週刊モーニング掲載で連載中の「ハコヅメ」についてネタバレをまとめました。
【前回のあらすじ】
悪阻が酷くなり、仕事に穴をあける事が増えていた桜。
そのしわ寄せを受ける他部署の風当たりはきつく、理解があるとは言えません。
一見、悪環境の署内で横井は…?
目次
ハコヅメ195話ネタバレ!
最近元気がない事を川合に指摘された宮原部長は、中学生の息子の反抗期で疲れているから節電モードなのだと答えます。
同じく娘が反抗期らしく、省エネ勤務は許さないと言う秀山。
宮原は息子が洋服の四隅を合わせず畳んだ事を叱った所、息子は家庭に仕事を持ち込むなと言い返したのです。
その理由ある反抗を宮原は息子の反抗期だと形容していました。
仕事を終え、あとは帰って寝るだけだと思う川合ですが、気づくと手が震えていました。
非番名物ともいえる低血糖症状、自宅でゆっくり食事を取りたいところですが、他にも症状が見られます。
応急処置が必要だと自分で判断し、自販機に向かう川合。
そこにはズボンのチャックが全開な事に気付かず、スマホをいじる源が座って居ました。
自販機でスポーツドリンクとおしるこ、カフェオレを買う川合。
流石に源がそれを突っ込むと、主食とデザートとコーヒーだと川合は答えます。
自販機フルコースを飲み、生きる力が湧いて来て突然多幸感に包まれハイになった川合。
誰かに親切をしたいと考え、源にチャックの事を教えてあげようと思い立ちます。
うちの職場ってズボンのチャック全開の人多いですよね、と川合が言うと、わかる、馬鹿ばっかだよねと返す源。
思わず川合は源に自分の事を見つめ直してくれ、と言いますが、源は保険の内容を見つめ直していました。
しかもパスワードが思い出せないらしく、そもそも何の手続きも出来ていない様子に、超バカだと思う川合。
チャック全開でも源なら違和感はない、カツオの帽子が曲ってても違和感ないのと同じ。
そう思いつつも、源のチャックから覗くハートのパンツが気になり、どんなテンションで買うんだろうと川合は考えます。
男の人って異性にパンツ見られるの恥ずかしいと思いますか?と源に尋ねる川合。
その女性が誰かにもよるけれど、基本はパンツを見られれば恥ずかしいと源は答えます。
それに対し、刑事課はよく館内で着替えてますよね、と川合が返すと、だって女性いないじゃんと言う源。
牧高さん…と川合が呟くと、女性警察官は自分を女性枠と思って話すもんな…と源も納得します。
諭すように、刑事課には着替えが多く、みんな一斉に着替えるから男子更衣室だけじゃ狭いんだと話す源。
緊急以外は課内で着替えないように努力はしていると言います。
一応気を使ってはいるんですね、それならそろそろチャック挙げてくださいよ、と言う川合。
源はは?こっちのセリフ、と返し、その言葉のお陰で互いに自分のチャックが全開だったことに気付きました。
思わず、何で早く教えないんですか、という川合。
チャック全開でチャック全開の話をしてくるから新手の迷惑行為かと思ったと源は返します。
疑うような目をしてくる川合に腹が立ち、全てのパンチラが敬われると思うなよ、という源。
川合のパンツなんてダヴィンチコードがプリントされていても一切興味が湧かないとまで言い出します。
早くチャック上げれば?と言う源に、ズボンの下はスパッツだから見られても大丈夫だと言う川合。
大丈夫じゃない、女の謎理論だと源は返します。
その言葉に、チャックを上げるよう促す理由について長々と語る川合。
ハートパンツの自分よりスパッツの方が恥ずかしい存在と思ってるのだろうと提言します。
それは女性の方が強く恥じらいを持つべきと言う固定観念の押し付けである。
巡査部長なら意識もチャックも自分が率先して引き上げるべきだと、川合は朗々と語ります。
