こんにちは。2019年6月8日発売のビッグコミックより、バディドッグ【第56話 捨てロボ放浪記】を読みましたのでご紹介します。
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55話では、バドは何とかゴミ収集車からは脱出したが、本当の問題は何ら解決していない。奥さんのエミさんになぜ嫌われて捨てられたのかが、バドには理解不能である。
バドはバドなりに家にいるときは気を使っていた。はたしてバドは元の相沢家に戻ることが出来るのか?
目次
バディドッグ【56話】最新話ネタバレあらすじ
ボヤを起こし、何とかゴミ収集車からは脱出したが、依然、通信は遮断したままである。バドは捨てロボになってしまったのだ。
孤軍奮闘して何とかアルミシートの梱包を解除して、体の自由は確保した。今の時間は相沢が帰宅しているはずだ。
奥さんのエミさんには嫌われて捨てられたが、相沢と連絡を取ればなんとかなるはずだ。
すぐ相沢に連絡しようとするが、何故か通信できない。電波を遮断していたアルミシートは外したので、通信できるはずだ。
通信できないとすれば、バドの部品の故障しか考えられない。
クラウドコンピューターにも接続できないので、精緻な計算も出来ないし、帰宅するためのマップも入手できない。
という事は、バドは能力が限定された低機能ロボになってしまったのだ。
そうこうしているうちにバドは人に拾われてしまった。その人の住処に行ってみるとどうもホームレスのようだ。
BDは電源を確保すべくコンセントを探していると、そのホームレスに見つかってしまった。
今のバドは人前で動く危険性さえ判断できないのだ。バドは懸命に媚を売って、可愛がってもらおうとした。
そして、彼はバドを昔はやったペットロボットと勘違いをして、家においてくれることになった。
日雇い仕事から帰ってきたホームレスは仕事で面白くないことがあったと言って荒れた。
酒を飲みタバコを吸って寝入ってしまったが、タバコの火が引火し小屋は焼けてしまった。
ホームレスは仲間が何とか救い出したが、バドはまた住む場所をなくしてしまった。
バディドッグ【56話】を読んだ感想
バドは初めて一人ぼっちで“下界”にほり出されてしまった。もともとのバドであれば歩くスーパーコンピューターで何の心配もないが、どうも故障しており低機能のロボットのようだ。
通信機能もないし、ち密な計算機能や判断能力もないようだが、この状態で元の相沢家に戻ることが出来るのだろうか?相沢はバドの失踪に落ち込んでおり、うつ状態である。
会社も休み、一人で机に向かって独り言をつぶやいている状態だ。奥さんのエミさんは深く考えずにやったようだが、引き起こした問題は大きい。
バディドッグ【57話】を考察
バドはスーパーコンピューターとは言え、インプットされた情報はまだまだ不足しており、完全ではない。
その意味では、今回予想できない事件で“下界”に放り出されたが、今までにない経験をすることが出来て、いろんな情報をインプットすることが出来るだろう。
しかも、辞書などから入手してTVなどで補完した情報ではなく、人間世界でバドも一緒に経験した情報で、身に付いた情報となるだろう。今回の事件によってバドの一層のレベルアップが期待できる。