こんにちは。ひらりです。
2021年10月14日発売のモーニングより、アンメット-ある脳外科医の日記-【37話】「スイスチーズモデル②」を読みました。
36話では、
看護師長の津端が院長から看護部長になることを進められるも受け入れられない様子が描かれました。
リスク管理を徹底し、看護師だけでなく医師にとってもいい模範となっている津端ですが、過去にトラウマがあったのです。
それでは、この記事では、アンメット-ある脳外科医の日記-【37話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
アンメット-ある脳外科医の日記-37話ネタバレ最新あらすじ
15年前心臓移植手術に助手として臨んだ現院長こと藤堂は、とても緊張していましたが自分の持ち場に集中すれば大丈夫だと執刀医の早川に言われ落ち着きを取り戻していました。
津端もまた同じ気持ちで臨んだ手術。全てのスタッフが集中しています。
手術中津端は脳の酸素飽和度が低下傾向にあることに違和感を抱くも、他のスタッフは誰も気にしていないことから何も言いませんでした。しかし全員が僅かながら違和感を持っていたのです。
しかしこの手術チームの麻酔科は麻酔科各チームの精鋭たちを寄せ集めたチームであり、普段脳のモニターを担当する麻酔医は1人もいませんでした。
スタッフの中には正常性バイアスが働き、異常な事態も正常な範囲だと思い込んでしまいました。
そして術後、患者の脳に重大な障害を残すことになります。
警察の取り調べを受けたスタッフたち。
この出来事がきっかけで、多くの医師、看護師が辞めて行きました。
藤堂と津端はこれまで沢山の患者を救って来たこと、続けて行けばこれからも沢山の患者を救えると言って止めましたが、それでも辞めていく医師たちを止めることは出来ませんでした。
医療事故を起こせば犯人扱い、そういう時代だったのです。
その後、医療事故調査制度ができ、津端はその専門になりました。藤堂はそんな津端を褒めますが、津端は成長すると同時に恐怖からオペ看が出来なくなりました。
更に、津端は事故を防ぐことが出来なかった原因への対処法が見つからないのだと藤堂に話します。
アンメット-ある脳外科医の日記-37話感想
事故を防ぐことが出来なかった原因の対処法というのは、あのピりついた手術の現場で他の医師たちに何も言えなかったことについての対処法でしょうか。
三瓶にとっては絶対に理解できない悩みです。いつから話を聞いていたのか分からない三瓶がしれっと話に入って来て思ったことをすぐに言えばいいと言い、津端も何か感じることでしょう。
津端の中で何かが変わり始めたその瞬間、丘陵セントラル病院内で医療事故発生。誰も先崎に何も言えない状況が出来ていることに対し、津端が何を言うのか見どころです。
アンメット-ある脳外科医の日記-38話考察予想
起きてはいけない患者のセンサーが切れていることがしっかりと確認されず、切れたままになってしまいます。
患者はどうも認知症らしく自分が起きてはいけないことや、トイレに行く必要がないことを分かっていないため、勝手にベッドを下りて徘徊してしまうでしょう。
それにより手術が遅れるだけなればいいですが、命に関わるような状態になってしまえば完全なる医療事故です。
この場合責任者である先崎は、映画を観ていて全然患者のことを気にしていなかったことをどう言い訳するのでしょうか。
まとめ
この記事では、アンメット-ある脳外科医の日記-【37話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
ここまでご覧くださりありがとうございます。ぜひ漫画をチェックしてみてくださいね。