2021年12月16日発売の週刊ヤングジャンプより、ゴールデンカムイ【300話】「再延長戦」を読みました。
299話は、五稜郭の北から杉元たちが逃げる中、谷垣がアシリパを馬に乗せて走り出しました。
そして鶴見はソフィアを殺した後、月島と共にアシリパたちを追いかけてきました。
さらにその様子を離れたところから、尾形が見ていました。
目次
ゴールデンカムイ300話ネタバレ最新あらすじ
月島は馬で走りながら鶴見に、アイヌの矢が何本か折られていたと伝えます。
鶴見に、権利書はアシリパの矢筒の中かと問われた鶴見は「はい」と答えました。
一方、逃げるアシリパたちの姿を木の上から眺める尾形は、この位置を選んだのは正しい読みであったが「時間」までは読めなかったと考えます。
ヴァシリも北口で動きがあると確信して北寄りに位置を取っていましたが、アシリパたちが朝この時間に脱出してくるというのは、まさに時の運。
東からの太陽の光がヴァシリの双眼鏡に反射してしまっており、迎え側に隠れている尾形には彼の位置が丸わかりになっていました。
運命は俺に味方した、世界が俺は正しいと言っている・・・
そう考えながら、狙撃銃を構える尾形。
距離はおよそ800メートル。
尾形は自分なら当てられると確信します。
ちなみに光学照準器を使用しないアイアンサイトでの「狙撃兵による最長の殺害記録」は、1874年ビリー・ディクソンの1406メートルですが、本人は「まぐれ」と証言していました。
そして尾形は光に向かって銃を構えましたが、嘘くさいと感じます。
あの動きは器用に周囲に反射させている、お前が太陽の反射を考慮してないはずがないよな?
そう考えながら、狙撃銃を放つ尾形。
彼は光がエサだと考え、光から腕一本分下の位置を狙いました。
するとその直後、尾形の足にヴァシリの銃弾が命中します。
しかし落ち着いた様子で「うん・・・仕留めた!!」とつぶやく尾形。
もしヴァシリが無事なら今の一発は、足で済んでいるはずがないと考えます。
するとヴァシリが潜んでいた木の上から、狙撃銃が落下。
さらに血が滴り落ちました。
一方、狙撃されていることに気づいた谷垣は馬で走りながら、アシリパを前に移動させます。
尾形は「子熊ちゃんが逃げちまった」とつぶやきながら、鯉登の後ろの兵を狙撃しました。
驚きながら後ろを振り返る鯉登。
主人を失った馬はウロウロして草を食べ始め、尾形は馬を奪いに向かいました。
その頃、杉元と白石は後ろを気にしながら、まだまだ追ってきていると話し、この馬も永遠に走れないので、いずれ追いつかれてしまうと危機感を感じます。
土方はここらで迎え撃とうと提案しますが、アシリパはダメだと反対し、もう戦わずにこのまま走って!と指示。
向こうの馬も走り続けられないだろうと推測するアリシパ。
その時、牛山があれはどうだ!?と前方を指さします。
前方にちょうど函館駅行きの汽車が現れました。
そこで一同は汽車に乗って、追手の裏をかいて港へ向かい、港へ着いたら乗せてもらえる船を探すことにしました。
そして杉元たちは馬から汽車に飛び移ります。
しかし車両の中は第七師団の増援だらけでした。
ゴールデンカムイ300話感想
尾形はヴァシリを仕留めたと確信していますね。
ヴァシリは姿が見えなかったので、どれだけの怪我を負っているか分かりませんが、銃を落とすほどなので重傷かもしれません。
そして杉元たちが第七師団から逃げるために汽車に乗ったわけですが、そこには増援が大量に乗り込んでいました。
次回は戦いとなるでしょうか?
これからどうなるのか気になります!