧姓本田さん、長崎県五島市の施設にいたと言う明日海の言葉に雅純も航平も驚きます。
心菜とスズカも驚いており、表情が固まっている孔美子に明日海は冷静に伝えます。
あなたのお母様に会ってきたの、と…
おちたらおわり32話【”最後”の晩餐】明日海の反撃開始!の感想
航平もなかなかやりますね~正直、女同士の戦いだと思っていたので驚きました。
そして杏が孔美子に対してあんなに敵意を持っていたなんて!
子供心に気付くこともあるんでしょうね…
次回は明日海が孔美子の心の中に踏み込んでいくのでしょうか!?
次回の展開が楽しみですね!
次回のおちたらおわり第33話が掲載されるBELOVE5月号は4月1日に発売です!