こんにちは。2019年5月20日発売のヤングマガジンより、「親愛なる僕へ殺意をこめて」第45話を読みましたのでご紹介します。
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前話では、父を犯罪者に仕立て上げた真犯人への復讐に燃えていたB一の施設での様子が描かれた回でした。着々と知識を身につけていたB一ですが、浦島の娘、乙に復讐と書かれた紙を見られてしまいます。
その紙を取り戻すために乙にタックルしたB一。しかし、浦島はB一を怒るどころか、誕生日プレゼントだとB一にグローブをくれます。父との思い出もグローブだったB一はグローブを抱きしめて涙を流しました。
親愛なる僕へ殺意をこめて【45話】最新話ネタバレあらすじ
12月2日。浦島がエイジの面会に来ました。
今、浦島の妻、は体調を崩しているようです。しかし、心配するなと言ってくれる浦島。
エイジは、「ゴメン父さん・・・俺のせいで・・・」と浦島に謝ります。
浦島は、昔エイジから貰った手紙を取り出し、エイジに話し始めます。乙を泣かせてしまったことへの謝罪から始まった手紙。
この手紙を見て浦島は、エイジは自分のことより他人の心配が出来る子だと思ったと言います。
「お前の心の優しさに触れた気がして 感心もしたんだ」エイジとの文通が始まり、今家族でいることを振り返る浦島は、照れ臭そうに笑います。
エイジはそんな浦島に、「俺はやってない って言ったら 父さんは信じてくれる?」と聞くと、浦島はとても優しい表情で、もちろん、と答えてくれます。
「私は信じるよ エイジを」と言ってくれる浦島ですが、エイジはその時とても冷たい目をして1点を見つめていました。
エイジの感謝の気持ちは本心でした。復讐がすべてだったB一は浦島の優しさに救われていたのです。
エイジの過去の話に戻ります。
養子縁組としてエイジを迎え入れることにした浦島家。それは浦島が言い出したことですが、妻は浦島の無茶を承知で結婚したと言ってエイジを拒絶することはありませんでした。
その時、乙の大事にしていた人形のモモがどこかへ行ってしまいました。
夜中、トイレに起きた乙は廊下の角で、モモのスカートを見つけます。
モモのスカートが落ちていた先にはエイジの部屋があり、その時ドアが少し開いていました。
開いたドアの隙間からは明かりが漏れていた貯め、乙は近づいていきます。
エイジの部屋をのぞくと、机の上には体が切り刻まれ、カッターやハサミなどの刃物が突き刺されたモモの姿が。
「・・・モ・・・モ?」信じられない様子でモモに近付いていく乙ですが、扉の裏にはエイジ(B一)が立っていました。
くしゃくしゃになった、復讐で埋め尽くされた紙を乙の前に出すB一。
「これを・・・覚えているか?」乙の目には涙が溜まっています。
今のエイジの心の言葉が入ります。
「アナタの”優しさ”がなければ・・僕は辿り着けなかった 僕の”秘密”を知った アナタの娘に」
親愛なる僕へ殺意をこめて【45話】を読んだ感想
センターカラー『 #親愛なる僕へ殺意を込めて 』
( #井龍一 / #伊藤翔太 )京花殺害の容疑で逮捕されたエイジ。彼のもとを訪れたのは、「殺人犯の息子」としてのエイジを受け入れた養父