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リエゾン-こどものこころ診療所-【10話】最新話ネタバレ感想|虐待の連鎖②

こんにちは。2020年5月13日発売のモーニングより、リエゾン-こどものこころ診療所-【10話】『虐待の連鎖②』を読みました。

9話では、佐山クリニックに通院するとある親御さんからとある相談が舞い込んできました。近所に住むADHD持ちの男の子、大木賢が妹の紗絵に暴力を振るっているかもしれないというのです。佐山は賢に1度通院に来て欲しいと願います。

この記事では、リエゾン-こどものこころ診療所-【10話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。

リエゾン-こどものこころ診療所-【10話】最新話ネタバレあらすじ

グラウンドでは体育の授業が行われる中、賢は1人教室で机に突っ伏してしまいました。

そこに先生がやって来ました。先生が賢の体調を心配すると賢は顔も上げずに体操服を忘れたと答えます。

賢の母親から賢の症状を聞いている先生ですが、体操服を忘れても見学は出来ると言います。

返事をしない賢に先生は体調不良で自習と言うことにしておくと言って出ていきました。机の下を覗く賢の顔は怒りで歪み、涙がにじんでいました。

家に帰るとカバンを投げつけた賢は母親が体操服を用意していなかったせいで怒られたと怒りに震えています。

賢は母親が悪いと床を何度も殴ります。母親は階下の住人に怒られてしまうと賢を止めようとしますが賢は止まりません。

賢の拳には血が滲んでいました。

その頃学校から帰って来た紗絵は賢の怒りの声を聞き、玄関に1つの袋があるのを見つけました。体操服です。

玄関に置いてあったと言って袋を見せてくる紗絵を涙にじませる目で睨みつける賢はふらりと立ち上がりました。

母親は急いで紗絵をその場から離れさせます。突如母親の首を掴んだ賢は自分が忘れたわけじゃない、全部母親が悪いと言って母親の首を絞めました。

母親がやめてと言っても止まりません。紗絵は賢の怒りを鎮めるために体操服はここにあると再び袋を見せました。

すると母親を放した賢は近くにある目覚まし時計を手に取ります。母親の制止も虚しく賢は紗絵に向かって目覚まし時計を投げつけ、時計は紗絵の左目付近に直撃しました。

すぐに心配して母親が駆け寄るも、賢は自分が悪いのだから泣くなと紗絵に言います。左目が赤くなり、涙がにじんでいる紗絵でしたが賢の言葉に返事をして泣くことを我慢しました。

母親は紗絵を抱きしめて賢を睨みつけますが、賢は入ってくるなとだけ言い残して部屋のドアを閉めました。

その夜、スマホをいじる母親に紗絵は自分が体操服を持って行ったせいでこんなことになってしまったことを謝ります。

母親からもうるさいと言われる紗絵は黙って下を向きますが、すぐにお手伝いをすると言ってテーブルを拭きに行きました。

母親が紗絵に声をかけようとした時、先日佐山クリニックに大木家のことを相談してきた紺野から佐山クリニックのリンクが送られてきました。

真っ暗な部屋の真ん中で、賢は1人座り込んでいます。佐山クリニックに大木家がやって来ました。

受付の市川は受付をする母親に自分の子供も賢だと言って笑います。

背中におぶっている子供を見せてあっという間に大きくなるのかなと話す市川。

自分の子供の方に目をやる母親は無表情でした。大木家3人で診察室に入っていきました。賢が小学5年生の時にADHDであると診断されたことを確認し母親から話を聞く佐山。

佐山は賢がコンサータと言う薬を飲んでいることを確認すると。

効いているか賢治自身に聞きます。別に、と曖昧な返事をする賢はサプリや他の物にも頼ったけれど無理だったという母親をキッと睨みつけます。

母親はそれ以上話せなくなってしまいました。

診察を終え、佐山は子供を診察室から出し、母親とだけ話をすることにしました。子供の前では話せないこと、今一番困っていることについて佐山は聞きます。

母親は賢が気に入らないことがあれば暴力を振るうようになったと言いますが、気に入らないことと聞かれても母親には何も分からないと言います。

そんなひどい状態にも関わらず通院を止めた理由は意味が無かったから。これまで経過観察や賢の良いところを見るようにとばかり言われてきた母親は7歳の妹に暴力を振るう中学生の良いところなど見つけられないと漏らします。

その間、母親は手に持つおくすり手帳を歪むほど握りしめています。

佐山は母親に話を続けてもらいます。

賢が成長するにつれて暴力に対し殺される恐怖を抱き始めたと話す母親は、次第に事故などを見ると賢が死ねばよかったのにと思うようになっていったと話します。

カウンセリングで賢の将来のことを聞かれたことについて話そうとする母親から笑い声が漏れ始めます。

志保はすぐに佐山の診察を止めようとしますが、母親はもうその先を口にしていました。

あいつ(賢)には大人になって欲しくないと母親は叫びました。賢は病院の外でひざを抱えて座っています。

リエゾン-こどものこころ診療所-【10話】感想

かなり壮絶な話でしたが、賢はおそらく感情のコントロールができないのでしょう。そのことは家で暴れた後や、診察の後に静かに体育座りをしている様子から想像することが出来ました。

しかしそうと分かっていても当事者にそれを理解しろというのはあまりにも酷だと思います。暴力を振るわれてもこれは病気だからと受けいるのは不可能だと思います。

賢への恐怖とイラ立ちで、守りたい紗絵に対してもきつく当たってしまうことのある母親の苦悩は計り知れないものだと思います。

リエゾン-こどものこころ診療所-【11話】考察予想

賢の母親が本音を漏らすことが出来たのはおそらく佐山クリニックが初めてでしょう。自分の中で嫌な気持ちが膨らんでいってもずっと我慢していたと思います。

佐山は母親の全ての話を聞いた上で絶対に否定はしません。そして無責任に必ず良くなるとも言わないでしょう。まずはどこかに預けることや、薬を変えることを提案するのではないでしょうか。

賢に対してももっと踏み込んでカウンセリングを行うと思います。次回も解決しないこの問題が最悪の結末を迎えません様に。

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まとめ

2020年5月13日発売のモーニングより、リエゾン-こどものこころ診療所-【10話】『虐待の連鎖②』のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。

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