こんにちは。ひらりです。
2021年5月20日発売のモーニングより、リエゾン-こどものこころ診療所-【50話】「カサンドラ③」を読みました。
49話では、
子供が学校に行かないこと、ゲームばかりしていることに悩んでいた母親は佐山のアドバイスに従い、子供たちと約束をしました。
絶対に強引な行動をとってはいけないと言われる母親でしたが、言うことを聞かない子供、そして旦那に我慢できず家のネットを切ってしまいました。
それでは、この記事では、リエゾン-こどものこころ診療所-【50話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
リエゾン-こどものこころ診療所-50話ネタバレあらすじ
ネットが切れたため部屋から出て来た朝陽でしたが、母親から不登校のことに触れられると黙って部屋に戻ってしまいます。
同じく部屋から出て来た父親は、朝陽のことは焦らなくても大丈夫、自分もそうだったと言いますが、母親はそんな父親のようになって欲しくないから必死なのだと叫びました。
父親はどうして母親が起っているのか分かりません。そして捨てられたルーターを見て、ゲームが原因だと思います。
ゲームをすることは悪いことではないと言いながらルーターを元に戻す父親に、母親は呆れてしまいました。
家のことを気にかけず、協力しないのに不機嫌になる。
ずっと部屋にこもりゲームばかりしている父親を見ているから子供たちは約束も守れないのだと母親は泣きながら叫びました。
父親は黙り込みます。
母親は黙り込むのもいつもと変わらないと言うと、もう父親には何も頼まないと部屋を出て行きます。
母親は佐山クリニックで父親のことを話しました。
アスペルガーが他人の感情を理解したり空気を読むことが苦手であることは母親も知っていますが、
それでも人としての常識が分からないこともでも個性で片づけることが出来るのかと疑問を持っているのです。
朝陽も同じような状態であるため、学校での様子を想像することは容易。それでも母親として、大切な娘には学校に行き、苦労しない生活をして欲しいのです。
母親はその後完全に父親の生活に関与しなくなりました。再び部屋にこもった父親は、“アスペルガー”“夫”と検索します。
そこに並んでいるのは辛辣な言葉でした。
リエゾン-こどものこころ診療所-50話感想
障害を持ち、学校に行けない理由も言いたくない朝陽の気持ちも、子供を心配し、
苦労させたくないから必死になる母親の気持ちもどちらも分かるからこそ、どちらが正しいということは出来ません。
もし母親の気持ちに共感出来ない、という人も今回の話で出て来た母親の必死な表情を見れば、少しくらいは分かると思います。
同じ状況に立つ人からしたら、アスペルガーだから、という言葉だけでは片づけられない日常があることも共感出来るでしょう。
分かるからこそ先が気になる、そんな話です。
リエゾン-こどものこころ診療所-【51話】考察予想
アスペルガーである自分のことを検索した父親。
しかし、心無い言葉が並んでいたことを知ったとしても、母親の気持ちを理解することは難しいでしょう。
それこそ、並んでいた言葉のように変わることは難しいからです。それでも同じ障害を持つからと言って、皆が全く同じではありません。
出来ることもあれば出来ないこともある、人それぞれです。
この父親はもしかしたらほんの少しだけ、変わることが出来るのかもしれません。期待したいですね。
まとめ
この記事では、リエゾン-こどものこころ診療所-【50話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
ここまでご覧くださりありがとうございます。ぜひ漫画をチェックしてみてくださいね。