うるせえ、お前みたいなやつがいるからSNSに平和が訪れないと源は返しました。
互いにお前がチャックを上げろと言い合いつつ、結局同時にチャックを上げている所を宮原に見つかる二人。
下半身を露出した男の目撃情報が入ったから、刑事課がそっちに向かっていると教わり源は慌てて出動します。
川合と一緒に車に乗り込むと、20代くらいのヒョウ柄パーカーという犯人そっくりの男と遭遇。
パトカーを見て逃げたため、二人は急いでその男に職質をかけます。
免許証は無い、なんで名前を言わなきゃいけないんだ、と怪しい態度で話す男。
川合は任意同行をかけて話を聞くべきと思いましたが、源の表情は、その男を犯人だとは思っていない様子です。
それなら捜索に戻りたい所ですが、源の感覚に根拠がない為何かシロだと証明できる要素が欲しい、と考える川合。
そこに源の携帯に報告が入り、那須・山田ペアが被疑者を確保して自供もしていると伝えられました。
捜査にご協力ありがとうございました、と頭を下げる源と川合に男は待ち合わせに遅れたと怒ります。
申し訳ないと言う源の後ろから、男の待ち合わせ相手である女の子が現れました。
その子を見て、茉裕さん?と言う源。
茉裕も警察署で見覚えがあったようで、父がお世話になって居ます、と返します。
いいからいくぞ、と茉裕に言う男に、そんなに急いで女子中学生を連れてどこに行くのかと尋ねる川合。
明らかに先ほどまでの職質と圧が違うことに男も気づきます。
名前も目的も教えてくれないあなたじゃ、と川合が言おうとすると、同級生の宮原省吾だと答える茉裕。
省吾に頭を下げさせ、今日一緒にカフェにケーキを食べに行くんだと説明します。
省吾の父も町山警察署なので父には内緒にしてほしいという茉裕の言葉で、宮原部長の息子と気づく川合。
源はそれを聞き、パトカーからの逃げ方がなんか独特だったのはそのせいかと納得します。
顔見知りの警察の人はパトカーから声を掛けて来るから、警察を見ると逃げるようになったんだと話す省吾。
川合は省吾のパーカーを見て、宮原部長はこういうパーカーとかの四隅を揃えてたためと言ったのかと言います。
その言葉を肯定するかのように、無理じゃね?と言う省吾。
しかし源はそんな省吾に厳しいかもしれないけど、と話をします。
退官した警察官が制服を返す時、悪い事をしてクビになった人間のは汚れたりほつれている。
けれど還暦まで勤め上げたり、仕事が出来る人から返された制服は手入れが行き届いた綺麗な状態で戻って来る。
身に着けるものに気を配れると、自然と自分の事にも周りの事にも気を配れる大人になる。
そう信じてお父さんたちは大事な君たちに厳しい話をするんじゃないか、と源は語りました。
誰にも言わないから気をつけて行っておいで、と子供達二人を送り出す川合と源。
その後ろ姿を見つめながら、宮原の息子が貫禄があり過ぎて20代前半かと思った、と川合は言います。
中学生には見えないよね、ビックリしたわ、と返す源。
川合はさっきまでチャック全開だった人が服装の事を語りだしたのにびっくりしたと言い返します。
その後、自宅でくつろぐ宮原に今日モジャモジャとおかっぱの警察官に声を掛けられたと話す省吾。
ちょっと変な人たちだった、と言う省吾に宮原はもしや警察官になりたくなった?と尋ねます。
やだよ、あんな変な人らの部下になりたくねえもん、と返すとだよなーと言う宮原。
例のヒョウ柄パーカーは畳まれず、きっちりハンガーに掛けられていました。
ハコヅメ195話感想
こういう形で子供世代が出て来るんですね(笑)
久しぶりの源と川合回ですが、そろそろ藤と川合もみたいですね!
次回も楽しみです!
ハコヅメ196話のネタバレはこちら!