こんにちは。2019年8月7日発売の週刊少年マガジンより、それでも歩は寄せてくる【23話】を読みましたのでご紹介します。
22話では、八乙女センパイの望みは部員を集めて将棋部を作ることですが、部員が増えれば二人だけの時間が少なくなると歩は悩みます。
しかし、ふとしたことでセンパイに苗字の「田中」ではなく下の「あゆむ」と呼ばれると、この一言がクリティカルとなり彼の心を動かします。
目次
それでも歩は寄せてくる【23話】最新話ネタバレあらすじ
部員を集めようと決心する歩。ここは図書室。
受付の女子生徒は隣に座る男子生徒に五円玉振り子で催眠術を仕掛けて、仕事をさせています。
俺に術をかけるなと怒鳴る彼の名は、角竜タケルといい、中学時代は剣道部に所属していた歩の幼馴染です。
そこに歩が訪れてきました。
今日の目的は、将棋の本を借りにきたのではなく将棋部へ勧誘です。
好きな人の願いという訳かとタケルは一応の理解を示しますが、入部したら隣に座る御影桜子と一緒に下校できなくなるため、乗り気ではありません。
その桜子は歩の願いだからとタケルに催眠術をかけてしまいます。
気がつけば入部届にはタケルの名前が書かれていました。
ならばと桜子はタケルに将棋部へと誘われますがこれを拒否。
本意ではないが入部する以上しっかり活躍するのが男だと誓うタケルですが、何故か桜子は将棋部には行かないでと言います。
センパイと歩の時間を邪魔してはいけないのもそうですが、本当の理由はタケル同様に一緒に帰れなくなるからです。
それを聞いて男を撤回する形となったタケルは、幽霊部員を条件に入部を了承します。
無理を言ってすまなかったと歩は入部届を手にして図書室を出て行きます。
部員を増やしながらもセンパイとの時間をキープできホッとした歩。
センパイにめっちゃ惚れていることに図書室の二人は改めて気が付きました。
廊下で会ったセンパイは、歩の様子から何かを隠していることを感じましたが、歩はまだそれを教えませんでした。
それでも歩は寄せてくる【23話】の感想
珍しく将棋を指さない回でした。しかも将棋部屋から出て新キャラまでの登場です。
催眠術は「からかい上手の高木さん」でもネタとして使われていました。
いくらページ数が少ないとはいえ、欄外にオマケでやっつけ仕事のような紹介もどうかと思いますが、何気に書体を変えたりと作品のカラーに合うよう工夫はされていました。
それにしてもさすがに幼馴染です。いつも能面顔の歩の表情を見て喜んでいるとは、他の人では分からないでしょう。そして桜子。
やはりというかセンパイに負けずの作者のオデコに対する愛を感じずにはいられません。
それでも歩は寄せてくる【24話】を考察
とりあえず幽霊部員を含みますが頭数は揃えました。センパイに何かあると聞かれて教えないと答える歩に、多少の意地悪を感じなくもないですが、彼なりにサプライズをいつ言おうか考えているのかもしれません。
しかし、部への昇格が認められると、今度は顧問の先生を探す仕事が待っています。
先生は立場上生徒の監督責任があるわけで、ともすれば今まで通りに二人きりという時間が減る可能性もあり、これはこれで歩にとって新たな悩みの種となりそうです。