2022年6月16日発売の週刊少年チャンピオン29号掲載の「弱虫ペダル」のネタバレについてまとめました。
【前回のあらすじ】
世代交代の節目に行われる箱根学園伝統の追い出しレースは、新開悠人のエースへの覚醒と共に幕を閉じました。
弱虫ペダル689話ネタバレ
チーム総北は朝練に挑んでいました。
坂道たち2年生が3分のハンデをつけて1年生組と戦っているようです。
そして1年生組がゴールの赤橋に迫ってきたところで、坂道たちが追い付いてきました。
すると鳴子と今泉は先頭の坂道に代われと指示し、後は自分たちに任せろと前に出ます。
坂道は力尽きてスピードを下げながら、彼らに後を託しました。
そして今泉たちはどんどん加速し、1年生組を抜き去って勝利しました。
朝練終了後、鏑木は今日は逃げ切れると思ったのにと悔しがります。
そんな彼に笑いながら、修業し直せという鳴子。
すると鏑木は今日はたまたま力が入らなかったのだと言い返しました。
その後、坂道が廊下を歩いていると寒咲が声をかけてきました。
そして2人は並んで歩きながら、会話を交わします。
寒咲はもうすぐ4月だから、3年生が卒業して学校も静かになったと話します。
卒業式があって在校生の終業式があるまでの2週間は、少し寂しくなるという寒咲。
坂道はがらんとした3年生の教室を寂しそうに見つめながら「・・・うん」と頷きます。
3年生の古賀と青八木と手嶋は卒業してしまったと言いながら、部室で3人に花束を渡し、卒業を祝ったときのことを思い出す坂道。
そして坂道は1つ上の先輩は一緒にいる時間が長かったため、1年生の時の3年生の先輩と比べて違う寂しさがあると話しました。
その後、一人部室に向かった坂道はホワイトボードに書かれた3年生3人のメッセージを見つめながら、これまでのことを思い返します。
色々あったけど、自分たちはいつもあなたたちの背中を間近に見て走ってきたと心の中で語りかける坂道。
そして3人が自分の名前を呼ぶ声が頭の中で蘇り、坂道は「はい!!」と返事をして感謝の言葉を述べました。
しかし坂道は今泉にホワイトボードを消す役割を任されていたのですが、なかなかそのメッセージを消すことができません。
キャプテンとして心を鬼にして消そうと気合いを入れますが、やはり躊躇してしまう坂道。
その時、鳴子が部室にやってきました。
すると鳴子は先ほど鏑木と購買部で会った時、彼がハイテンションだったと話し始めます。
どうやら鏑木の大好きなヤキソバパンが5個以上残っていたらしく、奇跡だと喜んでいたようです。
しかしパンを買えるようになったのは、3年生がいなくなったからだと寂しそうに話す鳴子。
朝、鏑木はたまたまパワーが出なくて負けたのだと言っていましたが、鳴子は3年生が卒業していなくなったため、パワーが出なくなったのだろうと推測します。
鏑木は青八木にべったりだったのです。
鳴子も寂しいと言い、3年生には世話になり、インハイも一緒に走りたくさんのものをもらってきたと話します。
感謝もしたいし恩返しもしたいけどもうできない、けど心配はいらない、先輩から貰った恩は後輩に返すのだという鳴子。
春休みが終われば自分たちは、もう3年生だという鳴子の言葉に、坂道はギュッと拳を握りながら「うん!そうだね!」と力強く答えるのでした。
弱虫ペダル689話感想
3年生が卒業して少し寂しくなりましたが、今度は坂道たちが3年生になりますね。
1年生も入部してくると思いますが、新チームがどうなるのか楽しみです!
次回の弱虫ペダル690話が掲載される週刊少年チャンピオン30号は6月23日に発売されます。
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