こんにちは。ひらりです。
2021年2月17日発売のグランドジャンプより、プレイボール2【91話】「谷原 史上最悪の日」を読みました。
90話では、息を切らせえながらも、コツコツと連打を続ける墨谷打線。
粘りを通り越して得体の知れなさに恐怖を感じる谷原のエース村井。
最後は丸井の倍返しヒットで得点は9-9の同点に。 自信も持って育てた村井の惨状に、谷原の監督は髪の毛が急に白くなるのでした。
それでは、この記事では、プレイボール2【91話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
目次
プレイボール2【91話】最新話ネタバレあらすじ
熱さが照りつける神宮球場。
今日は決勝戦です。
勝ち上がってきたのは、明善高校と谷原高校。
しかし、谷原ベンチには監督の姿が見えません。
監督は生徒に隠れて炭酸飲料を購入。
球場の外で壁を背にしながら座り込んでいました。
その監督に気が付いた市川記者ですが、白髪が増えてやつれた谷原の監督の姿を見て、これが決勝で戦う姿かと内心驚いています。
自嘲的に5歳は老けたと語る監督。
とにかく墨谷にズタボロにされたと、悪夢の準決勝を振り返ります。
9回墨谷による打者一巡の連続ヒットで同点に追いつかれた谷原。
ヒットで出塁した丸井が倍返しだと、1塁で寝込むように墨谷の体力は既に限界。
村井もその後のピンチを踏ん張り無失点に抑えました。
しかし最終回の攻撃は谷口にピッチングの前に、谷原は0点に抑えられサヨナラ勝ちすることが出来なかったのです。
しかも延長戦は墨谷が逆転するまさかの展開。
これは何とか同点に谷原も追いつきますが、そこから先は地獄のような攻防が続きます。
両チームとも疲労困憊。
ピンチの度に目まぐるしく投手交代をする墨谷ナインに、観客は気が付けば応援を送るようになりました。
谷原は3番手ピッチャーが控えていましたが、この雰囲気での交代は絶対に負けてします。
そう感じた谷原の監督はエース村井との心中を覚悟。
翌日再試合かと思われた延長18回に谷原がサヨナラ勝ちで、死闘に幕は下りたようです。
終わりのない恐怖を思い出す監督は、そのまま急に倒れ込んでしまいました。
何と心臓に持病を抱えたいたというのです。
采配をマネージャーの樋口に託す一方、谷原のベンチにも異変が起きていました。
墨谷戦で18回を投げ切った村井が、急に気が触れ出したのです。
自らベンチに何度も額をぶつけて発狂するのでした。
プレイボール2【91話】感想
ズタボロになる墨谷の描写は、ちば先生時代からのお馴染みですが、対戦相手としてはたまったものではありません。
谷原の監督が隠れて炭酸飲料を飲むシーンは、本当ならばビールでも飲まなければやってられないという心の表れでしょうか。
今回の勝った相手が白髪になるという描写。
この元ネタは、主人公のジョーに勝利するも世界チャンプが白髪になるという「あしたのジョー」からでしょう。
弟ちばあきお先生の作品に対して、兄ちばてつや先生のオマージュを取り入れた演出でしたが、果たして気付いた読者は何人いるのか気になります。
プレイボール2【92話】考察予想
現在は延長15回まで同点の場合は翌日に再試合も、本作の時代設定では延長は18回まででした。
まさに死闘。
しかし結果はまさかのダイジェストで、その様子については次回の敗者となった谷口たちの回想シーンで語られることでしょう。
結局、敵に油断があったとはいえ勝つことが出来なかった墨谷。
ちば先生時代から遡って40年ぶりのリベンジは果たせませんでした。
「あしたのジョー」的表現ならば、真っ白に燃え尽きた墨谷ナイン。
谷口の今後が気になります。
まとめ
この記事では、プレイボール2【91話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
ここまでご覧くださりありがとうございます。ぜひ漫画をチェックしてみてくださいね。