2022年4月25日発売のkiss6月号掲載の「やんごとなき一族」についてネタバレをまとめました。
【前回のあらすじ】
佐都と共闘して跡取りとなる男の子を産むために妊活を辞めた聖花。
夫の伸二郎も理解を示し、二人の絆は深まったかのように見えました。
しかし伸二郎は深山家の次女である有沙と、一夜の過ちを犯していました。
それを知った佐都は動揺します。
さらに有沙の体調に異変が起こりました。
目次
やんごとなき一族50話ネタバレ
進水式と結納の最中、気分が悪くなりトイレに駆け込んだ有沙。
佐都に妊娠ではないかと指摘され、有沙は確かに今月の生理がすごく遅れていると動揺します。
婚約者の友貴には指一本触れさせていないため、妊娠だとすれば伸二郎の子だということになります。
激しく動揺する有沙を、佐都はまだ妊娠かどうかわからないと落ち着かせ、とにかく病院に行くよう勧めます。
その時、美保子がなかなか戻ってこない有沙を心配して、トイレにやってきました。
美保子は有沙のことを圭一に任されているため、病院なら自分がついていくと言いますが、有沙は美保子とは関わりたくないと拒否しました。
しかし美保子は先ほど有沙が他の男の子供を妊娠したかもしれないという話を密かに聞いていました。
そして佐都は健太に有沙が妊娠した可能性があること、明日誰にも見つからないように離れた病院に付き添っていくことを伝えました。
その後、両家の挨拶が行われ、結納品にはとんでもなく豪華なものの数々が贈られました。
披露宴の来賓には国交省の大臣や総理夫妻も来る予定らしく、佐都はこんなスケールで進められる結婚が潰れたら、どんなことになるのかと心配になりました。
佐都はとにかく妊娠ではありませんようにと願っていましたが、有沙は妊娠していました。
有沙は激しくショックを受けて、椅子から立てなくなりました。
その後、佐都と有沙は健太と伸二郎も呼んで、話し合いをすることに。
伸二郎は有沙に申し訳ないと謝り、償いはするから墜ろしてほしいと頭を下げます。
有沙もそのつもりでいるらしく、これがバレたら一族から縁を切られて地獄を見ることになるため、中絶して何事もなかったことにして、お嫁に行くことを選びました。
そして妊娠のことは、ここにいる4人だけの秘密にしようと約束しました。
ところが、その日の夜、有沙と健太と佐都は義母に母屋へ呼ばれます。
そこには圭一に加えて、明人と美保子の姿もありました。
すると圭一は有沙に、妊娠していたのかと問いかけました。
有沙は動揺しながら、何のことかとシラを切ろうとしますが、美保子はここに妊娠検査薬があるため、自分が確認すると言います。
あの時聞かれていたことを察した有沙は、ごめんなさいと泣きながら謝りますが、圭一は怒って彼女にスタンドライトを投げつけました。
今すぐ堕ろせと激怒する圭一。
そんな彼を健太が止めながら、有沙は堕ろすつもりだと説明します。
しかし美保子は健太と佐都に、こんな大事なことを当主である圭一に報告もせずに秘密裏に行動するのは、一族の自覚がないと怒ります。
そして有沙は圭一に、相手はどこの誰だと問いかけられましたが、分からないと答えました。
圭一はますます怒りをあらわにし、美保子に有沙の中絶の対処をするよう指示。
そのくだらんものを綺麗に洗い流して戻って来いと吐き捨てる圭一。
有沙は子供のことを、くだらないと言われ、ショックで泣き崩れました。
次の日、有沙は佐都と美保子に付き添われ、病院に向かいました。
そして中絶手術の前に検査を行うため、診察室へと向かう有沙。
佐都も有沙の希望で一緒に診察室へ入ります。
すると診察中、有沙の赤ちゃんの心臓が動いている音が聞こえてきました。
お腹の中の子供は手足も出てきており、明らかに前回より大きくなっているようです。
有沙は子供が元気に育っていることを実感して涙を流し、自分のところに来てくれた大切な子を産みたいと言い出します。
美保子は強い口調で考え直しなさいと説得し、佐都もこれからの有沙の人生を考えると賛成できないと言いました。
しかし後日、有沙は1人で香川家に向かい、友貴やその家族にお腹に子供がいること、産むつもりでいることを伝えました。
友貴は有沙のことをキモイ、汚いと罵り、激怒しました。
有沙は彼らに結納金と慰謝料を必ず支払うと告げ、申し訳ございませんと土下座し、その場を後にしました。
その後、すぐに圭一たちも香川家に向かい、土下座して謝罪しました。
その間に有沙は深山家に戻り、佐都や健太たちに、この家にいられないことは分かっているため、今から荷物をまとめて出ていくと告げます。
そんな彼女に健太は、これから1人で生きていく気かと問いかけます。
すると有沙は、最初は一人で生きていけないと思ったから、当然堕ろそうと思ったと話します。
しかし子供の命を感じた時、何事もなかったようにお嫁に行って一生何不自由なく暮らしても全然幸せじゃないと感じたという有沙。
それなら自分の意志で自由に歩いて行ける人生を選ぼうと思ったらしく、後悔しないで生きたいのだとか。
有沙は全てを破断にしたとき、すごく怖かったものの、それと同時にスッキリしたようで、この道を選んでよかったと思えるようにこれから頑張ると決意を口にしました。
そして有沙はみんなに別れを告げ、荷物をまとめて家を出ていきます。
すると圭一たちが帰ってきて、有沙と鉢合わせしました。
圭一は鬼の形相で迫り、有沙は殴られると覚悟して身構えます。
しかし圭一は、よそ者はさっさと出て行けと冷たく言い放ちました。
有沙はそのまま門から家の外に締め出されます。
そして圭一は深山家の人間は今後一切その娘と関わることは許さないと宣言し、完全に有沙との縁を切ってしまいました。
それから有沙は伸二郎に、子供を産むこと、認知は必要ないことをメールで伝えました。
やんごとなき一族50話感想
有沙が妊娠して家を出ていくことになってしまいました。
かなり大事になりましたが、有沙は本当にこのまま絶縁してしまうのでしょうか?
伸二郎は何か行動を起こすのか気になります。
次回のやんごとなき一族51話が掲載されるKiss8月号は6月25日に発売されます。
やんごとなき一族51話ネタバレはこちら