こんにちは。2019年8月21日発売の週刊少年マガジンより、線は、僕を描く【第9話】「講習会・竹」を読みましたのでご紹介します。
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8話では、水墨画を描くことに熱中しすぎてスマホの充電がきれてしまっていることにも気づかなかった霜介は、3週間誰とも連絡をとらず皆に心配をかけて怒られてしまいました。
反省した霜介に、今度は重大ニュースが飛び込んできます。霜介を部長として、水墨画サークルが発足したのです。
線は、僕を描く【9話講習会・竹】最新話ネタバレあらすじ
千瑛の「竹を描きます」と言う言葉に、古前と川岸は元気に返事をし、水墨画サークルの活動スタートです。
しかし、霜介は自分がサークルの部長であることと、そもそも古前達が本当に水墨画やりたいのかについて上手く理解していません。
その事を質問する霜介に古前は、霜介が水墨画以外見えなくなったから面白そうだと思ったと言います。
霜介が部長なのももちろん同じ理由。
一応納得し、ようやく第1回目の講習会です。
千瑛は水墨画の重要な基本、”春蘭”、”竹”、”梅”、”菊”の”四君子”と呼ばれるものの中にそれぞれ水墨画の基礎となる技法が用いられると説明します。
“春蘭”なら古前たちも霜介のを見て分かるもののすぐには描けないようで、まずは”竹”に挑戦します。
千瑛が手本となる竹を描き、それぞれの思うままに描くように言います。
手本通り描いてみようと筆を取る霜介は残りの2人が気になります。
古前は力みすぎ、逆に川岸は怯えて筆が遅すぎると見てられない霜介ですが、千瑛に他人のことよりも自分のを描くように注意されます。
一旦描き終え、千瑛による講評が行われます。
古前は力強さを褒められるもののムラが出過ぎだと言われ、目標を定めてまっすぐ線を引けばいいとアドバイスをもらいます。
続いて川岸は丁寧なものの慎重過ぎるため、大きく描いたり小さく描いたりして実験してみるように言われます。
霜介には特に何もありませんでした。
その後、水墨の基本中の基本、穂先のグラデーションを生かす”調墨”の理屈は分かるものの上手く行かないことに悩む霜介に千瑛は斉藤湖栖先生の調墨を見てみると良いと提案します。
湖栖とは湖山の家にいる眼鏡の男性。西濱こと西濱湖峰と並ぶ湖山門下の筆頭のようで、千瑛も技術を多く湖栖に教わったと言います。
そんなこんなで今日の活動は終わり。
霜介は帰りに「絵を描くのって面白いね」と千瑛に告げます。
「・・・そうね」と応える千瑛。
その時、話題に出ていた湖栖から千瑛に電話がかかってきます。
なんと湖栖の方から、霜介を含めて勉強会をするという話がでてきました。
線は、僕を描く【9話講習会・竹】の感想
まだまだ人数は少ないものの、サークル活動が始まりました。古前は千瑛に会いたいという邪な理由か、霜介のことだけを考えてサークルを作ったのだと思いましたが霜介を見ていて自分が水墨画をやってみたいと思ったのですね。そこに一番びっくりしました。
川岸さんも霜介が好きだったりするのかなと思いましたが、ここ3人はただの仲の良い友達のようです。ちょっと残念。
湖栖は湖山の秘書とかかな?と思っていたので、すごい人だとわかってもっと知りたくなりました。
線は、僕を描く【10話】を考察
突然舞い込んできた勉強会の誘い。これは湖山が仕組んだものなのでしょうか?西濱と違って湖栖はなんだかクールを越えて冷たそうな雰囲気を醸し出しています。
ぱっと出の霜介に厳しく当たってくるような気がします。調墨、を学ぶことがメインとなると思いますが、もしかしたら霜介の水墨画を根本から否定しもっと基本の基本からやり直すスパルタ勉強会になるのかもしれません。
この勉強会、またもや霜介の頭を悩ませるものとなりそうです。
